入国管理やイベント規制影響で、中止の判断となりました。
日本GPが1週前倒しになる可能性、職場や学校にジャブ程度で確認し始めてもいいかも。
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2021年F1第6戦アゼルバイジャンGPが開幕しています。
メルセデスの苦戦やフェラーリの復調、角田裕毅の活躍など、そちらも気になるのですが。。。
フリー走行終了後の日本時間深夜に、とても残念なニュースが飛び込んで来ました。
『F1シンガポールGP、2年連続での中止が正式決定』
残念ですが、こればかりは仕方ありません。
しかし日本GPの前週に予定されていた、シンガポールGPです。
なので代替開催案によっては、日本GPへの影響の可能性も大いに出てきました。
どんな影響が出る可能性があるのか?
代替案や、想定される日本GPへの影響を見てみることにしましょう。
シーズン終盤のスケジュール
Rd. | 日程 | レース | サーキット |
---|---|---|---|
15 | 9月24-26日 | ロシアGP | ソチ |
中止 | 10月1-3日 | シンガポールGP | シンガポール |
17 | 10月8-10日 | 日本GP | 鈴鹿 |
18 | 10月22-24日 | アメリカGP | オースティン |
19 | 10月29-31日 | メキシコGP | メキシコシティ |
20 | 11月5-7日 | サンパウロGP | インテルラゴス |
21 | 11月19-21日 | オーストラリアGP | メルボルン |
22 | 12月3-5日 | サウジアラビアGP | ジェッダ |
23 | 12月10-12日 | アブダビGP | ヤス・マリーナ |
まずは、今シーズン終盤の日程をおさらしておきましょう。
こちらが第14戦イタリアGP以降の、ヨーロッパラウンドを終えた後のスケジュールです。
当初は第15~17戦をロシア・アジアラウンドとして3連戦。
そして1週空けて、第18~20戦をアメリカ・南米ラウンドとして3連戦が計画されていました。
ところが今回、第16戦シンガポールGPの中止が発表され。
このスケジュールが変更となる可能性もある、さまざまな代替案が検討されているようです。
アメリカでの2連戦開催案
先日行われたインディ500をご覧になりましたでしょうか。
13万5000人の大観衆に溢れるスタンド、そしてマスクをしていない観客を見て、びっくりした方も多いと思います。
もの凄いスピードでワクチン接種が加速しているアメリカ合衆国。
なので、アメリカでの連戦開催がもっとも有力な代替案として検討されているようです。
しかし、この案には課題が2点。
- 日本GPを1週前倒しにする必要あり
- 次戦のメキシコ・ブラジル開催が不透明
まず現在予定のアメリカGPの前週、10月15-17日にも開催されるとなると。
日本GPからの連続開催となるので、ロジスティクス的に厳しいはず。
なのでその際は、日本GP日程を1週前倒しにせざるを得ないはずです。
逆にアメリカGPの次の週、10月29-31日に開催される可能性もあります。
アメリカとは異なり、メキシコやブラジルの感染状況は芳しくないため、例えばメキシコGPが中止となったような場合には。
そのメキシコGPの予定日程こそが、アメリカ2連戦の候補になるはずです。
日本GPも、オリンピック開催状況次第のところもあります。
なので、この案は有力ではあるものの、決定までには相当時間を要するのではないでしょうか。
アジアでの代替開催案
アジア地区 グレード1サーキット一覧
国 | サーキット |
---|---|
中国 | 上海・インターナショナル |
インド | ブッダ・インターナショナル |
タイ | チャーン・インターナショナル |
韓国 | 韓国・インターナショナル |
シンガポール | マリーナ・ベイ |
マレーシア | セパン・インターナショナル |
日本 | 鈴鹿サーキット |
富士スピードウェイ |
続いての可能性として、アジア地区での代替開催です。
こちらがアジア地区で、F1開催が可能なグレード1ライセンス保有のサーキット一覧です。
今回中止となったシンガポール以外では、6ヶ国7つのサーキットに可能性があるわけですが。
この中では、今年中止となった中国GPが有力視されています。
そしてアジアではなく中東となりますが、同じく今年中止となったトルコGPの可能性も再浮上しています。
この2つが再開催に向けて有力案として検討されているようです。
この場合にも、ロシアからの移動の入国管理規制や効率性によって、日本GPの日程に影響がある可能性もあるかもしれませんね
日本での2週連続開催の可能性は!?
一方、日本のグレード1サーキットである富士スピードウェイや、鈴鹿サーキット。
日本でF1が2連戦で開催される、もしそんな展開となったらファンとしては激アツですが・・・。
でも、可能性は限りなく低そうです。
なぜならF1日本GPの前週10月1-3日はこのように、2輪のMotoGP 日本グランプリが開催予定のためです。
サーキットは栃木県のツインリンクもてぎです。
この後、6月中旬に詳細発表され、8月21日からチケット販売開始のスケジュール。
F1日本GPより早い日程で、開催に向けて動き出しています。
国際的なモータースポーツイベントが、同一週に開催されるとは考えづらいので・・・。
残念ながら、日本での2連戦の可能性は限りなく低いのではないでしょうか。
日本GP、日程前倒しのジャブをはじめましょう(笑)
ということで、代替開催案や日本GPへの影響を見てきました。
もっとも大きな影響としては、
『日本GPが一週間、日程前倒しになる可能性があるかも』
ということですかね。
なので、今年のF1日本GPの観戦を予定していた方。
まだまだどうなるか分からないので、続報を待つしかありませんが。
でも職場や学校やご家庭で、正式ではなく、あくまでジャブ程度で(笑)
1週前倒しになった場合の調整や確認を始めてみてはいかがでしょうか。
以上、シンガポールGP中止に伴う代替案と日本GPへの影響についてでした!