角田裕毅、ここはF3時代に20台抜きしたサーキット! 最後尾からの追い上げに期待しましょう!

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© Scuderia AlphaTauri Twitter
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クラッシュは残念、でも気持ちを切り替えてレースで巻き返すしかない!

ミスを帳消しにする、輝く走りを期待してレースを応援します!

 

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2021年F1第7戦フランスGP、予選まで終了して、このあといよいよ決勝レースです!

 

いやー、本当に見応えある予選でした。

特に最後のQ3、上位4人の予選アタック合戦にシビれてしまいました。

決勝も、レッドブルとメルセデス、マックスとハミルトンの頂上決戦から目が離せません!

 

でも残念だったのが、角田裕毅選手です。

予選Q1の最初のアタック、最初のコーナーでまさかのクラッシュ。

結果、最後尾からのスタートとなってしまいました。

 

一体、何が角田選手に起こったのか?

予選を振り返ってみましょう。

 

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アタック最初のコーナーで痛恨のスピン

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Q1開始早々、最初のアタックの1コーナーで、このようにスピンしウォールにヒット。

エンジンは始動しているもののギアが入らずピットまで戻れずに、その場でマシンを降りてしまいました。

 

これにより、角田選手はノータイム、最後尾スタートとなってしまいました。

 

中継を観ていた段階では、ミスなのかマシントラブルなのかまでは分からなかったです。

オーバースピード過ぎたわけでもなく、風の影響やギアの不調などで突然リアを失ったようにも見えました。

 

マシントラブルならやむを得ませんが。

でもしミスだったら、少々厳しい意見が出そうなアクシデントでした。

 

残念ながら、原因はドライビングミス

© Scuderia AlphaTauri Twitter

予選後に公開された、プレスリリースにおいて。

今回のアクシデント、残念ながら原因はドライビングミスによるものと発表されてしまいました。

 

1コーナーで黄色い縁石に乗せ過ぎてしまった結果、スピンコースアウトとなったそうです。

 

Q1でクラッシュするのは第2戦のイモラに次いで2回目ですし、F1ドライバーであれば犯してはいけない類のミスだったかもしれません(涙)

 

でもイモラとは状況が違う点もあります。

イモラでは、Q1はアルファタウリは楽勝で通過できる状況でした。

なので、軽くタイムを出せばいい状況でのクラッシュでした。

 

でも今回、フランスGPでは中団勢のタイムが拮抗していました。

なので、攻めないとタイムが出ずにQ1落ちする可能性もあった点がイモラとは違うところです。

 

しかし、いずれにしても、このクラッシュは褒めれるものではなく。

せっかく前戦で得た、良い評価を下げることとなるクラッシュとなってしまいました。

 

ミスは、輝く走りで帳消しにできます!

こちら、予選後の角田選手のツイートです。

短い文書の中に、本人の悔しさが滲み出ているような気がしますね。

 

でも、もうやってしまったミスは取り消せないので。

これから出来ること、つまりレースでの挽回に集中するしかありませんよね!

 

応援スタイルは人それぞれなので、色々言いたくなるファンの方も居るはずです。

でもスピンしたくてするドライバーは居ないですし、落ち着いたドライビングを心掛けることなんて本人は百も承知なはず。

 

一番悔しいはずの本人が気持ちを切り替えて、レースでの挽回をコメントしてくれているので。

観ているファン側も気持ちを切り替えて、最後尾からのレースを応援したいと思います!

 

F3時代に20台抜きをしたサーキット!

© redbull.com

オーバーテイクが難しい、今回のポールリカールサーキット。

でも角田選手は、2019年のF3時代、とんでもないゴボウ抜きを魅せてくれています!

 

27番手スタートから怒涛のオーバーテイクショーで、見事に7位入賞という『20台抜き』

ゲンのいいサーキットと言えるのではないでしょうか!

 

もちろん、前走車のトラブルやリタイアに助けられた部分もあっての結果ではありますが。

最後尾から良い結果をだすイメージがきっと出来ているはずです!

 

雨のイモラも、最後尾から入賞圏内までリカバリー!

Getty Images / Red Bull Content Pool

今回のフランスGP、決勝は雨予報が出ていました。

最新の天気予報では20%まで下がっていますが、山間に位置するサーキットなのでアテになりません(笑)

レース開始2時間前、現在日本時間20時ですが、現地では雨が降っているようです。

 

振り返ると、第2戦エミリア・ロマーニャGP、イモラでのレース。

同じく抜きにくいサーキットで、雨のレースでした。

 

最後尾スタートから、見事なレースペースで追い上げを見せてくれましたよね!

そして赤旗再スタートの段階で、しぶとく入賞圏内に入ってきたことは記憶に新しいです。

なのでもし雨が降っていれば面白いかもしれません!

 

 

ドライコンディションだったとしても。

今回のフランスGP、フリー走行からドライでのレースペースも良さそうでした。

雨だとマシンバランスが変わってしまうギャンブル的な要素が出てくるかもしれないので、ドライのレースでもウェルカムです!

 

雨でもドライでもいずれにしても、最後方からしぶとく順位を上げてきてくれるレースが期待できそうです。

そう信じて、角田選手の追い上げを見守って応援したいと思います!

 

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ということで、角田選手の予選クラッシュの状況と、最後尾からのレースへの期待を見てきました。

今回のクラッシュに関しては、非常に残念なクラッシュであったことは間違いありません。

 

でも、例えばフェルスタッペンやルクレールを思い出してみてください。

3年目くらいまでは、同じく批判の出るような初歩的ミスを何度も繰り返しています。

そんな彼らも、新人時代から、時に輝く走りを魅せていたからこそ、初歩的なミスで下げた評価を挽回出来たわけです。

 

角田選手も、バーレーンとバクーで輝く走りを魅せてくれています。

なので今回のクラッシュで下げてしまった評価、今後の結果で挽回すればいいだけです!

 

その再び輝く光る走りが、今回のフランスGPの決勝レースとなるよう祈りながら。

逆境に強い角田裕毅選手を信じて、全力で応援したいと思います!

 

以上、角田選手のフランスGP予選についてでした!

 


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