あまりにもいろいろ起きすぎて、語りたいことが山盛りのハンガリーGP。
でも主役は間違いなく、アルピーヌのオコンとアロンソでした!
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2021年F1第11戦ハンガリーGPが終了しました。
間違いなく歴史に残る、この先も語り継がれるレースとなりました!
いやー、しかしほんとに、なんというレースだったんでしょうか!
レースは、アルピーヌのエステバン・オコンが大番狂わせの初優勝を飾りました。
それだけでなく、スタートの多重クラッシュに始まり、再スタートでは1台スタートの珍事。
そしてベッテルやアロンソの旧王者の活躍ぶりに、現王者ハミルトンの圧巻のレース。
さらにはラッセル涙の入賞に、角田選手の自己最高位の活躍まで。
もう、とても一記事では書ききれないことが起きました(笑)
なので、まずは何と言ってもこのレースの主役だったアルピーヌの二人について。
今日の記事では取り上げたいと思います!
やったぞオコン、見事な初優勝!
まずはエステバン・オコンですよね、初優勝本当におめでとう!
以前、実はオコンはかなりのナイスガイであることを記事で取り上げました。
契約延長以降、調子が悪かったこともあり、イギリスGP以降気にしていたのですが。
まさかここで初優勝を達成してくれるなんて、夢にも思いませんでした。
1周目のクラッシュで多くの先頭集団が脱落したり、ハミルトンも最後方に下がったり。
それゆえ、棚ボタ優勝のように思う方も居るかもしれません。
でも決して、棚ボタなんてことはないです!
まず予選で、オコンは久しぶりにアロンソを上回る8番グリッドを獲得していましたし。
そしてレースでは、最初から最後までずっとベッテルのプレッシャーを受けるバトル状態でした。
その4度のチャンピオンであるベッテルの攻撃を、見事に防ぎきったからこその優勝です。
なので決して棚ボタなんかではなく、誇らしい見事な初優勝だったと思います!
チャンピオン同士の歴史に残るバトル!
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そしてアロンソが魅せてくれました。
ハミルトンとの、歴史に残る素晴らしいバトルでした!
もうこのバトルを観ている時は、アロンソのドライビングに感動して言葉になりませんでした。
そしてレースが終わった直後の深夜にも、何度も録画を見返してしまいましたよ(笑)
それくらい素晴らしかった、チャンピオン同士の至上のバトル。
特にアロンソの、攻撃を仕掛けられた時のライン取りとアクセルワーク。
巧みに相手を封じ込める技はさすが歴戦のチャンピオン、もはや芸術の域でした。
ハミルトンも多少アツくなっていましたが、とてもフェアでクリーンなドライビングでした。
本当に良いバトルを魅せてくれた両ドライバーに拍手を送りたいです。
そしてここでタイヤのフレッシュなハミルトンを、10周に渡ってアロンソが封じ込めたこと。
もしこの援護射撃が無ければ、おそらくハミルトンが優勝していたのではないかと思います。
そういう意味で、このレースのカギともなったバトルでした。
レース後の抱擁にも感動
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そして、これですよ、これ。
レース後に、オコンとアロンソが抱擁して称え合う姿です。
アロンソがハミルトンを封じ込めてくれたこと、オコンも理解していたようで感謝の気持ちが表れていますし。
そしてこれまでチームと揉めることも少なくなかった『あのアロンソ』が、主役のオコンを引き立てるように若者の栄誉を称えている姿。
40歳になったアロンソのこれまでのレース人生と、決して平坦ではなかったオコンのこれまでのレースキャリアを考えていただけでウルウルきていたのに。
もうこんなシーンを見せられたら、涙腺が緩くなった管理人としては目から大量の汗ですよ(笑)
F1の初優勝シーンって、ただでさえ感動しちゃうんです。
でもこの抱擁が、さらにそれ以上の感動を与えてくれた素晴らしいシーンとなりました。
やっぱりF1はサイコーです!
このところのフェルスタッペンとハミルトン、レッドブルとメルセデスの政治闘争。
もしかしたら、辟易としていたファンの方も多かったかもしれません。
でもこのハンガリーGPのチャンピオン同士の素晴らしいバトルや、オコンの初優勝シーンに。
もう一度ピュアにF1を楽しめた方も多かったのではないでしょうか。
F1って技術の最高峰の結集なのに、最後は人と人とのドラマで決まる。
それがF1の一番面白いところだと、管理人は常々思っています。
そこには、残念ながら泥臭い戦いや政治闘争もありますが。
でもだからこそ、今回のような素晴らしいレースを魅せてくれた時の感動も大きくなるのではないでしょうか!
やっぱりF1は面白い!
そう感じたハンガリーGP、他にも書きたいことが山ほどあります(笑)
また明日以降の記事で書いていきたいと思います!
以上、ハンガリーGP、オコンの初優勝とアロンソの活躍についてでした!