「スポット参戦デビューでいきなり入賞」ニック・デ・フリースで何年ぶり何人目?

調べてみた
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イタリアGPのもう一人の主役は、ニック・デ・フリース!

急遽デビューでいきなり入賞、これはF1で何年ぶり何回目の快挙なのか調べてみました!

 

===

先日のイタリアGP、主役はついにタイトル争いに王手をかけたマックス・フェルスタッペン。

でももう一人、新たなヒーローが誕生しましたよね!

 

『ニック・デ・フリース、急遽のF1デビューで見事に9位入賞!』

 

この快挙に、世界中のファンが驚かされましたよね。

© formula1

その証拠に、ファン投票によるドライバー・オブ・ザ・デイにも選出されました。

 

 

例えば今年の周冠宇や、昨年の角田裕毅選手のように。

新人としてシーズン開幕戦からデビューして、いきなりポイント獲得するだけでも凄いことです。

 

でもデ・フリースは、虫垂炎を患ったアルボンに代わり急遽スポット参戦でのF1デビューとなったわけで。

そんな状況で、いきなりポイントゲットするなんてさらに凄すぎます!

 

この快挙、一体どれくらい凄い記録なのか?

これまでのF1の歴史で、同様のケースを調べてみることにしました!

 

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「スポット参戦デビュー戦でのポイント獲得」一覧

年度 GP ドライバ― チーム 結果
2022 第16戦
イタリア
N.デ・フリース ウィリアムズ 9位
2016 第2戦
バーレーン
S.バンドーン マクラーレン 10位
2007 第8戦
アメリカ
S.ベッテル BMW 8位
2005 第4戦
サンマリノ
V.リウッツィ レッドブル 8位
2004 第8戦
カナダ
T.グロック ジョーダン 7位
1993 第15戦
日本
E.アーバイン ジョーダン 6位
1989 第7戦
フランス
J.アレジ ティレル 4位

(調査条件)

  • 1987年以降のシーズンを調査

 

 

管理人がF1を見始めた、1987年以降の36シーズンを調査しました。

 

スポット参戦でF1デビューして、いきなり入賞を果たしたドライバー。

『今回のデ・フリースで7人目であることが分かりました!

 

前回は2016年、バンドーンがアロンソの代打でマクラーレンからデビューしたレースです。

なので今回のデ・フリースは、約6年ぶりの快挙を成し遂げたことになります。

 

 

36シーズンで7回ですから、単純計算ではおよそ5年に一度の頻度ということですね。

もうちょっと少ないかと思っていましたが、それでも5年に一度しかない快挙達成と言っていいのではないでしょうか!

 

 

該当ドライバー、その後のF1での活躍は?

ドライバ― レギュラー 表彰台 優勝 タイトル
N.デ・フリース
S.バンドーン × × ×
S.ベッテル
V.リウッツィ × × ×
T.グロック × ×
E.アーバイン ×
J.アレジ ×

 

デ・フリース以前に、「スポット参戦でF1デビューして、いきなり入賞」した6名のドライバー。

その後のF1での活躍ぶりも見ておくことにしましょう!

 

 

まず、6名ともスポット参戦後に正式レギュラーに昇格しています。

これは来年の去就が未定のデ・フリースにとっては、心強いデータですよね!

 

そして6名中、4名がF1で表彰台を獲得する活躍。

そのうち、3名が優勝まで果たしています!

 

さすがにチャンピオン獲得までとなると、セバスチャン・ベッテルのみとなりますが。

 

F1デビューまで漕ぎ付けても、多くのドライバーが表彰台や優勝を経験せずに去っていきます。

そんな中で、半数のドライバーが優勝しているのは凄いです。

 

やっぱり緊急参戦で結果を出せるのは、非凡なドライバーの証なのかもしれませんね!

 

 

他のサーキットで、デ・フリースの走りが見たい!

© Williams Racing

 

デ・フリースにとってラッキーだったのは、今回のモンツァは直線の速いウィリアムズに最も適したサーキットだったことです。

ぜひモンツァ以外の、あらゆるサーキットでどんな走りなのかも見てみたいものです。

 

F1にデビューしたり活躍するのって、こういう運や巡り合わせって凄く重要ですよね。

そういう意味では、デ・フリースはF1レギュラー昇格の第一関門はクリアしたのではないかと思います。

 

 

来年の去就については、ウィリアムズだったり、ここ最近はアルピーヌだったり。

このイタリアGPでの大活躍で、一気にいろいろウワサも出てきています。

 

あくまで、今回調べてみた統計データ的にはですが。

後にF1優勝まで期待できるような逸材であることが分かりましたので。

 

果たして、デ・フリースが来年以降F1レギュラードライバーとしてデビューできるのか?

今後のニュースに注目して、吉報を待つこととしましょう!

 

以上、スポット参戦デビューでいきなり入賞したドライバーについての調査でした!

 


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