2021年F1、土曜スプリントレースをカナダ・イタリア・ブラジルの3レースで開催!?

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具体案が、まもなく投票決議のようです。

時限ノックアウト予選、みたいな黒歴史にならないと良いですが。

 

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今日もいつものように、F1ニュースを国内外のサイトでチェックしていたら、

こんな気になる記事を発見しました。

『2021年F1、3レースで土曜スプリントレースを行うことをまもなく決議』

 

土曜スプリントレース自体は、少し前からウワサになっていました。

でも具体的にどの国で、何レース行うのかなど、具体案は今回初めて出てきました。

 

これは影響大きいニュースなので、少し深堀して見てみたいと思います。

 

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2021年、カナダ・イタリア・ブラジルで試験的に実施?

© Formula1 Twitter

まずこのニュースが報じられていたサイトは、以下のRaceFans.netです。

F1's new plan for three Saturday sprint races in 2021 faces Thursday vote
Formula 1's plan to test sprint races at three rounds in 2021 involves moving qualifying sessions to Friday. A vote will...

内容をこちらの記事から引用します。

 

要約すると、およそこのようなことが書かれています。

  • 土曜スプリントレースを行うべきか、2/11(木)に決議する
  • 候補は、カナダイタリアブラジルの3レース
  • 金曜に予選を行い、スプリントレースのグリッドを決定。
  • 土曜にスプリントレース(1時間)を行い、決勝レースのグリッドを決定。
  • 日曜の決勝レースはこれまで通り
  • ポイント制度、タイヤ交換ルールは未定
  • リバースグリッドは廃案とし、それに変わる別案である。

 

うーん・・・、どうなんでしょう?

思った以上に良さげな点と、いかにも懸念になりそうな点など、入り混じっている気がします。

いろいろ思うところがあるので、良い点・悪い点を考えてみたいと思います。

 

今回の案の良いところは?

今回の案で、『おっ!?』と思う良い点もあります。

まずはポジティブに捉えれるポイントを挙げてみます。

 

F1の精神に反することはない

遅い順に上位となるリバースグリッドの形では無いため。

 

コース特性の異なる3レースでのトライ

抜きやすいコースと、抜きにくいコースで土曜スプリントレースの展開は異なると想像できるため。

 

ガチのスプリントレースが展開される

タイヤをいかに持たせるか、という近代F1のレース展開を払拭できるため。

例えば、タイヤ無交換で、決勝レースへのタイヤ持ち越し影響が無いルールであれば全力で戦うレースとなる。

 

金曜日の重要性が高まる

金曜日に公式計時セッションを設けることにより、金曜日の観客増・テレビ視聴者増が見込めるため。

 

ざっと、こんなところでしょうか。

すべてうまくいけば、こんな展開もあるかもしれません。

中でも、ガチのスプリントレースはぜひ見てみたい!

 

懸念ポイントは、土曜スプリントレースの価値次第?

逆に、容易に想像できる懸念・ネガティブなポイントを挙げてみます。

 

ポールポジションの価値が小さくなる

金曜予選で無理に上位を取る必要がないため。

 

コースにより、土曜スプリントレースで上位を取る必要が無い。

抜きやすいコースでは、無理して上位を取る必要が無いため。

 

スプリントレースがパレードラップで終わる。

決勝レースに向けてマシンを壊せないため。

 

決勝レースの価値が小さくなる

土曜スプリントレースの重要性を高めるためには、ポイント報酬を大きくする必要があるため。

 

細かいところはもっとありそうですが、ざっとこんな懸念が出てきそうですよね。

結局、土曜スプリントレースは上位となる価値が無いとただのパレードになります。

でも逆に価値を高め過ぎると、決勝レースの価値が低くなります。

 

そうなると初心者の方は特に、どれがF1レースなのかよく解らなくなってきちゃいますよね。

 

F1運営は、柔軟性と継続性のある判断を!

© Krampon F1 Twitter

ポジティブ面とネガティブ面を予想してきました。

この案は捉え方も十人十色だと思われるので、これは賛否両論巻き起こりそうですね。

皆さんはどうお考えになるでしょうか?

 

管理人としては、少なくとも今回はF1の精神に反しないですし、全レースで導入ではなく3レースで試験的に導入するところが、今までのやり方と異なり好印象です。

 

あとは土曜日のスプリントレースが、いかにガチの戦いになるようなルール作りが出来るのか

F1運営の手腕が問われるところです。

2016年には、時限式ノックアウト予選方式の全戦導入を決断したものの、不評であっという間にやめてしまった黒歴史があります(笑)

 

今回の案、3レースで試行錯誤をしながら、世界中のファンが満足する改善を行いつつ、翌年以降も無理に一気に全戦に広げない形

そんな柔軟性と継続性をもって進めてもらえれば、応援していきたいと考えています。

 

まずは2月11日、今週木曜日に行われる決議の結果に注目して、

今後もこのニュースを見守っていくことにしましょう!

 

以上、2021年のスプリントレース導入ニュースについてでした!

 

 


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