【2025年 F1日本GP鈴鹿】V1席詳細ガイド

鈴鹿サーキット全観戦席のF1走行ビュー・オススメ席・金網や電柱など、詳細情報ガイドです。

第13回は、グランドスタンド下段でスタートやオーバーテイクの迫力を楽しめるV1席です！

2025年F1日本GP、鈴鹿サーキットで4月に開催されます。

チケットは、2024年10月13日(日)から販売開始となります！

当サイトでは、2022年から鈴鹿サーキット全観戦席の詳細ガイドを公開しています。

毎年多くのF1ファンの皆様にご覧になって頂いているようで、鈴鹿現地で多くの方から『とっても役に立ったよ！』とお声掛け頂いています。

ということで、今年ももちろんやります！

全19回に分けて、全観客席ごとの詳細レビューを実施します！

レビュー内容は全席共通です、全観戦席のまとめページはこちら。

【2025年 F1日本GP鈴鹿】全観戦席ガイド

鈴鹿サーキット全17観戦席、F1マシン走行ビューや金網・電柱などの視界情報です。ほか観戦時に役立つ情報もまとめています、ぜひチケット購入時・観戦時の参考にしてください！ 2025年F1日本GP鈴鹿、チケット一般販売開始は2024年10月1...

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2025年版の第13回レビューは、グランドスタンド下段でホームストレートの大迫力が楽しめるV1席です！

さっそく解説していきます！

V1席：F1マシン走行ビュー

まずは動画からです、みんなでF1YouTubeチャンネルに2025年版を公開しました。

V1席からの観戦ビュー
オススメ席/アウトレット席/スーパーアウトレット席からの観戦ビュー
スタートシーン/スタート練習/ピット作業/スターティンググリッド
収録年度：2022年・2019年 F1日本GP / 2024年ピレリタイヤテスト

実際の視界に近いようなるべく高倍率ズームを使わず等倍で撮った動画を掲載していますが、一部望遠ズームを多用しています。

また遅いクルマではなく全てF1マシン走行動画なので、目視可能時間も参考になるかと思います。

F1マシン走行以外にも、セレモニーやピット作業などいろいろ楽しめるにがグランドスタンド席です。

なので走行シーンだけでなく、スタートなどいろんなシーンをご覧いただけるようにしています。

また2024年日本GP開催後には、2日間のピレリタイヤテストが実施されて。

管理人は2日とも観戦してきたので、V1席についてもじっくり視界調査できました！

ピレリタイヤテストにて撮った動画はすべて席番を把握できているので、席番号もあわせて動画で確認できるようにしています。

その他、オススメ席やアウトレット系シートでの走行シーンも収録していますので。

まずは動画をご覧になって、V1席の雰囲気を掴んでみてください！

V1席：概要

「V1」席は、「V2」席とあわせてグランドスタンドと呼ばれます。

両席の違いはV1はスタンド下段に位置し、V2は中段から上段で見晴らしが良いので料金も高く設定されています。

「V1」は、スタンド位置によって3つの観戦エリアに分かれています。

1コーナーに近い側から、それぞれ「V1-1」「V1-2」「V1-3」となります。

でも、チケット料金は座席位置による差は無く3エリア共通です。

V1席：90,000円

さすがグランドスタンド、V2席と並び全指定席の中で最も高い料金帯となります。

V1席：2024年からの変更点

チケット料金値上げ額・値上げ率

V1席：80,000円（2024年）→ 90,000円（112.5%）

2025年は人気席のチケット料金が軒並み110％を超える大幅値上げとなっています。

その人気席の一つがV1席で、112.5％の大幅値上げとなっています。

元の金額が高いだけに、この値上げ率はなかなか厳しいですね。

もしかしたら金額面が理由で、2025年からはグランドスタンドでの観戦を諦めようと考えている方も多いかもしれません。

そんな方の選択肢の一つとして、後述のアウトレット席のオススメなどもぜひ参考にして頂ければと思います。

V1席：特長

V1席（最終コーナー側視界）

V1席（正面視界）

V1席（1コーナー側視界）

（主な特長）

コースやマシンから、距離はかなり近い
ほぼすべての席が、金網越し観戦となる
V1席下段からは、ピット作業は見えづらい
V1席では屋根は役に立たず、雨天の場合は普通に濡れる
座席位置によって、最終コーナー、ストレート後半、1～2コーナーが遠目に見える

