2023年はアメリカで3回もF1開催、アメリカ人のローガン・サージェントは1シーズンで母国GPを3回経験します。
もしかしてこれって、F1史上初なのでは?
このシーズンオフ、2023年のF1シーズンで達成されそうな珍記録をいくつか調べてきました。
不定期連載でこれまで6回ご紹介しています。
- 第1回:『史上初 アジア人ドライバーのトリプル入賞なるか?』
- 第2回:『次レースまでの間隔が4週間、これって何年ぶり?』
- 第3回:『チームメイトにタイトルを獲られちゃった回数』
- 第4回:『アロンソとストロール、年齢差が最も大きいチームメイト』
- 第5回:『2023年、土曜日にタイトルが決定しちゃうかも?』
- 第6回:『アロンソ、異なる4チームでの優勝達成なるか?』
本日、第7回はこちらです。
『サージェント、1シーズンで母国GP×3回参戦なるか?』
8年ぶりのアメリカ人ドライバーとして、ウィリアムズからデビューするローガン・サージェント。
そして2023年はアメリカで3回もF1が開催されます。
無事に出走できれば、サージェントは1シーズンで3回も母国GPを経験することになります。
これって、F1の歴史で初めての記録なのでは?
気になったので、開幕前に調べてみることにしました!
同一国での1シーズン3回開催一覧
年度 | 国 | Rd. | GP | サーキット |
---|---|---|---|---|
2023 | アメリカ | 5 | マイアミ | マイアミ |
19 | アメリカ | COTA | ||
22 | ラスベガス | ラスベガス | ||
2020 | イタリア | 8 | イタリア | モンツァ |
9 | トスカーナ | ムジェロ | ||
13 | エミリア・ロマーニャ | イモラ | ||
1982 | アメリカ | 3 | アメリカ西 | ロングビーチ |
7 | アメリカ東 | デトロイト | ||
16 | アメリカ | ラスベガス |
まずは、「同一国において、1シーズンで3回F1開催」のシーズンを調べてみました。
3回も開催されたことなんて、今年と大昔のアメリカくらいだろう、と思っていたのですが。
調べてみて思い出しましたが、つい最近の2020年も新型コロナ影響でイタリアで3回開催されてましたね(笑)
ということで。
- 2020年フル参戦のイタリア人ドライバー
- 1982年フル参戦のアメリカ人ドライバー
該当ドライバーが居れば、今年のサージェントと同じく。
「1シーズンで3回、母国GPを経験したドライバー」ということですね。
うーん、調べなくてももう思い浮かんじゃいました(笑)
1シーズンで3回、母国GPを経験したドライバー
2020年 A.ジョビナッツィ(イタリア)
まずは、2020年イタリア人はジョビナッツィが達成してましたよね!
こんな最近居たのに調べるまで気づかなかったなんて、ジョビナッツィさんごめんなさい(笑)
ちなみに、このシーズンの3回の母国GPの結果はというと。
それぞれ「16位」「リタイア」「10位」と入賞1回、少し微妙な成績に終わりました。
1982年 E.チーバー(アメリカ)
そして、1982年アメリカ人はエディ・チーバーです。
オールドファンにはお馴染みの、いぶし銀の走りの良いドライバーでしたよね!
このシーズンの3回の母国GP。
レース結果は「リタイア」「2位」「3位」と2度の表彰台を獲得しています!
当時は管理人はF1を見ていませんでしたが、地元ドライバーの活躍にさぞや盛り上がったことだと思います。
ちなみに1982年は、もう一人アメリカ人でマリオ・アンドレッティもスポット参戦していました。
でもアメリカ東GPには参戦していなかったので、カウント対象外になってしまいました。
史上3人目のサージェント、応援しましょう!
ということで、「1シーズンで母国GP×3回参戦」について。
サージェントがF1史上初かと思って調べてみたら、史上3人目ということが分かりました!
それでも十分珍しい記録ですが、だから何って記録でもありますよね(笑)
でもこのところのアメリカでのF1人気、母国ドライバーの活躍があればさらに盛り上がるのは間違いありません。
なので今年デビューするサージェント、特に3回の母国GPでの活躍には注目したいところです。
でもその前に、まずルーキーとしてどんなレースを見せてくれるのかを要チェックなので。
まもなく始まる2023年開幕戦、ぜひサージェントにも注目して楽しむこととしましょう!
以上、「1シーズンに母国GP×3回」経験ドライバーについてでした!