オーストラリアGP、史上初のDRSゾーン4か所に!

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コース改修とグランドエフェクトカーに加えて、新DRSゾーンでどうレースが変わるのか?

今年は、ターン9~10の超高速コーナーでの2台追走、ターン13が注目かもしれません!

 

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いよいよ、週末に2022年F1第3戦オーストラリアGP開催が迫ってきました!

 

いつものように、国内外のサイトやSNSでいろいろF1情報をチェックしていたのですが。

こんなかなり気になるニュースが流れてました。

 

『オーストラリアGP、史上初のDRSゾーン×4か所に!』

 

もともと、抜きにくいコースで有名だったアルバート・パーク。

でも昨年、抜きやすくなるようにコース改修が実施されたはずなのに。

 

さらにこんなに大量のDRSゾーンが設置されるなんて。

いくらなんでもやり過ぎなのでは(笑)

 

これはちょっと気になるニュースなので、深堀して見てみたいと思います!

 

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コース改修の概要

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DRSゾーンの確認の前に、まずはコース改修の内容をおさらいしておきましょう。

 

オーバーテイクを増やすための施策として。

  • コース幅拡大:6か所
  • シケイン撤廃:1か所
  • コーナー延長:1か所

昨年、こんなに多くの箇所に手が入りました。

これによって、ラップタイムは1周あたり5秒ほど速くなる想定だそうです。

 

 

もっとも大きな変更点は、ターン9・10のシケイン撤廃です。

ここをストップ&ゴーせずにストレートとすることで、オーバーテイク増を狙った改修ですね。

 

他にもターン13のコーナー延長も、進入スピードが下がることで。

ブレーキング勝負のオーバーテイクが増えそうです。

 

 

ということで、今年はかなりオーバーテイクが増えそうな予感がしていたわけです。

 

 

史上初、DRSゾーン4か所!

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こちらが、新レイアウトにて発表されたDRSゾーンです。

コーナー名も、新レイアウトにあわせて変わってますね!

 

これまでも設定されていたDRSゾーンは、こちらの3か所。

  • ホームストレート
  • ターン2~3のストレート
  • ターン10~11のストレート

 

 

この3か所に、新たにこちらが追加されました。

  • ターン8~9のストレート(シケインが撤廃された箇所)

 

 

ただし1秒以内の差であるかを検知する、DRS検知ポイントについては。

  • ターン6~7の間
  • ターン12~13の間

この2か所しか設定されません。

つまり一度1秒以内の差を検知されれば、2本のストレートでDRSが使える、ということです。

 

もし1本目のストレートで追い抜きがあった場合、2本目のストレートで先行マシンがDRSを使えることになります。

こんな変な状況を心配される方も多いですよね?

 

でもメインストレートでのオーバーテイクは、これまでも少なかったですし。

新たなターン8~9までのストレートでのオーバーテイクも、たぶん無いような気がしています(笑)

 

 

「ターン9~10」、今年のマシンなら2台追走できる!?

 

ちなみにターン9~10(旧ターン11~12)って、こんな凄まじいコーナリングスピード。

あっという間にターン9を通過し、次のターン10に超高速で切り返す、見ていてとても面白いコーナーです。

 

いくらこの直前にDRSがあっても。

ここでオーバーテイクなんて、不可能だと思いませんか?

 

 

ただし、昨年までのマシン上部の空気にシビアなF1マシンでは。

このコーナーで、先行マシンの真後ろを追走することなんてできなかったでしょうが。

 

でも、今年のグランドエフェクト空力マシンなら?

ここで真後ろを追走できちゃったりするのかもしれませんよね!

 

なので管理人としては、「DRSが2回使える変な状況」の心配よりも。

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  • DRSで接近したF1マシン2台の超高速ターン9~10
  • ターン11でのオーバーテイク増加

こんな、今年のマシンならではの期待を妄想しちゃいました(笑)

 

 

これでオーバーテイクが少ないはずがない!

 

ということで、コース改修状況と、DRS設置状況を見てきましたが。

 

オーストラリアGP主催者も、今回の改修や4か所のDRS設置に自信があるのか。

SNSでもこんな感じで『More Battles』とか言って煽っています(笑)

 

 

DRSだらけでトレイン状態になる、というやや不安な要素もありますが。

管理人としては、期待していいのではないかと思っています(笑)

 

 

とにかく、F1が新しいことにトライする姿勢は応援したいと思いますので。

F1運営や主催者の、バトル増加に対する気合いが感じられるこのオーストラリアGP。

 

期待しながら、楽しみに待つこととしましょう!

 

以上、オーストラリアGPにおける史上初のDRS4か所設置についてでした!

 


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