雨の予選、やっぱり色々ドラマがあって楽しかったですね。
まだ第2戦ということもあり、各チームの戦力がよくわからない中で、さらに不確定要素の雨が加わったことで、まったく先が読めない楽しい予選でした。
さっそく振り返りと、レースに向けた展望を見ていきましょう。
ペレスがまさかのQ1落ち、ラッセルが通過!
(引用元:WILLIAMS RACING 公式Twitter)
45分くらいディレイして、もう順延かと思って見ていたらまさかのスタート。
走るたびに路面は改善していって、どんどんタイムが上がっていく。
まぁ雨の予選ではよくあるパターンですね。
このような予選のパターンで大事なセオリーは、しっかりタイムを出しつつ、最後まで走り続けること。
他車がクラッシュなどで、急にセッションが終わったりすることもありますからね。
残念ながら、その悪い方のパターンにハマってしまったのがセルジオ・ペレス。
最後、ジョビナッツィがクラッシュしマシンを止めたためにセッション終了、その時点でタイムが出てなかったためまさかのQ1落ち。
金曜日はトップタイム出してたくらいなのに、実にもったいない。レースでの追い上げに期待しましょう。
対して、ウイリアムズのラッセルがやりました!
常に通過圏内のタイムを出し続けていたのが評価できると思います。
結果、見事にQ1を通過!
今年は注目していただけに、ウイリアムズにとっても嬉しい結果となりました。
フェラーリがまたもQ2脱落
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— Scuderia Ferrari HP (@ScuderiaFerrari) July 11, 2020
(引用元:Scuderia Ferrari公式Twitter)
続いて行われたQ2は、フェラーリ勢とウイリアムズのラッセルが10位をかけて争うというまさかの展開。
結果、フェラーリはベッテルは10位通過、ルクレールが11位で脱落。
しかも予選後に、ルクレールには進路妨害で3グリッド降格のおまけ付き。
フジテレビNEXTで浜島さんもコメントしていましたが、こんな位置でフェラーリ勢同士の戦いを見たいわけではないので、早急にさらなる改善を進めていってほしいです。
対して、ラッセルは10位のベッテルから0.091秒差の12位。
惜しかった!
でも良いものを見れました、今年はやっぱりラッセルに注目です!
ハミルトン圧巻!まさかの1.2秒差でPP
(引用元:Mercedes-AMG F1公式Twitter)
さすが6度のワールドチャンピオンでしたね!
こういう王者が、王者らしいところを見せつけられると、もうただ感服するしかないというか、さすが、というほか言葉がありません。
チームも、前日の謎の失速からよく持ち直したんではないでしょうか。
対して、2位はフェルスタッペン。
最後のアタックで、ピットインするベッテルが気になったのか、最終コーナーでスピン。
それまでのタイムから、たぶんスピンしてなくてもハミルトンには届かなかったのではないかと思います。
3位はサインツ、やりましたね!
開幕戦はノリスばかり目立っていました、こういうところで予選とはいえきっちり結果を出したのはさすが。
今年はマクラーレンの2人の戦いから目が離せませんね。
レースはどうなる?
開幕前から、今年はハミルトンとフェルスタッペンの戦いと言われてましたが、その二人が最前列からのスタートとなりました。
決勝はドライでの予報になってますね。
予選での1.2秒差が、世界中で話題になっています。
- 雨の予選で路面改善状況にも依存すること
- 最後フェルスタッペンがタイムを出せなかったこと
これらの理由から、そこまで差があるとも思えません。
金曜日ドライでのメルセデスの謎の失速も気になりますし、レッドブルの新しい空力パーツでのロングランも気になる。
色々書きましたが・・・トップ争いの展望はまったく予想できません(笑)
下手な予想をするよりも、どうなるかいろいろ妄想しながら、他の見どころも注目しながら見てみることにして、楽しむことにしましょう!