ハンガリーGPとベルギーGPの合間、ヨーロッパのF1関連施設を巡ってきました。
8日目はスペイン・マドリード、F1公式展「F1 Exhbition」訪問記です!
2023年F1第12戦ハンガリーGP・第13戦ベルギーGPを現地観戦してきました。
そしてその合間には、いろんなF1関連施設へも訪問してきました!
多くの方に現地観戦の楽しさを知ってもらいたいので、現地の情報をレポートでお届けしたいと思います!
7日目までは、なんとか現地からレポートを毎日書いていたのですが。
体力的にさすがに厳しく、8日目以降は帰国してからのレポートとなります!
今日は、現地8日目の7月26日(水)のレポートをお届けします!
会場は、ホテルから徒歩10分!
前日、航空機キャンセルトラブルに巻き込まれて。
マドリードに到着したのが0時過ぎ。
さすがに疲れ切っていたのですが、この日の目的地会場はホテルから徒歩10分。
ゆっくりモリモリと朝食を食べて、まずは元気に体力回復です(笑)
ドイツと違って、スペインは快晴!
朝食後すぐ、歩いて会場の「IFEMA MADRID」というところに向かいます。
日本で例えると、有楽町の東京国際フォーラムとか、幕張メッセみたいな感じでしょうか。
多くのホールで、いろんなイベントが実施されているようでした。
会場はどこだろうと、少し歩いてみると。
こんな大きな、「F1 Exhibition」の看板が出ていて高まってきます!
入り口がこんな感じ。
平日の水曜午前中にも関わらず、それなりにお客さんがいる印象でした。
さっそく入場しようとしたのですが。
空港の手荷物検査みたいな機械で、厳重なセキュリティチェックです。
会場内、いたるところに名言パネル!
中にはいるとこんな雰囲気、ショップもあるみたいです!
係員から「展示スペースにトイレは無いぞ」「カバンはロッカーに預けろ」と言われたので。
とりあえずトイレを探してたら、こんな名言パネルが!
会場内や、例えばこんなカフェなどにも。
あらゆる場所に、過去や現在の名ドライバーの名言パネルがあって高まってきます!
ロッカーの預け方はとてもカンタンでした。
サイズを選んで1ユーロ(約160円)払えば、自動的に表示された番号のロッカーが開きます。
身軽になったところで、さっそく会場内へ進みます!
F1 70年の歴史の振り返りから!
前日のメルセデス・ミュージアムと同様、入場時にオーディオを貸してくれます。
でも残念ながら日本語対応していないので、いまいち内容は分かりませんでした(笑)
最初の展示ゾーンがこんな感じ。
1950年からの70年以上に渡るF1の歴史を、10年単位で映像で振り返るコーナーです。
管理人がF1を見始めたのは1987年。
F1の歴史のちょうど半分を見てきたことになる、と気づかされます。
こちら、2000年代の映像ですね。
アロンソがタイトルを獲得した、栄光の歴史の映像もあれば。
こちら、1990年代の映像。
あの悲しい事故の映像も流れてたりします。
華やかな栄光の映像だけじゃなく、あまり見たくない悲しい映像も流れます。
でも、悲しい事故の教訓から安全性が高まってきたのもF1の歴史の一つです。
いきなり、いろいろ考えさせられます。
そして、2020年代。
ここまでしっかり見届けて、次の展示スペースに向かいます。
2020年イタリアGP、ガスリー初優勝マシン!
展示スペースごとにテーマが決められています。
このスペースは「F1マシン構造について」でした。
まず目に入るのは、中央にドーンと展示されているF1マシン。
2020年イタリアGP、ガスリー初優勝のマシンです!
昨年、もてぎのサンクスデーでも走行してくれたマシンです!
でもこんなに近くでまじまじと見るのは初めてなので、じっくりいろいろ観察です!
よく見ると、例えばペイントが実車と異なっている部分もある気もしましたが。
わざわざスペインまで来て、そんな野暮なチェックはしないようにしました(笑)
そしてこのガスリー車だけでなく、圧巻だったのは壁側の展示。
F1マシン構造がテーマだけに、普段目にできない内部パーツがぎっしり展示されていて。
普段は目にすることの出来ない、F1マシンの内部パーツとか。
こんなに、ゆっくりじっくり見たの初めて😍#f1jp #f1exhbition pic.twitter.com/Y9DuNTpXGd
— みんなでF1 🇭🇺🇧🇪帰国しました (@minna_de_F1) July 26, 2023
すべて写真撮ったのですが多すぎるので、とりあえず早回し動画で見てみてください(笑)
ちなみにこの展示会場は一方通行で、次のスペースに行くと戻ってこれないとのこと。
なので1時間くらい、じっくり舐めまわすように見ちゃっていました(笑)
F1の安全性向上に感謝!
