この貫禄、このドヤ顔、かなりのベテランに思えますがまだ20代です。
デビュー戦表彰台を獲得した凄いドライバーですし、今年は中団で大暴れするハースに期待です！
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バーレーンでの3日間のF1プレシーズンテスト、いよいよ最終日です。
ただいま3日目午前の走行中、また『ながら見』で、この記事を書きながら観てます（笑）
ニキータ・マゼピンの悲しい離脱騒動の結果、ケビン・マグヌッセンの復帰が決定して。
いよいよ昨日のテスト2日目、そのマグヌッセンが2年ぶりにF1の舞台に復活しました！
そんなマグヌッセンに注目してたら、なんと2日目トップタイムですよ！
テストなので、タイムはあんまり関係ないとはいえ。
昨年までのハースなら、狙ってもトップタイムなんて出せなかったはずなのでこれは頼もしいですよね！
例えば近年のホンダの活躍からF1を見始めた、若いファンの方などは。
もしかしたら、マグヌッセンのことをあまり知らない方も多いかもしれませんね？
ということで、今日はマグヌッセンの2日目テストの状況と。
あらためて、これまでのキャリアも振り返ってみようと思います！
中継終了時、トップはフェラーリだったはず？
© formula1
まず昨日のテストの状況から。
マグヌッセンが登場したのは、2日目午後のセッションです。
DAZNやフジテレビNEXTでも中継していたので、「あれ？」と思った方も居ますよね？
中継終了時には、この通りフェラーリのサインツがトップタイムを叩き出していました。
ハースのマグヌッセンは、この段階では9番手。
でも、実は全チームの走行が終わった後で。
Everyone has returned to their garages but Kevin’s got another 55 minutes to play out 😊#HaasF1 #F1Testing pic.twitter.com/MnJibqW6jr
— Haas F1 Team (@HaasF1Team) March 11, 2022
この通り、ハースF1チームだけ約1時間の走行が許されていました。
理由は、初日午前の走行が出来なかった救済措置のためです。
F1運営側が準備した輸送便が原因での遅れだったので。
2日目に1時間、3日目に3時間の特別走行が許可されています。
中継終了後の、その特別時間に出したタイムが。
トップタイムになったということですね（笑）
テストとはいえ、チームの士気は上がるはず！
A strong first day back for K-Mag 💪
60 laps completed plus the fastest lap of the day! The 1:33.207 was set on the C4 tires.#HaasF1 #F1Testing pic.twitter.com/i2JNadquJC
— Haas F1 Team (@HaasF1Team) March 11, 2022
テストなので、速いタイムは全く参考にならないとはいえ。
昨年までのハースF1チームからは、望外の結果だったに違いありません！
今年のマシンVF-22は、フェラーリとの連携が強化された証が随所に見られます。
プレシーズンテストではそのフェラーリが絶好調なので、ハースにも期待できます！
何よりこのところ暗いニュースが続いていただけに。
このトップタイムによって、チームの士気やモチベーションが高まったのは間違いないのではないでしょうか。
ミック・シューマッハとともに、今年は中団勢でハースが面白い存在になる。
そんなことを感じさせてくれるテスト2日目でした。
デビュー戦で表彰台はダテじゃない！
© Formula1 Twitter
ケビン・マグヌッセンと言えば。
デビュー戦で2位表彰台を獲得した凄いドライバーということ、いま一度思い出しておきましょう！
管理人がF1を見始めた1987年以降で、デビュー戦表彰台という記録。
1996年のビルヌーブ、2007年のハミルトンと両チャンピオンに並ぶ快挙です。
いかに凄い記録か、これだけで分かります！
さらに、そのデビュー戦もただ運に恵まれたとかではなくて。
チームメイトのチャンピオン、バトンをいきなり上回る予選4位を獲得。
そして粘り強い走りで見事に3位表彰台でチェッカー（レース後に2位に繰り上げ）を受けたのを見た時には。
とんでもないドライバーがF1に現れた、と思ったものです。
貫禄十分のベテランに見えて、まだ20代（笑）
© Haas F1 Team
ただその後は、凋落が既に始まりつつあったマクラーレンだったのが不運の始まり。
ルノー、ハースと中堅チームを渡り歩き、デビュー戦以降表彰台の獲得は一度もありません。
そして2020年を最後にF1を去りますが、ハース時代の走りが認められ今回見事にF1に返り咲いたという経緯です。
若いミック・シューマッハの成長のためにも。
ベテランであるマグヌッセンと良いコンビだなぁ、なんて思っていたのですが。
ところで、マグヌッセンって何歳になったんだっけ？
と思って調べてみたら、1992年10月5日生まれでまだ29歳でした（笑）
このヒゲやオールバックの貫禄十分の姿にダマされてましたが。
まだ20代の若者だったんですよね（笑）
伝えられているところによると、今回は単年契約ではなく複数年契約とのことです。
なのでハースにじっくり腰を据えて、強いチーム作りを目指すのに欠かせない存在になるはずです。
今回のバーレーンテスト2日目の結果を見て。
マグヌッセンが、デビュー戦のような輝く走りや、表彰台に再登壇してくれるのではと期待しちゃいました！
中団勢の台風の目となる存在として、今年のハースは絶対面白いはずなので。
皆さんもぜひハースとマグヌッセンに注目して、今年のF1を楽しむことにしましょう！
以上、ケビン・マグヌッセンのテストトップタイムについてでした！
