終盤3戦でのスプリント開催と、土曜にレース実施のラスベガスGP開催により。
日曜日ではなく、土曜日にタイトル決定となるシーズンになるかもしれません!
今年のF1で達成されそうな珍記録を調べています。
どうでもいい記録が多いのですが(笑)
2023年シーズンオフにいくつか不定期連載でご紹介しています。
- 第1回:『史上初 アジア人ドライバーのトリプル入賞なるか』
- 第2回:『次レースまでの間隔が4週間、これって何年ぶり?』
- 第3回:『チームメイトにタイトルを獲られちゃった回数』
- 第4回:『アロンソとストロール、年齢差が最も大きいチームメイト』
そして、本日第5回はこちらです。
『2023年、もしかしたら土曜日にタイトルが決定しちゃうかも?』
実は昨年も、同じテーマで調べたことがあるんですが。
今年のF1スプリント実施とレースカレンダーを鑑みると。
昨年よりも、土曜日にタイトルが確定する可能性が何倍も高いはずです!
一体なんでそんな事態になる可能性が高いのか?
さっそくチェックしておくことにしましょう!
理由①:シーズン終盤に増えたF1スプリント
まず一つ目の理由。
「土曜日に開催されるF1スプリント、シーズン終盤に多く開催されるため」
2023年にF1スプリントが開催されるのは、昨年より3つ増えてこの6レースです。
- 第4戦 アゼルバイジャンGP
- 第10戦 オーストリアGP
- 第13戦 ベルギーGP
- 第18戦 カタールGP
- 第19戦 アメリカGP
- 第21戦 ブラジルGP
2023年シーズンは全23戦ですが、第18戦以降のシーズン終盤に3戦も組み込まれています。
これによって、「土曜のF1スプリントで、チャンピオンが決定」という事態が起こりやすくなったはずです。
理由②:ラスベガスGPは決勝が土曜日
続いて、2つ目の理由。
「第22戦ラスベガスGP、変則日程で土曜が決勝レースのため」
今年初開催となる、ラスベガスGP。
特別感を演出するためでしょうか、変則日程で開催されるため決勝レースが土曜日となります。
そのラスベガスGP、開催時期はこれまた終盤の第22戦なんです。
なのでタイトル決定戦となる可能性、大いにあり得ますよね!
時差の関係で、日本時間では日曜日の昼なのであまり違和感ないかもしれませんが。
ラスベガスGPでタイトルが決まれば、土曜日にタイトルが決定するということを意味します。
終盤6戦のうち、4戦が土曜にポイント付与!
見てきた2つの理由から、2023年シーズンの終盤6戦はこんな感じになります。
メキシコGP・アブダビGPを除く4戦で。
ポイントが付与されるスプリントやレースが土曜日に開催されるため、タイトル決定の可能性が高そうなことが分かりますよね!
まぁ、だから何なんだって話ですが(笑)
でもタイトル決定シーンは、やっぱりレースで見たいなと思うファンの方も多いと思うので。
ラスベガスGPはともかく、F1スプリントでは決まらないで欲しいなぁ、と管理人としては思っています。
日曜以外のタイトル決定、36年ぶりの珍記録!
管理人がF1を見始めた、1987年以降。
日曜以外でタイトルが決定したシーズンは、たった1度『1987年』のみです。
1987年日本GP、管理人が初めてテレビで見たF1レースです。
ピケとマンセルによる熾烈なタイトル争いの白熱のレースとなるはずが、金曜日にマンセルがS字で大クラッシュ。
結果、マンセルはレース欠場を余儀なくされて。
この時点で、ピケのタイトル獲得が決定しました。
きっと当時の鈴鹿に集まったF1ファンは、ウィリアムズ・ホンダ勢のタイトルを賭けた白熱のレースを日曜日に見たかったはずで。
少し物足りなかったのではないかと想像します。
クラッシュ欠場によるタイトル決定と、今年のF1スプリント開催等による理由とでは状況はまったく異なりますが。
やっぱりタイトル決定は決勝レースで観たいと管理人は思いますが、皆さんはどう感じますか?
とにかく今年シーズン終盤に、土曜にポイント付与される機会が多いため。
36年ぶりに日曜以外のタイトル決定シーンが見られることになる可能性があります。
果たして、そんな珍記録が今年達成されるのか?
ぜひそんな観点からも、シーズン終盤のF1スプリントやラスベガスGPを楽しむこととしましょう!
以上、2023年は土曜日にタイトル決定の可能性が高いシーズンでした!