そして次のスペースです、2020年バーレーンGPで炎上したグロージャンのマシンの展示です。
これには、しばらく絶句していました。
グロージャンの炎上したマシンの展示です。
よくこれで生還できたなと、とても神妙な気持ちになります。
あらためて、F1の安全性向上と、この事故の際の奇跡的な幸運に感謝です。#f1jp #f1exhbition pic.twitter.com/Wa9Wi2xRt5
— みんなでF1 🇭🇺🇧🇪帰国しました (@minna_de_F1) July 26, 2023
すぐ隣で炎上シーンの映像も流れていたし、最初に悲しい映像を見ていたこともあり。
どうしても神妙な気持ちになります。
F1の安全性について、管理人の思うところはこれまでも何度か書いてるので割愛しますが。
僕の大好きなF1というスポーツ。
- 悲しい瞬間は突然やってくる
- 100%の安全神話なんて絶対無い
- 生命をかけて戦うドライバー全員をリスペクト
この展示を見て、あらためて胸に刻んでおこうと誓いました。
アクセサリー類変化の歴史
次のスペースに向かう通路に、こんな歴代チャンピオンの銅像も展示されていました。
複数回タイトルを獲ったドライバーかと思いきや、ベッテルやハッキネンが居なかったり。
ちょっと人選がナゾな銅像でした(笑)
そして、次のスペース。
なんだこりゃ(笑)
どうやら、ヘルメットやスーツやグローブの進化。
さらに、ドライビングスタイルの変化を説明する展示のようです。
後ろから見てみると。
学校の教室、もしくは体育館での三角座りにしか見えなくて。
ちょっと内容が入ってきませんでした(笑)
圧巻は、こちらのヘルメット。
同じドライバーの年代違いも数多く展示されていて、かなりの見応えでした。
そして、レーシングスーツ。
実物だと思われるので、見ているだけで当時の記憶に想いを馳せられます。
その他にも、壁側には。
歴代ドライバーの人気投票コーナーもあって、海外でのミハエルやルイスの人気の高さが伺えます。
でも、管理人の前に投票していたこの若いカップル。
なぜか、相当古い時代のファンジオ推しだったのが意外でした(笑)
F1マシン デザイン変遷
そして次はF1マシンデザインの歴史ゾーンです、そろそろ終わりが近い雰囲気です。
展示スペースに入ると、こんな感じ。
中央に真紅のフェラーリ、壁側にF1マシン各パーツの歴史がわかる展示。
例えば、こちら。
モノコック、エンジン、ウィングなどの展示だったり。
一番面白かったのはこちら。
1994年・2008年・2022年のマクラーレン、フロントウィングの大きさ比較です。
よくイラストなどでこういうの見かけますが、実物での比較は圧巻でした!
15年ほど前のマシンが超コンパクトで、現在のマシンがいかに大きいかがとても分かりやすいです。
他にもいろいろ興味深い展示があって、ここもじっくり眺めていたので。
そろそろ空港に向かわなきゃいけない時間が迫ってきて、だんだん焦ってきました(笑)
過去・現在・未来のワクワクする映像!
そろそろ最後の展示ゾーンだろうと、次のスペースへ向かうとこんな看板が。
「画面が光るのでご注意を」的なメッセージでしょうか。
映像ルームに入るとこんな感じで、360度全面にモニタが設置されています。
そして、映像が始まります。
こんな過去のいろんな名シーンだったり。
過去から現在、そして未来へ。
ワクワクするような映像が、次々に流れてきて圧巻です!
動画も撮ったのですが、さすがに公開できないので。
言葉では伝わらないと思いますが。
「オレはやっぱりF1が好きだ! これからもずっとずっと好きだ!!!」
と叫びたくなるような、感動的な映像でした(笑)
映像ルームを出ると、オーディオを返却してこれにて展示終了。
映像も意外に長かったので、空港へ向かう時間がほんとヤバくなってきました(笑)
出口がショップと直結!
