少し前になりますが、フェラーリのF1が、街中を走っているニュースがありました、こちらの動画ですね。
コアなF1ファンのみなさんはよくご存知だと思いますが、これはマラネロという、フェラーリの本社がある街です。
管理人は、2回ほどマラネロに行ったことがあります。
コロナのこのご時世、なかなか今行く訳にもいかないので、マラネロに行った気になれるように、動画にあわせて街を紹介していきたいと思います。
フェラーリ本社はこんなところ
これが本社入り口です。動画10-18秒あたりが、この本社の中ですね。
思ったより近代的ではなく、良い意味で懐かしい感じ。
門は固く閉ざされています。たまに社員が通る時だけ、屈強な警備員がでてきて門が開かれます。すごいセキュリティです。
しかし、実はこの本社の中には入ることができます。
日に何回かバスツアーをやっていて、中を案内してくれます。
工場の中には入れませんが、敷地内をバスにのって説明してくれます。
ただし、説明はイタリア語と英語なので、管理人の英語力では何を言っているかさっぱりわかりませんでした(笑)
あとバスに乗るときに、携帯のカメラのレンズにしっかりテープが貼られます。
なので、残念ながら写真撮影は一切できません。
お腹がすいたらリストランテ・カバリーノ
本社のすぐ前には、エンツォ・フェラーリも通ったことで有名なレストランのリストランテ・カバリーノがこちら。
これは入り口の写真ですが、跳馬がお出迎えしてくれてるみたいで、いきなりテンションが上がります。
レストラン内も、過去のフェラーリドライバー関連の写真やレアな展示など見どころがたくさん。
あとフェラーリのワインなんかも売っています。
お土産・記念品はフェラーリストア
さらにリストランテの目の前には、フェラーリストアがあります。
店内は洗練されたオシャレな感じのショップです。
ここにしか売ってないようなフェラーリグッズもたくさん売っています。
ここでお土産調達ですね。
近代的な工場もあります
そして、エンツオ・フェラーリ通りといういかにもマラネロな通りを歩いていくと、Gestione Sportivaという建物が見えてきます。
これは工場ですね、さっきの本社と違って、かなり近代的です。
たしか今はF1はこちらの工場で開発していた(はずです)。
このあたりまでが、動画の20-23秒目くらいまでですね。
フェラーリ博物館:Museo Ferrari
そして動画の25-28秒目あたりで右折して出てくるのが、このフェラーリ博物館、Museo Ferrariです。
また詳細は別記事でレビューしたいと思いますが、フェラーリ好きの人は必ず一度は行って欲しい、フェラーリづくしの本当に素晴らしい博物館です。
歴代のF1マシン、フェラーリのチャンピオンたちの多くの貴重な展示をご覧いただけます。
フェラーリに試乗できる
そしてこの近辺には、このようなフェラーリを試乗できるショップがひしめいています。
客引きのおじさんたちも結構います。
「チャイニーズ? テストドライブ! ニイハオ!」とか言って、中国人に間違えて近づいてきます。
面倒なら、「ノーライセンス! ノーチャイニーズ! ジャパニーズ!!」とか言えば、「コニチハ! ワハハ!」とか明るくすぐに退散してくれるので安心です(笑)
テストコース:フィオラノサーキット
そして、動画の最後、31秒目からがココですね。
フィオラノサーキットに到着です。
博物館から歩いたら10分強くらいはかかる距離感です。
昔はフェラーリ自前のこのサーキットでガンガン開発テストをしていたようですが、最近はルールでF1テスト走行が禁止されています。
ただフェラーリオーナーの中でも、さらに過去のフェラーリF1マシンを所有している方々のために、たまに過去のF1マシンのテスト走行をしているとか。
なので、運が良ければF1が走っているところが見れるかも!?
しかし、金持ちの中の金持ち、という感じでしょうか。
世の中、お金があるところにはあるんですね(笑)
マラネロは、何度でも行きたい街!
バーチャルツアー(大袈裟でした)、いかがでしたでしょうか。
今はまだまだ厳しい状況が続きますのでダメですが、記事を書いていていつかまた行きたくなってきました。
他にもジル・ビルヌーブなど過去のドライバーの銅像や、フェラーリ一色のホテルなどまだまだ見どころがたくさん。
何度訪れても飽きない街なので、コロナ影響がなくなったら、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。