2007年、佐藤琢磨がアロンソをオーバーテイクするシーンが忘れられません。
15年を経て、同じ22番の角田裕毅とのバトルが見られるかもですね!
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今週は連戦なので、もう明後日からF1第9戦カナダGPが始まりますね!
コロナ禍による中止が続いたため、2019年以来3年ぶりの開催となります。
歴史あるカナダGP、波乱が起きたレースも多いです。
なので古くからのファンの皆さんは、それぞれいろんな思い出があると思います。
きっと、そんな中でも。
『2007年カナダGP、スーパーアグリの佐藤琢磨がアロンソをオーバーテイク!』
このシーンを思い出される方、とても多いのではないでしょうか。
もう15年も前なので、若いファンの方は当時のことを知らない方も多いと思います。
ということで今日は、この歴史に残るオーバーテイクを振り返っておきたいと思います!
前年チャンピオンのアロンソをオーバーテイク!
こちらが、その伝説のオーバーテイク動画です。
初めて見る方も、久しぶりに見る方も、とにかく見てみてください(笑)
いやぁ、何度見ても感動するし、泣けてきますよね!
何が凄いのかというと。
アロンソは当時の最年少王者で、前年に皇帝ミハエル・シューマッハを倒して2度目のタイトルを獲得。
そしてチームは、この年コンストラクターズ選手権を独走するマクラーレン。
対して佐藤琢磨のチームは、前年設立されたばかりのスーパーアグリ。
残念ながら、戦力差は歴然の状況だったはずなんです。
細かいことを言うと、タイヤ交換のタイミングが佐藤琢磨に有利だったこともありますが。
でもこれだけのマシン戦力差と、当時はDRSなんて無いので、簡単にオーバーテイクが出来る訳がありません。
そんな中での、アウトから力技で抜いていくこの華麗なオーバーテイク!
見事に、チーム最上位となる6位フィニッシュを達成します。
早朝のリアルタイム視聴だったのですが、ほんとに近所迷惑になるくらい思いっきり叫んでいました(笑)
佐藤琢磨選手のというよりは、日本のF1史に燦然と輝くオーバーテイクだったと今でも思っています!
佐藤琢磨、当時のカーナンバーは「22」
その佐藤琢磨選手、この当時のカーナンバーは「22」。
そう、今の角田裕毅選手と同じ番号だったんですよ!
そして琢磨選手にオーバーテイクされたアロンソが、まだF1で現役。
今年はその角田選手と、何度もバトルを演じていますよね。
15年の時を経て、同じカーナンバー22の日本人ドライバーがカナダGPでアロンソと対決するなんて。
あぁ、なんだかこれは因縁を感じますよね!
(管理人だけかな?笑)
カナダGPのカーナンバー「22」は縁起がいい?
あ、そういえばずいぶん前に。
F1史上で誰がカーナンバー「22」をもっとも多く付けたか、を調べたことがあります。
ミスターカーナンバー22は、あのアンドレア・デ・チェザリスです。
若い方はご存知無いでしょうが、一部で「壊し屋」なんて呼ばれていたドライバーです。
それが、1989年のカナダGPにおいて。
雨で波乱となり、完走たった8台のサバイバルレースを見事に生き残り3位表彰台を獲得!
この時ももちろん、カーナンバーは「22」でした!
これは、「カナダGP」と「カーナンバー22」って。
もしかしたら、相性がとっても良いのかもしれません(笑)
琢磨と同じ場所で、アロンソを抜いて欲しい!
ということで、カナダGP・カーナンバー22・アロンソの因縁を見てきました。
前回のアゼルバイジャンGPでは、アロンソは直線がとても速く好調なところを見せていたので。
カナダGPで角田裕毅選手とバトルになる可能性は、十分あり得ますよね!
もし佐藤琢磨選手と同じ最終シケインで、角田裕毅選手がアロンソをぶち抜く展開になったら?
また早朝に、近所迷惑を考えずに絶叫して悶絶してると思います(笑)
果たして15年の時を経て、そんな因縁のバトルを見せてくれるのか?
カナダGPは、角田選手とアロンソのバトルにも注目して楽しむこととしましょう!
以上、2007年カナダGPからの因縁についてでした!