【2026年 F1日本GP鈴鹿】G席 詳細ガイド

鈴鹿 観戦席ガイド
© みんなでFトモ
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鈴鹿サーキット全20観戦席ごとに、F1走行ビューやオススメ席、視界を遮る金網・電柱などの詳細情報をレビューします。

第5回は、立体交差と130Rの異なる眺めを楽しめるG席です!

 


当サイトでは2022年から毎年、鈴鹿サーキット全観戦席の詳細ガイドを公開しています。

 

レビュー内容は全席共通、2026年版の全20観戦席まとめページはこちらです。

【2026年 F1日本GP鈴鹿】全観戦席ガイド
鈴鹿サーキット全20観戦席、F1マシン走行ビューや金網・電柱視界などの詳細情報のまとめページです。すべて2026年の変更に合わせ更新しますので、ぜひチケット購入時・観戦時の参考にしてください!当サイトでご好評をいただいている、鈴鹿サーキット...

ポータルサイトとして、ぜひブックマークなどしてご利用ください!

 

おかげさまで、毎年多くのF1ファンの皆様にご覧頂いています。

このガイドきっかけで、鈴鹿サーキットさんのお手伝いもさせていただけるまでになりました!

 

2026年版も、より多くのF1ファンの皆様のお役に立ちたいと思っています!

では第5回は、立体交差に位置して異なる眺めが楽しめるG席のレビューを進めます!

 

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G席:F1マシン走行ビュー

 

まずこちら、G席の2026年版F1走行シーン動画集です。

  • G席からの観戦ビュー(G-1 常設席/G-2 常設席/G-3 仮設席/G-4 仮設席/G-5 仮設席)
  • 収録年度:2025年/2023年

 

実際の観戦視界に近くなるよう、なるべく高倍率ズームを使わず等倍で撮った動画を掲載しています。

 

2026年版動画、ほかの席ではブロックや列番号などを明記しているのですが。

G席についてはこれまで自由席だったことや、仮設席のため設置位置が変わり眺めが変わる可能性があるので明記していません。

 

コースの眺めの参考としてだけでなく、全てF1開催中の実際の走行動画なので。

  • F1の速さでの目視可能時間
  • 大勢の観客の頭や体の視界影響

などもご参考にしていただけると思います。

 

高速で130Rを一瞬で駆け抜けるシーンもあれば、立体交差で1周で2度走行を楽しめるシーンなどもありますので。

まずはG席での実際の走行シーンをご覧になって、気になるエリアやイメージの全体像を掴んでみてください!

 

 

 

G席:概要

画像提供:鈴鹿サーキット

G席は、5つの観戦席に分類されています。

 

大きくは、以下2つのエリアに分類することができます。

  1. 立体交差側:G-2 常設席/G-5 仮設席
  2. 130R側:G-1 常設席/G-3 仮設席/G-4 仮設席

なんだか数字が入れ子になっていて、とてもややこしいですよね(笑)

 

コース進行方向に沿って、「立体交差側」「130R側」の順でご紹介した方がわかりやすいと思ってるので。

本ガイドでは、この順でこの後はご紹介していきます。

 

立体交差側の席では、多くの席から1周で2度の走行が楽しめるビュー。

130R側の席では、超高速でコーナーを駆け抜ける走行ビューが楽しめます。

 

それぞれ、チケット料金は以下となります。

 

立体交差側
  • G-2 常設席:22,000円
  • G-5 仮設席:28,000円

 

130R側
  • G-1 常設席:25,000円
  • G-3 仮設席:31,000円
  • G-4 仮設席:35,000円

 

どちらのエリアも、前方に「常設席」・後方に「仮設席」という構成になります。

広範囲視界が期待できる後方席ほど高額なのは、他の観戦席と同じ傾向です。

 

130R側の3席については、2025年から継続で指定席設定です。

料金については値上げはなくお値段据え置きとなっています、これは嬉しいですね!

 

 

 

G席:2025年からの変更点

立体交差側 指定席化(G-2 常設席/G-5 仮設席)

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まずもっとも大きい変更点として、立体交差側の2席が指定席化されます!

 

こちら2023年に指定席化されたことがありましたので、新設というよりは復活という方がいいかもしれません。

詳しい眺めや特徴などは、後ほどご説明します!

 

 

 

G-4 仮設席の増設

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座席表を眺めていたら、E席に続きまたさりげない増設を発見しました(笑)

 

G-4仮設席、昨年までは全18列の仮設スタンドでしたが。

数えてみたら、なんと10列630席分の増設となってます!

 

ちなみに似た列数のスタンドでは、B2-2席が最大22列、C席が最大31列だったりします。

常設スタンドと仮設席で単純比較はできませんが、28列スタンドのインパクトがお分かりいただけると思います!

