フリー走行とはいえ、モナコGPに続きまたもマックスを上回ったペレス。
2008年のフェリペ・マッサのように、これはいよいよ本当に下剋上が見られるかもしれませんね!
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2022年F1第8戦アゼルバイジャンGP、金曜フリー走行が終了して。
このあと、土曜フリー走行と予選です!
フリー走行では、じっくりと中継画面とタイム推移を見ていました。
金曜日から早くも、レッドブルとフェラーリがハイレベルな互角の戦い繰り広げています。
そんな中で、目立っていたのがセルジオ・ペレス。
アゼルバイジャンGPをもっとも得意としていることを事前に取り上げていましたが。
金曜から予想以上の大活躍ぶりに、なんだかペレス覚醒の予感がしてきました(笑)
さっそくどんな状況だったのか、金曜フリー走行の状況を振り返っておきましょう!
ペレス、2回ともマックスを上回る!
まずフリー走行1回目、トップに立ったのがそのペレスでした。
チームメイトのマックスは3位で、モナコGPに引き続きマックスを上回ってきました。
そして、フリー走行2回目。
惜しくもトップタイムとはならなかったものの。
ここでも、ペレスがマックスを上回る2位となりました。
これでモナコGP金曜フリー走行から、7セッション連続でペレスがマックスを上回ってます!
あくまでフリー走行の結果だとはいえ。
マックスがこんなに連続でチームメイトより順位が下なんて、記憶にありません。
2年契約延長、モナコGP優勝、そして得意のアゼルバイジャンGP。
いよいよペレスが、本格的に覚醒して牙を剥いてきたのかもしれませんね!
フェラーリとがっぷり四つの戦いへ!
フリー走行2回目で、そのレッドブル勢を上回ってきたのがフェラーリのルクレール。
モナコGPが最悪な結果だっただけに、もう負けられませんよね!
かたや少し心配なのが、チームメイトのサインツ。
フリー走行1回目も2回目もポーポイジング現象が酷かったためか、少し元気のない結果となっています。
管理人が、ラップタイミングでタイムを追っていた限りでは。
フェラーリとレッドブルは、ほぼ互角のペースのように見えました。
このアゼルバイジャンGPでも、ハイレベルな2チームのバトルが観られそうです。
願わくばサインツもペレスのように復調してもらって、4人のドライバーによるがっぷり四つの戦いになるとますます面白そうですよね!
好調アロンソには注意が必要!
予選予想
レース予想
管理人の目によるラップタイム分析なんて、アテにならないので(笑)
金曜日のフリー走行終了後に毎回、F1公式サイトが発表してくれるペース予想グラフを見ておきみましょう。
結果はご覧の通り、やはりフェラーリとレッドブルがハイレベルで他チームを圧倒していますね!
公式の予想では、今回は予選も決勝もフェラーリの方が上位となっています。
ただしその差は、予選で0.09秒、決勝で0.02秒なのでほとんど無いに等しいですね!
今回面白いのは、予選での3番手チームがアルピーヌであること。
というか、アルピーヌというよりアロンソですよね(笑)
フリー走行2回目ではサインツを上回り、上位2チームに割って入ったアロンソ。
今回やけにストレートが速そうなので、これは決勝レースで前に行かれると厄介な存在になりそうです。
フェラーリ勢やレッドブル勢にとっては、アロンソに予選やスタートで前に行かれるととても厄介なことになりそうなので。
そのあたりにも注目して、予選と決勝を楽しみましょう!
覚醒ペレス、2008年マッサのように下剋上なるか?
ということで、上位チームの初日フリー走行状況を見てきました。
注目のペレス、F1公式でのインタビューでは。
「タイトルを狙う良い機会が来たかもしれないね」
なんて力強いコメントもしてくれています。
管理人個人的には、この雰囲気はなんだか2008年を思い出します。
前年2007年にタイトルを獲ったライコネンと、翌年も引き続きチームメイトだったマッサ。
マッサは2008年もライコネンのサポート役かと思われましたが。
得意のトルコGPでライコネンよりも先に2勝目を挙げると、シーズン中盤に入る頃に立場が逆転。
マッサが最終戦までタイトル争いを繰り広げ、ライコネンがまさかのサポート役に回るという下剋上のシーズンでした。
この2008年のマッサのように。
ペレスが得意のアゼルバイジャンGPで2勝目を挙げて・・・みたいな展開になると面白いかもですよね!
とにもかくにも今回は、ペレスの覚醒が本物かどうか予選から大注目です!
果たして、またフリー走行3回目や予選でマックスを上回ってくるのか?
今週末はペレスの走りに注目して、このあとの予選・決勝を楽しむことにしましょう!
以上、アゼルバイジャンGPフリー走行の状況についてでした!