展示会場の出口はショップ内に連結されてました、映像で高まった気持ちで購買意欲も高まります(笑)
でも、とにかく時間がヤバい。
とりあえず着るか分からないけど、記念にこの展示会のロゴ入りTシャツと。
あと、2021年アブダビGP、メルセデスのトト・ウォルフ代表の無線。
「ノー・マイケル・ノー」がデザインされたマグカップだけ購入(笑)
もっと、ゆっくりショップを見たかったのですが。
空港に急がなきゃなので、これにて会場を後にしました。
F1の歴史と今後、安全性や進化の過程。
楽しくもいろいろ考えさせられる展示会で、マドリードまで行った甲斐がありました!
世界巡回展示のはずなので、これはぜひ今後日本でも開催してほしいですね!
急ぎベルギー・ブリュッセルへ!
ということで会場を後にして、急いで徒歩でホテルに戻ります。
でもそういえば、マドリードでF1開催のウワサがあったなぁと思い出して。
その際は、この会場「IFEMA MADRID」付近の公道コースらしいので。
もしかしてこの辺りがメインストレートなのかな、とか写真を撮ったりしてさらに時間が無くなり(笑)
ホテルでスーツケースを受け取り、急いで地下鉄へ。
ヨーロッパ滞在4ヶ国目にして、初めて自動改札の駅に遭遇です。
時間が無くて、事前調べも良く出来ないままだったのですが。
どうやらスペインでの初回乗車には、ICカードを購入しなきゃいけないらしく。
右側の券売機を適当にいじっていたら、なんとか購入出来て無事に乗車。
スペインの地下鉄ちょっとビビってたのですが、明るい良い雰囲気の車内でした。
そして、なんとか空港にギリギリ辿り着いて。
前日・前々日と違い、今回は定刻通りにちゃんと飛んでくれました(笑)
ちょっとだけブリュッセル観光!
スペイン滞在時間わずか16時間、そんなこんなで5ヶ国目のベルギーに到着。
空港に着いたのが20時30分頃、この段階でなんとまだ当日の宿を取っていなかったので(笑)
ブリュッセル南駅に向けて鉄道で移動しながら、booking.comで宿も予約です。
ちなみにベルギーは、この空港駅だけ自動改札でした。
そして、ブリュッセル南駅に到着。
気のせいかもしれませんが、21時30分過ぎの割にはちょっと暗くて怖い雰囲気の駅でした。
そして、そこから徒歩10分ほどの22時前。
電車の中で、適当に予約した宿に到着です(笑)
さすがにクタクタで、シャワーだけ浴びて寝ようかと思ったのですが。
歩いて15分ほどなので、とりあえず小便小僧を見に行ってきました。
アップの写真で見ると、大きな小僧っぽいですが。
こんな感じで、街中に突如あらわれる小さなかわいい小僧です(笑)
そしてさらに、小便小僧から歩いてすぐ。
世界遺産グラン・プラスです、めっちゃキレイです!
ここにはGODIVA本店があるので、奥さんへのお土産を買いたかったのですが。
もう23時過ぎてたので閉店してました、そりゃそうですね(笑)
ここベルギー・ブリュッセルって、実は管理人が2008年に初めて海外旅行で訪れた地なんです。
当時はただツアーに付いていくだけでしたが、一人で来れるようになった成長を実感したかったので。
疲れてるし眠かったけど、無理して観光地まで来ちゃったんですよね(笑)
でも眠い前に、朝ごはんから何も食べてないことに気付いたので。
マクドナルドでもバーガーキングでもない、良く分からないファーストフード店へ。
ちなみに、お値段8ユーロ(約1300円)でした。
食べ終わったのが23時30分頃。
帰り道では、念のため夜店みたいな催しをやってる安全そうな道を選んで。
ホテルに戻ったのが0時ごろ、これにて水曜日の予定も無事終了となりました。
その後はシャワーだけ浴びて、倒れるように寝たのは言うまでもありません(笑)
ということで、以上が水曜日のレポートとなります。
ほかTwitterでもいろいろ発信していたので、そちらもぜひチェックしてみてください!
ハンガリーGPとベルギーGPの合間の3日間、ヨーロッパ周遊のF1関連施設巡りもこれにて無事終了となりました。
でも飛行機トラブルと無茶な旅程ですっかり体力も尽き、このあたりで現地からのレポート記事公開は諦めちゃいました(笑)
この後は、いよいよベルギーGP開催地のスパ・フランコルシャン編です。
もう帰国後のレポート公開にはなりますが、徐々に公開していきますので。
ぜひご覧いただければと思います!
以上、【8日目】ハンガリーGP・ベルギーGP 現地観戦レポートでした!