 

 

こうなると気になるのは、「最後列28列目からデグナーは見えるのか?」です!

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15列目から撮った写真があったのですが、全28列となるとここからさらにほぼ倍の13列後方です。

凄まじい高さになるはずですが、デグナー2つ目は巨大な丘に阻まれて中段席と変わらない眺めと予想できます。

 

 

でも、デグナー1つ目については。

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15列目からでも、デグナー①のアウト側の縁石が確認できるので。

最後列の28列目となると、もしかしてもしかしたら、少しだけデグナー①を走行するF1マシンが見えるかもですね!

 

とはいえこの辺り一帯は丘になっているので、見えても一瞬だけでキレイには見えないと思います。

でもデグナー①が見える席はごく限られているので、これは貴重かもです。

 

スタンドの位置や角度・高さに依存するので、こればかりは実際に見てみないとわかりません。

2026年観戦時には、必ずチェックしてこようと思います!

 

 

 

G席:特長

立体交差側
G-2 常設席

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G-5 仮設席

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(立体交差側 主な特長)

  • 130R進入とデグナー立ち上がり、1周で2回同じマシンを観戦できるエリア。
  • 両視界とも通過速度はとても速いので、可視時間は意外に短い
  • デグナー立ち上がりはレコードラインが外側なので、金網被りの無い場所も多い
  • 130R進入側では、オーバーテイクはそこそこ期待できる
  • 下段のG-2からヘアピン側はまったく観えない、立ち上がりの音だけ聴こえる
  • G-5最上段付近は、スプーンへ向かうF1マシンが見えてそこそこ広範囲視界

 

 

 

130R側
G-1 常設席

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G-3 仮設席

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G-4 仮設席

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(130R側 主な特長)

  • 最高速度でのコーナリングを堪能できる、見える範囲は3席とも大差なし。
  • 2003年の130R改修以降、F1マシンにとってはほぼストレート扱い
  • 通過速度はかなり速く、可視時間は1.5秒~2秒とかなり短い
  • オーバーテイクが完了してから130Rに進入してくる想定なので、追い抜き自体は観れない可能性が高い
  • 下段のG-1はすべての席が金網被りの視界となるが、コースに近い分迫力度は増す
  • 上段のG-3/G-4の多くの席は、金網被りなく観戦できる。
  • G-3/G-4からはNIPPOコーナーが、G-4からはデグナー2つ目がほんの少し見える。

 

 

言葉で書くと、やっぱりわかりづらいですね(笑)

可視時間や近隣のコーナーがどこまで見れるかなど、動画で分かるようにしていますので。

 

これら情報を踏まえて、ぜひそれぞれのエリアの観戦ビューをYouTube動画でチェックしてみてください!

 

 

 

G席:オススメ席

いろいろあるG席、結局オススメは?

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常設と仮設で大きく眺めも変わらないし、結局、G席の中でどれを選べばいいかわからないですよね(笑)

 

なのであくまで一例で、もし管理人が選ぶのであれば。

管理人なら、『G-5仮設席 最上段』一択ですね。

 

以下、おもな理由です。

  • G席の中では、F1マシン可視時間がもっとも長い
  • 目の前のデグナー立ち上がりは、金網が被らない視界
  • 最上段でも、それなりにコースから近く迫力もある
  • G席の中では、コスパ・視界・迫力のバランスが良い
  • 鈴鹿サーキットならではの、世界で唯一の立体交差を楽しめる

 

 

130R側は迫力度は高いですが、ほぼ目の前しか観えずF1マシンは超高速で一瞬で通過していきます。

対して立体交差側は、G席の中ではそれなりに広範囲に長くF1マシンを観ることができます。

 

ただし、このあたりは好みや観戦スタイルに依存してくると思います。

管理人のように、極度の金網嫌いと広範囲視界が好みな方にオススメです。

 

なのでご自身のお好みにあわせて、あくまで参考情報として捉えてください!

 

 

 

130Rの大迫力を体感するには?

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できるだけ130R側のブロックで観戦することをオススメします!

(主な理由)

  • 130R側ほどイン側を走行するため
  • 芝生の範囲がシケイン側に行くほど広いため。

 

 

G席130R側の特長は、「超高速130Rの一瞬の大迫力を楽しむ」観客席であると思っています。

その特長をもっとも感じるには、できるだけ130R側ブロックが良いと思っています。

 

 

参考にこちら、G-1常設席のもっとも130R側「Mブロックで観戦した際の写真です。

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芝生も狭くイン側を走行しているので、これくらい近いです!