V1席の視界について、最大の特長はこちらです。

「F1マシンの迫力と、スタートやオーバーテイクを間近で体感できる！」

これまでレビューした、E-1席や西エリアでも至近距離での大迫力を味わうことができますが。

V1席ではさらに、「スタート」や「オーバーテイク」の迫力が加わるのが最大の特長になります。

さらに、単にF1マシン走行を楽しめるだけじゃなくて。

スタート進行
表彰台などのセレモニー
スタート前のグリッドでの作業
ピット作業（ただしV1席は上段でしか見えない）

などなど、他の観戦席では味わえない体験ができます。

さすがグランドスタンドです、お値段に見合った十分な価値があります。

このあたり、視界の特長や情報も踏まえて。

あらためてV1席での走行ビューや各シーンを、YouTube動画でチェックしてみてください！

避けたい視界情報（金網・電柱など）

「V1車いす席」による最終コーナー側視界

最終コーナー側には、「V1車いす席」が設置されています。

「V1-3」席の最終コーナー側、「Uブロック」「Vブロック」あたりは視界に影響があります。

こんな視界イメージのため、最終コーナー側はほぼ見えません。

鈴鹿公式の座席表マップでは、このあたりです。

グレーアウトしている部分が2024年はなぜか通常料金席だったのですが、2025年からは選択不可となったので、視界影響のある席はちゃんとアウトレット設定されています。

