レッドブルとホンダ、ベルギーGPで節目の50戦目を迎えます!
昨年のアルファタウリの優勝は記憶に新しいですが、他はどんな結果だったかを調べてみました!
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やっと、ようやく長かったF1の夏休みが終わります!
いよいよ、明日から2021年F1第12戦ベルギーGPの開幕です!
日本のファンにとって、気になるのはレッドブル・ホンダの巻き返しなるか、ですよね!
そのレッドブル・ホンダですが、タッグを組んでから今回のベルギーGPで節目の50戦目となります!
昨年、同じく50戦目だったアルファタウリ・ホンダは見事に優勝しましたし。
同じように、レッドブル・ホンダにも期待しちゃいますよね!
そんなことを思っていたら、またふと、こんな疑問が頭に湧いてきました。
『ホンダエンジン搭載チームの50戦目、これまではどんな結果だったんだ!?』
うーん、あんまり考えたことも無かったので想像もつきません(笑)
さっそく、調べてみることにしました!
ホンダエンジン搭載チームの50戦目
チーム | 50戦目 | ドライバー | 予選 | 決勝 |
---|---|---|---|---|
アルファタウリ (トロ・ロッソ) |
2020年 イタリアGP |
P.ガスリー | 10位 | 優勝 |
D.クビアト | 11位 | 9位 | ||
ホンダ | 2006年 イタリアGP |
J.バトン | 5位 | 5位 |
R.バリチェロ | 8位 | 6位 | ||
B.A.R | 2002年 アメリカGP |
J.ビルヌーヴ | 7位 | 6位 |
O.パニス | 12位 | 12位 | ||
マクラーレン | 1991年 ブラジルGP |
A.セナ | PP | 優勝 |
G.ベルガー | 4位 | 3位 | ||
ウィリアムズ | 1987年 ブラジルGP |
N.ピケ | 2位 | 2位 |
N.マンセル | PP | 6位 |
(調査条件)
- 50戦以上、ホンダと組んだF1チームが対象
- コンストラクターとしてのホンダも含めます
まず、ホンダエンジンを搭載して50戦目を迎えたチームがこれまでどれくらいあったのか?
結果は、こちらの5チームでした。
例えば、スーパーアグリやジョーダン、ロータスやティレルなど。
かつて多くの日本人ドライバーが所属し馴染みの深いチームは、50戦に満たないことが分かりますね。
そしてこの5チームの、50戦目の成績を見てみましょう。
優勝×2回、ポールポジション×2回と言う結果でした。
両方とも確率40%だし、これはまずますの結果なのではないでしょうか!
でも、第2期ホンダが強かっただけのような気もしますけど(笑)
優勝2回とも、表彰台での涙が印象的なレース!
1991年ブラジルGP
2020年イタリアGP
よく見てみると、ホンダエンジン50戦目の2回の優勝って。
セナやガスリーが表彰台で歓喜の涙を流した、どちらも印象的で歴史に残る優勝ですよね!
どうしても勝てなかった母国ブラジルGPでついに初勝利し、国旗すら重くて持てないセナ。
そんな中でトロフィーを持ち上げた姿は、たぶん生涯忘れられない感動的なシーンです。
また、それまでの不運や苦労が報われ、ついに初勝利を掴んだガスリーの姿もとても印象的。
このレースがきっかけでガスリーのファンになったり、F1自体をさらに好きになった方も多いのではないでしょうか。
レッドブルとの50戦目も、期待しましょう!
ということで、今回のベルギーGPがレッドブル・ホンダとして50戦目の節目なので。
ホンダの田辺TDもこんなコメントを出してくれています。
ほんとにこの通りで。
2015~17年の暗黒時代を経て、もしレッドブルグループがホンダを搭載してなければ。
何の結果も出せないまま、ホンダはF1から撤退となっていたと思います。
また、レッドブルチームも、こんな感じで。
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日本語混じりで、日の丸を模したデザインの50戦記念ロゴをSNSにアップしてくれています。
これは日本のファンには嬉しいですよね!
フェルスタッペンにとっては、このベルギーGPはタイトル争いの正念場となるレース。
セナやガスリーのように、涙を流すようなシチュエーションとまではいかないでしょうけど(笑)
悪い流れを払拭するには、ホンダエンジン50戦目というのはゲンが良いのではないでしょうか!
50戦目となるレッドブル・ホンダ、果たしてどんなレースを魅せてくれるのか?
ぜひこんな視点から、まもなく開幕するベルギーGPを楽しむこととしましょう!
以上、ホンダエンジン搭載F1チームの50戦目の調査でした!