メルセデスとレッドブルの戦いも、中団グループ勢の戦いも僅差の大接戦です。
今年のF1は、予選も決勝も展開が全く読めず面白すぎます!
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2021年F1第7戦フランスGPが開幕しました。
このあとすぐ、土曜フリー走行3回目と予選が行われます。
あらためて、今年のF1は本当に展開が読めない、なので面白い!
注目のトップ争いも、中団グループの争いも、僅差のタイムに何台もがひしめき合うような混戦が続いています。
フランスGP、このあとの予選や日曜の決勝も、まったく展開が予測できません。
誰が活躍するかまったく読めないので(笑)
目立っていたドライバーやチームを中心に、このあとのフランスGP予選・決勝の注目ポイントを見てみましょう!
レッドブルとメルセデス、どっちが速い?
フリー走行1はメルセデスのボッタス、フリー走行2はレッドブルのフェルスタッペン。
2回のフリー走行を、綺麗にトップタイムを分け合った2強チーム。
タイム差も、フリー走行2では0.008秒差と非常に僅差の戦いとなっています。
ライブタイミングをじっくり見ていましたが、ロングランもほとんど差の無いタイムでした。
F1公式サイトが予想する、予選シミュレーションはこんな感じ。
予選では、わずかにメルセデス優位と見ているようですね。
同じくF1公式サイトが予想する、レースシミュレーションがこちら。
レースペースは、なんとこの2チームはまったく同タイムで差が無いと読んでるようです(笑)
レッドブルは、今年2基目となるホンダの新パワーユニットをこの金曜日から投入しています。
なので、この金曜フリー走行では出力を絞っていた可能性が高いです。
一方のメルセデスも、ハミルトンやボッタスがコースアウトした影響などもあり、まだまだ本領発揮していない可能性も高そうです。
これは、ほんの少しのミスやプッシュが決め手となる、そんな白熱のポール争いが期待できそうです!
フリー走行3回目から、また両チームのドライバーとタイムに注目ですね!
地元アルピーヌが絶好調!
フリー走行1では、オコン:5位、アロンソ:7位。
フリー走行2では、アロンソ:4位、オコン:6位。
地元フランスGPで、タイム的には3番手チームに位置し絶好調なのがアルピーヌです。
アロンソは、前戦アゼルバイジャンGPでチャンピオンの輝きを取り戻してくれたように思います。
引き続き、このフランスGPの予選や決勝でも魅せて欲しいですよね。
そしてオコンは、今回が地元GPです。
なんといっても、チーム、エンジン、ドライバーとも、オールフランスです。
オールフランスで地元GPを戦うのは、2000年プロスト・プジョーを駆るジャン・アレジ以来。
21年ぶりに、地元観衆を盛り上げる活躍を期待したいですね!
僅差過ぎる中団グループ、Q2に注目!
そして、中団グループです。
フリー走行2では、4位アロンソから14位リカルドまで。
0.7秒の間に11台がひしめき合う大混戦状態です。
さらに15~16位のアストンマーチン勢は、ソフトタイヤでのアタックが上手くできなかっただけのようです。
なので予選は、2強チーム以外で激しいQ1やQ2の戦いが見られそうです。
特にQ2は、コンマ1秒以内の争いで決着するような、凄い戦いになりそうです。
そんな状況の中で、やはり注目は日本期待の角田裕毅選手です。
チームメイトのガスリーとのタイム差は0.3秒弱、初日としては上々と言える結果です。
広いコースで、何度かタイヤロックさせて限界を探っているようにも見えました。
土曜の予選では、本気のアタックを魅せてくれるはずです!
でも今回は、ソフトタイヤを使って無理してQ3進出するよりは、タイヤを自由に選択できる11番手スタートの方が良い気もするのですが(笑)
とはいえ、アゼルバイジャンGPで良い流れを引き寄せた角田選手。
ここでどんな予選アタックを魅せてくれるのか、Q3進出して成長を魅せてくれるのか。
応援することにしましょう!
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本当に展開が読めないですね、今年のF1は。
このあとまもなく始まるフリー走行3回目で、また情勢が大きく変わる可能性もあります。
こんな時は、下手に予想なんてしても当たらないので(笑)
それぞれの推しドライバーやチームを目一杯応援しながら。
まずは土曜の予選での戦いを、存分に楽しむこととしましょう!
以上、大混戦が予想されるフランスGPについてでした!