 

 

でも同じG-1常設席でも、真逆のシケイン側「Bブロックの席だと。

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アウト側を走行するし芝生もやや広いしで、マシンまで少し遠く感じるのがわかるかと思います。

 

また、上段G-4仮設席の130R側ブロック「ALブロック 各列15番」の最端席からは。

手すり越しに西ストレート後半も見えるはずなので、やはり130R側ブロックがオススメです。

 

 

でも誤解のないように、シケイン側がダメという訳ではなくこのあたりは好みの問題だと思います。

 

例えばF1マシンを前方方向から観たい場合は、シケイン側の方が良くて。

130R側からはF1マシンの後ろ姿がメインの観戦となります、このあたりも動画でご確認ください。

 

 

あくまで「至近距離での迫力」という観点でのオススメ、となりますので。

ご自身の好みや観戦スタイルがマッチするようなら、ぜひこのオススメ席での観戦をご検討ください!

 

 

 

G席:総合評価

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では最後に、G席を全席共通の5つの軸で総合評価したいと思います!

 

快適性
  • グランドスタンドからの距離は遠い(徒歩約20分)
  • すぐ裏手に、130Rオアシスがあるので食事やトイレは困らない
  • ただし、近隣のH席の観客も含めて130Rオアシスはやや混雑気味
  • さらに「630席増設」と「近隣のP席新設」による、混雑影響は未知数

などの理由で、星2つとしました。

 

視界
  • 立体交差側席は、視界範囲もそこそこ広い
  • 立体交差側席は、1周で2回走行をそこそこ近くから見れる
  • 130R側席は、目の前のコースしか見えない
  • 130R側席の可視時間は1.5~2秒程度、鈴鹿全域の中でもかなり短い

などの理由で、星2つとしました。

とはいっても性格の異なるG席なので、立体交差側は星3つ、130R側は星1つのイメージです。

 

迫力
  • 立体交差側席は、意外にコースやマシンから近い
  • 130R側席は、F1マシンの最高速度の迫力を間近で楽しめる
  • 立体交差側席は、西ストレートでのオーバーテイクを観れる可能性がある
  • 130R側席は、オーバーテイク自体は見れないが駆け引きは見れる可能性はある

などの理由で、星4つとしました。

 

コスパ
  • 西エリア券を除く全指定席の中で、もっとも安いチケット料金帯
  • 2025年から存在した指定席は、チケット料金は据え置き
  • 観戦場所による当たりハズレが少ないF1観戦の醍醐味は十分楽しめる

などの理由で星5つとしました、どの席でもコスパは高いと思います!

 

初心者オススメ
  • スクリーンが設置され、レース展開を把握しやい
  • 自由席の西エリア券と違って、座席が確保できている安心感がある
  • 130Rオアシスがあるので、雨対策・売店・トイレなどの観戦環境は完備
  • ただし、増設の混雑影響がやや気になる

などの理由で星3つとしました。

 

 

なお、G席 立体交差側のサーキットビジョンについて。

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ずいぶん遠くなので、「もしかしたら、見えないかも?」と不安の方もいるかもですよね。

 

 

実は管理人、2025年観戦時に「自由席エリアから、ビジョンが盗み見できるか?」調査をしていたので(笑)

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一番端っこのNブロックからもビジョンが見られることは、管理人が確認してます!

 

2026年のイラストのビジョン位置と、2025年に設置された場所が微妙に異なりますが。

2025年予定も同じイラストだったので、おそらく心配いらないと思います!

 

 

 

ほか、2024年F1日本GP土曜日の130Rオアシスの状況です。

© みんなでF1

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土曜フリー走行3回目終了30分後、13時ごろの状況です。

もっとも混み合う時間なので飲食店もトイレも混雑しています。

 

2026年は増設されたり近隣にP指定席も新設されるので、混雑状況が読めません。

実際の観戦時には、食事やトイレの時間をずらすのが効果的かもしれません。

 

 

とにかく、F1観戦において何を重視してチケット購入するかは人それぞれです。

ぜひこれらの情報や評価軸をご参考に、G席での観戦を検討してみてください!

 


以上、G席の詳細レビュー・ガイドでした。

 

2026年版の全20観戦席まとめページはこちらです。

【2026年 F1日本GP鈴鹿】全観戦席ガイド
鈴鹿サーキット全20観戦席、F1マシン走行ビューや金網・電柱視界などの詳細情報のまとめページです。すべて2026年の変更に合わせ更新しますので、ぜひチケット購入時・観戦時の参考にしてください!当サイトでご好評をいただいている、鈴鹿サーキット...

 

第6回は、ヘアピンへのフルブレーキングが楽しいH席のレビューとなります。

なにか新しい発見があるかもなので、ぜひまたチェックしてみてください!

 

みんなでFトモ管理人 鈴木 淳史