今年のF1は本当に面白い!トップ争いも、激し過ぎる中団争いも、まったく予想できないスペインGP!

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フリー走行2回目は、トップから16番手まで差が約1秒の僅差です。

今年のF1は、予選も決勝も展開が全く読めず面白すぎます!

 

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2021年F1第4戦スペインGPが昨日から開幕しました。

もうまもなく、このあと土曜フリー走行3回目、そして予選です。

 

今年のF1は本当に面白い!

フリー走行からそう感じることができるほど、今年はタイム的に僅差の戦いが繰り広げられています。

 

このあとの予選、そして明日の決勝とも、まったく展開が読めません。

ということで、こんな時は下手に予想なんてしないで、好きなドライバーや注目ドライバーを見守ることにしましょう!

 

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角田裕毅は順調、課題はタイヤ管理?

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まずは日本期待の角田選手。

フリー走行2では、チームメイトのガスリーとほぼ同タイムの7番手!

セッション後のコメントでも『自信をもって走れた』と力強いコメントを残してくれています。

 

角田選手のラップタイムを見ていて、気になったことが2点ありました。

まず一つ目が、一発のタイムを出した時にセクター3が若干遅かったこと。

これは、一周の予選アタックで最後までソフトタイヤを持たせることができないことを意味するかもしれません。

 

そして二つ目が、ロングラン後半に良いタイムが集中していること。

逆の言い方をするとロングラン前半が遅いということ、そしてタイヤの寿命を余らせてしまう可能性を危惧しました。

 

両方ともタイヤ管理の経験がものをいうところ。

まだまだ新人4戦目なので経験を積んでいくしかなく、まだまだチームメイトのガスリーに一日の長があるはずです。

 

なので、予選も決勝も、まだガスリーとの順位関係は気にする必要は無いです。

まずは予選はQ3進出を目指して、応援したいと思います!

 

地元スペイン、アロンソが来た!

© Alpine F1 Team Twitter

アロンソがフリー走行とはいえ、魅せてくれました!

FP2では、チームメイトのオコンとほぼ同タイムの5番手。

両ドライバーともトップのハミルトンから0.3~0.4秒差と、チームとしてもアルピーヌが注目を浴びています。

 

一発の速さだけではなくて、ロングランのタイムもかなり良かったです。

アロンソはソフトタイヤで、オコンはミディアムで同タイミングで周回していましたが、中団勢ではマクラーレンやアルファタウリよりかなり速いタイムを出せていました。

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F1公式サイトの、レースペースシミュレーションがこちら。

このように、メルセデス、レッドブルの次に、フェラーリとアルピーヌがレースペースが良さそうだと予想されています。

これは楽しみですね!

 

一昨日の記事でも書きましたが、このスペインGPはやはり地元アロンソに注目しています。

まずは予選でのオコンとのチームメイト対決、果たしてオコンを上回ることができるのかに注目したいと思います!

 

注目のトップ争い、レッドブルは大丈夫!?

© Red Bull Racing Honda Twitter

レッドブル・ホンダ勢ですが、フリー走行2回目はマックスが9番手、ペレスが10番手と下位に沈んでしまいました。

 

この結果だけ見ると『大丈夫なのか、レッドブルは!?』と思うファンの方も居たかもですね。

でもこの順位は、アタックラップを失敗してタイム計測を行わなかっただけなので心配いりません。

 

それよりも、今回も若干メルセデスの方がマシンの仕上がりが良いように見えた方が心配です。

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こちら、F1公式の予選シミュレーションです。

このように予選ペースも、レースペースも、今のところメルセデスの方が良さげに見えます。

 

ただし、これらは金曜日の走行データをもとに算出されています。

新パーツを投入したこともあり、レッドブルが金曜日に何をやっていたのかはわかりません。

まだまだ挽回可能のはずです。

これから行われるフリー走行3回目でしっかりマシンの状態を改善し、予選でメルセデスに挑戦してもらいたいと思います。

 

さすがのメルセデス、今回はボッタスにも注目?

© Mercedes-AMG PETRONAS F1 Team

開幕当初は、『今年はレッドブルの方がマシンが良さそう』だったのに。

たった4戦目にして、なんだか雲行きが怪しくなってきましたよね(笑)

 

このリカバリー力も、さすがチャンピオンチームとしか言いようがありません。

そこに最強のチャンピオン、ハミルトンが居る訳で、本当に歴代最強のチーム力なのかもしれません。

 

しかし、今回注目したいのはボッタスの方です。

このスペインGPでまたもハミルトンが勝つようだと、シーズンの流れが一気にハミルトンに動く気がします。

そうはさせじと、ボッタスに奮起してもらいたい!

 

解雇のウワサが出て、『僕には契約がある』とフラグ発言までしてしまったボッタス。

しかし、トト・ウォルフ代表もさっそく解雇のウワサを否定してくれましたし、安心して戦えるはずです。

今度こそ、今度こそ・・・意地を見せて欲しいので、ボッタスに注目してみることにします!

 

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冒頭にも書きましたが、本当に読めない今年のF1。

なのでほかにも見所や注目ポイントも多く、ありすぎて書けない(笑)

 

このあと始まるフリー走行3回目、金曜日には新パーツのテストを行っていたマクラーレンの結果などで、また予選の情勢も大きく変わるかもしれません。

 

なので下手に予想なんてしないで、皆さんそれぞれの推しドライバーやチーム注目しながら!

土曜日のフリー走行、予選と楽しむことにしましょう!

 

以上、まったく読めないF1スペインGPについてでした!

 


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