今年はDAZNが中継してくれるので、初めてプレシーズンテストを観る方も多いはず。
なのでテスト走行を楽しむポイントをご紹介します!
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いよいよ昨日から、F1プレシーズンテストの3日間が開幕しました!
ホンダ勢が幸先良いスタートを切り、メルセデスがいきなり躓く形となった初日。
この記事を書いている現在、2日目午前中のセッションが行われています。
今年からDAZNがフル中継してくれることになったので、
初めてF1公式テストをご覧になる方も多いのではないでしょうか?
レースや予選とは異なり、テスト走行なのでバトルやタイムアタックなどもありません。
淡々と周回を重ねるだけなので、良い言い方をすると『まったりと観れる』、悪い言い方をすると『なかなか動きが無い』観戦となります。
8時間/日も走行するので、観る側もレースとは観戦スタイルを変えて観る方が良いです。
管理人はこれまで数年、テスト走行は海外のサイトなどを頼りに見てきました。
なのでその経験や1日目の観戦スタイルを踏まえて、テスト走行の楽しみ方をご紹介します!
とにかく『タイムはまったく関係ない』
こちら、1日目テストのタイム結果です。
ですが、断言します。
『公式テストでは、タイムはまったく関係ない!』
搭載しているガソリン量、タイヤ選択、コースコンディションなど、その時々で大きく異なる状況のタイムとなります。
また例えば近年のメルセデスの三味線が有名ですが、敢えてタイムを出さないなんてことも過去にはしばしばあったようです。
なのでこうやって1日の結果が出たものを見て、推しドライバーやチームのタイムに一喜一憂する必要はまったくありません!
大事なことは『周回数をこなすこと』
こちらが、1日目の各チームごとの周回数です。
これも断言しますが、テストにおいてタイムよりも重要なこと。
『たっぷり周回して、しっかりデータを取ること』
昨日の例では、ギアボックストラブルなどでメルセデスが最も少ない48周しか走行できず。
かたやレッドブルは順調に139周もこなすことができました。
バーレーンでのレース周回数は57周です。
なのでレッドブルは2レース以上の距離を走行でき、メルセデスは1レース以下の距離しか走れなかったということを意味します。
これはデータ収集という意味では大きな差になりますす、
残り2日間、各チームとも1日で2レース分(114周)くらいを目標に走ってくるのではないでしょうか。
このあたりを参考に、残り2日間弱は周回数に注目して観てください!
『ながら見』で楽しみましょう!
いままさに、この記事を書きながら、横目でF1テスト中継を観ています(笑)
昨日の1日目は初日ということもあり、かなりじっくり観ていましたが。
それでも途中iPhoneでのDAZN中継に切り替えて、部屋の整理をしながら観てたりしました。
1日で8時間もの中継となります。
普段の生活もあるので、さすがにすべて観るのは厳しい方も多いと思います。
DAZNはいろんな端末で観れるのが素晴らしいところです。
なので、例えばこんな感じで。
- テレビに映して他の用事を済ませながら観る
- モバイル端末で外出先で観る
- イヤホンで実況だけを聞き、いざというシーンだけは観る
・・・などなど。
『ながら見』でF1テスト走行を存分に楽しんでみてはいかがでしょうか!
その他、テストならではのチェックポイント!
その他、レースや予選とは異なるテスト走行ならではの楽しみ方があります。
少しマニアックなものからライトなものまで様々あります(笑)
- タイヤ種類はすべて使えるので、履いているタイヤは要チェック
- マシンの挙動に注目、ドライバーが苦労していないかをチェック
- ロングランでのタイムの安定性をチェック
- 発表時と走行マシンの変化点チェック
- 各チームのチームウェア変更点をチェックする
- 移籍ドライバーや新人ドライバーの新チーム姿を堪能する
例えば『1.タイヤ』について。
1日目の角田選手のベストタイムは、ガスリーより一段階硬いC2タイヤで出したものですので、まだまだ十分に余地があることが解ります。
ちなみにF1公式ライブタイミングでは、いま履いているタイヤや周回数、これまでのタイヤ履歴などもすべてわかるのでオススメです!
ほかに『2.マシン挙動』について。
昨日の1日目を見る限り、メルセデスはあのハミルトンをしてもかなり運転に苦労しているように見えたのが驚きでした。
まぁこのチームなので、2日目以降普通にあっさり挽回してくるでしょうけど(笑)
と思っていたら、いま2日目午前中の走行でハミルトンがスピンしちゃいました、ちょっとメルセデスに暗雲ですね。
車載カメラで、ドライバーがハンドル修正しまくっていないかなどが解りやすいので、ぜひチェックしてみてください!
でもとにかく、『6.新チーム姿を堪能』ですよ!
移籍してなくても、新車で走っている姿を見ているだけでワクワクしてきますよね!
なので、ぜひ推しドライバーが映った時にはその姿を堪能してください!
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F1テスト走行の楽しみ方を見てきました。
タイムは関係ないと言いましたが、『大失敗マシン』だけはなんとなく観てて解るというか(笑)
何をどう頑張ってもタイムが出ない、マシンは常にフラフラ、なんてことがじっくり見ていると解ることもあります。
今年はそんな大失敗マシンが無いことを祈りつつ(笑)
引き続きF1公式テストを楽しむこととしましょう!