F1デビュー戦でいきなり入賞したドライバー、その後のF1戦績はどうだった?

調べてみた
© Planet F1 Twitter
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近代F1の歴史で、デビュー戦で入賞したドライバーは角田裕毅で何人目?

その後のキャリアで、表彰台や優勝、ワールドチャンピオンになれたのは何人?

 

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昨日の記事でも書いた通り、6年ぶりにレース間隔が3週間も開いています。

なので時間もあるし、いろいろF1に関する過去のデータを調べたりしています。

 

そんな中でも、見事にデビュー戦入賞を果たした角田裕毅選手関連のデータをどうしても調べる機会が多くなっています。

これからどんなF1キャリアを築いていってくれるのか、楽しみで仕方ないですよね!

 

なので、角田選手の今後を占うべく、こんなデータを調べてみました。

『F1デビュー戦でいきなり入賞したドライバー、その後のF1戦績』

今日はこちらをご紹介したいと思います!

 

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F1デビュー戦、入賞ドライバーの一覧

No 年度 ドライバー デビュー順位
1 1989年 J.ハーバート 4位
2 1989年 J.アレジ 4位
3 1993年 E.アーバイン 6位
4 1996年 J.ヴィルヌーブ 2位
5 1999年 P.デ・ラ・ロサ 6位
6 2001年 K.ライコネン 6位
7 2002年 M.ウェバー 5位
8 2004年 T.グロック 7位
9 2005年 V.リウッツィ 8位
10 2006年 N.ロズベルグ 7位
11 2007年 L.ハミルトン 3位
12 2007年 S.ベッテル 8位
13 2008年 S.ブルデー 7位
14 2009年 S.ブエミ 7位
15 2011年 P.ディ・レスタ 10位
16 2014年 K.マグヌッセン 2位
17 2014年 D.クビアト 9位
18 2015年 F.ナッセ 5位
19 2015年 C.サインツ 9位
20 2016年 S.バンドーン 10位
21 2021年 角田裕毅 9位

(調査条件)

  • 1987年以降にデビューしたドライバーを調査
  • 2002年以前は6位まで、2003~09年は8位まで、2010年以降は10位までが入賞

 

まずは、『デビュー戦で入賞』したドライバーが過去どれくらいの居たのか、調査結果です。

年度と、デビュー戦順位がわかるようにしています。

 

ご覧の通り、『1987年以降の近代F1では、角田裕毅が21人目』、ということが解りました。

35シーズンで21人(60%)なので、思ったより多かったのでちょっとびっくりです。

 

少し深堀して見てみるとこんな感じ。

  • 6位まで入賞だった2002年までは、16シーズンで7人(43.8%)
  • 8位まで入賞だった2003~09年までは、7シーズンで7人(100%)
  • 10位まで入賞の2010年以降は、12シーズンで7人(58.3%)

 

完走率が低かったものの、入賞も6位までと狭き門だった2002年以前がもっとも少ないのは納得ですね。

2003~09年までは、程よい完走率と入賞台数だったのか毎年のようにデビュー戦入賞が発生しているのが面白いです。

10位まで入賞となった2010年以降は、一見入賞しやすくなったかと思いきや、完走率も飛躍的に上がったためちょうど全体平均程度に落ち着いたのかと思います。

 

その後の『表彰台』『優勝』『チャンピオン』実績は?

ドライバー 表彰台 優勝 チャンピオン
J.ハーバート ×
J.アレジ ×
E.アーバイン ×
J.ヴィルヌーブ
P.デ・ラ・ロサ × ×
K.ライコネン
M.ウェバー ×
T.グロック × ×
V.リウッツィ × × ×
N.ロズベルグ
L.ハミルトン
S.ベッテル
S.ブルデー × × ×
S.ブエミ × × ×
P.ディ・レスタ × × ×
K.マグヌッセン × ×
D.クビアト × × ×
F.ナッセ × × ×
C.サインツ × ×
S.バンドーン × × ×
合計人数 13名 9名 5名
獲得率 65% 45% 25%

(調査条件)

  • 1987年以降にデビューしたドライバーを調査
  • 現役のサインツは2021年バーレーンGPまでの成績

 

続いて、角田裕毅を除く『20名のデビュー戦入賞ドライバーのその後のF1戦績』です。

『表彰台』『優勝』『チャンピオン』の獲得実績を〇×で示しています。

 

なんとデビュー戦で入賞したドライバーの65%が表彰台、45%が優勝まで達成しています!

あくまで統計とはいえ、今後角田選手が日の丸を表彰台に掲げる確率は比較的高いことがわかりましたね!

特に2007年のベッテルまでを見ると、驚異の表彰台率と優勝率です。

でも逆に、S.ブルデー以降の確率が急に悪くなってるのも気になりますが(笑)

 

さすがにワールドチャンピオン獲得となると5名(25%)と少なくなりますが、それでも十分多いですよね。

そもそも1987年以降にデビューしたチャンピオンは10人ですから、半数の5名はデビュー戦で入賞していたということですね。

そう考えると、角田選手のチャンピオン獲得の夢の実現に向けては良いデータなのではないでしょうか!

 

あくまで統計データ、重要なのはこれから!

© Formula1 Twitter

『デビュー戦入賞ドライバー』の戦績を見てきました、いかがだったでしょうか。

角田選手には心強いデータでしたが、でも見てきたデータはあくまで統計データです。

これからさらに周囲を驚嘆させる結果や速さを見せていくことの方が重要になってきます。

 

F1公式サイトが実施しているパワーランキングでは5位だったように、開幕戦での角田選手の評判や各国メディアの評価は上々でした。

でもこれはつまり、これからめられる結果の期待値は、どんどん高くなっていくということを意味します。

 

そんなプレッシャーに打ち勝ち、今後もF1関係者や世界のファンに認められる走りを続けていれば、早々にトップチームへ移籍する道が見えてくるはずです。

そうすればいつか、今回調べた『表彰台』『優勝』『チャンピオン』の欄に、『〇』印が打てる日が来るはずです!

そんな日を夢見ながら、第2戦以降も引き続き応援していくこととしましょう!

 

以上、F1デビュー戦で入賞したドライバーのその後のF1戦績調査でした!

 


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