V1席で唯一スーパーアウトレット設定されているのもこのあたりです。

ただしUブロックの一部は、通常席設定されています。

なので最終コーナー側の視界を期待してV1席を選択される方は、このUブロックの通常席は避けた方がいいかもしれません。

なお2024年ピレリタイヤテストにて、このスーパーアウトレット席の視界も徹底調査してYouTube動画に収録しています。

ぜひご覧になって頂き、逆にこの車イス席視界がそれほど気にならないという方にとっては。

スーパーアウトレット席は、通常席から3万円割引の60,000円で購入できます！

実際にここで観てみた感想ですが、V1席は基本的にはほぼ全席「金網被り」での観戦なので大差なかった気もしています。

表彰台も目の前だしで、敢えてこのスーパーアウトレット席を狙うのもアリだと思いますので！

ご自身の好みやお財布事情とご相談の上、ぜひこのスーパーアウトレット席での観戦も選択肢の一つとしてみてください！

V1席：オススメ席

V1席の中で、もっとも視界良好な席は？

オススメは「V1-1席 B～Dブロック 18列目以降」です！

どう考えても、ここの設定はおかしいんです（笑）

まず座席位置を、略図で確認しておきましょう。

V1席なのにV2席と同じ高さに位置します、でもなぜかV1席と同じ料金のままなんです！

さらにピットは上位チーム前で、ピット作業が見える十分な高さに位置します。

2024年は、レッドブル・メルセデス・フェラーリのピット作業が見えました。

座席表と照らし合わせてみましょう。

ほら、「こんなのV2席じゃねえか！」とツッコミたくなってきませんか（笑）

さらにすごいことに、目の前がポールポジションや上位グリッドなんです！

上位グリッドのスタートがこんなに視界良く見えて、さらにV2席よりも1～2コーナー側に位置するので見渡せる視界も広いです。

どれくらい素晴らしい視界なのか、YouTube動画ではこのオススメ席からの走行シーンをまとめて収録しています。

またオススメ席からのスタートシーンも収録していますので、ぜひYouTube動画で実際に見てみてください！

動画を見る時間の無い方向けに、いろんな写真でもご紹介しておきますが。

1コーナー側視界

最終コーナー側視界

ストレート・ピット視界

コース側から見たオススメ席

やっぱりこのオススメ席一帯だけ設定がおかしいです、V1.5席って感じですよね（笑）

こんな感じで、どの視界も素晴らしい要素が多すぎます！

鈴鹿全観戦席の中でも1・2を争うオススメ度です！

このオススメ席は全部で174席です、例年このあたりのチケット争奪戦は激しいです。

値上げもあったので、2025年もさらに激しい争奪戦になるのではと思われます。

でも争奪戦に参戦する価値は十分すぎるほどあると思います！

鈴鹿の中でも1・2を争う、ほんとに設定のおかしいこのオススメ席。

ぜひ確保にチャレンジしてみてください！

V1席：アウトレットオススメ席

ポールポジションのすぐ真横で楽しめる！

2024年ピレリタイヤテストにて、アウトレット席を徹底調査してきました。

その中で管理人がもっともオススメしたいのは、『Bブロック 1列 1番』近辺席です！

こちら、ポールポジションのほんとすぐ真横に位置する席なんです。

写真だと伝わりづらいかもですが、ほんとにすぐ近いんです！

YouTube動画に、このアウトレットオススメ席から撮った動画も収録していますので。

その迫力、ぜひ一度確認してみてください！

また走行の迫力だけでなく、レース前にはドライバーが芝生の辺りで準備したりするかもなので。

運が良ければ、決勝前に集中力を高めるドライバーの姿を間近で拝めるかもしれません！

ちなみに別の席からとはなりますが。YouTube動画には決勝前のニコ・ヒュルケンベルグ選手が本番前に集中力を高めている様子がわかる動画も収録しています。

オススメ席からだとそれがもっと間近で観られるので、イメージが掴めると思います！

ちなみに、『そんなの、どの奇数グリッドでも同じなのでは？』と思われる方も居るかもですが。

同じ最前列でも、後方グリッド側ほど通路幅が広くなるのでコースから遠くなるんです！

最終コーナー側から見た方が、分かりやすいかもしれません。

同じ最前列でもコースからの距離がぜんぜん違うのが一目瞭然ですよね！

ということで1コーナー側に近い、「ポールポジション」の真横をオススメしましたが。

同じ通路幅はGブロック1列 10番まで、同じ近さは7番グリッドまでであることも確認しました。

それぞれのグリッドの真横席、席番号も調べてきました。

多少前後左右でも同等の見え方になると思いますが、金網や鉄柱の位置などを鑑みるとこれらの席番号が一番見やすかったです。

ちょっとポールは難しそうなドライバーが推しの場合、例えば今年だとアロンソ選手や角田選手などでしょうか。

そんな場合には、ポールではなく3番手・5番手・7番手グリッド横を狙うのもアリかもですね（笑）

V1席はどの席でも金網視界だし、V2に比べると低い位置なのでピット作業も見えづらいです。

だったらいっそ、視界範囲は狭まるけどスタート前のセレモニーを最大限楽しめる最前列のアウトレット席もアリなのではと思っています。

ちなみにアウトレット席は、通常席（9万円）から30%以上値引きの62,000円です！

ご自身の観戦スタイル、観戦における優先度、お財布事情を鑑みて。

このアウトレットオススメ席での観戦も、ぜひ選択肢の一つとして検討してみてください！

V1席：総合評価

では最後に、このV1席をいつもの5軸で総合評価したいと思います。

快適性

GPスクエアからもっとも近く、常設売店やフードコートなど食事の選択肢も豊富
全席セパレートシートでドリンクホルダーもあり、V1/V2の唯一無二の価値
常設トイレも多数、雨宿りも可能など、これ以上快適な観戦ができる指定席は無い

などの理由で、文句なく星5つです！

視界

多くの席が、目の前のホームストレートしか見えない
多くの席が、金網越しでの観戦となる
V1下段席は、ピット作業を観ることはできない

などの理由で、星3つとしました。

迫力

コースやマシンから、距離はとても近く最高速度を間近で体感できる
オーバーテイクが期待でき、目の前で白熱のバトルを観られる可能性が高い
座席によっては、スタートの迫力を目の前で楽しめる

などの理由で、星5つとしました。

コスパ

全観戦席の中で、V2と並びもっとも高いチケット料金帯
V2も含めて、スタート進行セレモニーやピット作業を目の前で観られる唯一無二の価値
視界がやや劣るも快適性や迫力が補い、総じてチケット料金に十分見合った価値
ただし2025年もチケット料金が1万円値上げ、値上げ率も他の指定席よりも高い
V2との金額差が1万円となったため、V1のオトク感が薄まった

などの理由で星4つとしました、2024年から評価を一つ落としています。

初心者オススメ

スクリーンがあり、レース展開を把握しやすい
目の前で、最高速度でのオーバーテイクが期待できる
2025年に9万円へと値上がりとなり、初観戦にはいきなり少々ハードルが高い
セレモニーやスタートやピット作業まで見えて、F1を観に来てよかったと必ず思えるはず

などの理由で、星5つとしました。

本ガイドは、F1マシン走行ビュー中心のレビューなのでやや伝わりづらかったかもしれませんが。

やっぱりグランドスタンドって凄いんです。

セレモニーやピット作業を見てずっと飽きの来ない観戦が可能だと思いますし。

2022年のような大雨での観戦の場合、さらにその価値が高まるのがグランドスタンドです。

とはいえF1観戦において、何を重視してチケット購入するかは人それぞれです。

例えばF1マシンらしい高速コーナリングを観たい場合など、グランドスタンドでの観戦はまったく向かないと思いますので。

ぜひご自身の観戦スタイルや、これらの評価軸や情報をご参考に。

V1席での観戦を検討してみてください！

以上、V1席の詳細レビュー・ガイドでした。

今後の公開スケジュールはこちらです。