アゼルバイジャンGP13位で、なにげにハースが最下位を脱出してます!
でも最終ラップのチームメイトバトルで揉めたみたいです(汗)
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先日のアゼルバイジャンGP。
地味にコンストラクターズランキングに変動があったことに気付きましたでしょうか?
『ハースが、ウィリアムズを抜いて9位に浮上!』
今年は開発もストップし、新人2名のラインナップで苦戦が続く今シーズン。
しかしシーズン序盤とはいえ、9位に上がったのは素晴らしいことじゃないですか!
そんなことを思っていたら、何やらファイナルラップでのバトルについて。
両ドライバーで一悶着もあったようです。
そのあたりも含めて、今日はハース関連の状況を見てみることにしましょう!
第6戦終了時点のランキング
まずこちら、第6戦アゼルバイジャンGP終了時点のコンストラクターズ選手権の順位です。
フェラーリ、アルファタウリが順位を上げたことはご存知の方も多いかと思います。
でもこのように!
地味にハースも、最下位から9位に順位を上げたことがわかりますよね!
もしかしたら最近F1ファンになった方は。
『同じ0ポイントの場合、どうやって順位が決まるの?』
という疑問があるかもしれませんね。
0ポイント同士の場合だけではなく、同一ポイントの場合はこのようにランクが決まります。
- 最高順位が高いチームが、上位ランクとなる
- 最高順位が同じ場合、回数が多いチームが上位ランクとなる
第5戦まで、ウィリアムズの最高順位は14位(3回)。
対して、ハースの最高順位は16位(2回)でした。
それが第6戦アゼルバイジャンGPで、ハースのミック・シューマッハが13位となり。
順位が逆転したということです!
最終ラップ、チームメイトバトルで一悶着
そんな重要な意味を持つ13位だったわけです。
そして実は最終ラップのゴールラインまで、チームメイト同士の激しいバトルの上での13位でした。
14位のマゼピンとの差、なんと0.074秒差という接戦でのゴールでした。
そのアツい最終ラップのチームメイトバトルで、どうやら一悶着あったようです。
最終コーナーを抜けた段階では、ニキータ・マゼピンが13位、ミック・シューマッハーが14位。
そして最終ストレートで、ミックがマゼピンをオーバーテイクするシーンがこちらの動画。
ウォールへ幅寄せされたミック、ジェスチャーで怒りを表しています。
そして無線でも、
『こいつ、ほんとに俺を殺す気なんじゃないの!!』
という感じで、激怒してる様子です。
F1関係者や、ファンのSNSでも、ウォールに幅寄せしたマゼピンに対して非難が集中しています。
皆さんはこのバトル、どう見ますか?
管理人としては、ただのレーシングアクシデントではないかと思ってます。
イモラでのこのバトルと大差ない、誤解の範疇?
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今年の第2戦イモラの、ボッタスとラッセルのクラッシュに少し似ているかと。
抜く側と抜かれる側、双方の判断に誤解がありクラッシュ。
いわゆるレーシングアクシデントです。
ただ今回のマゼピンは、急激にラインを変えたのは事実だと思います。
これはいただけませんが、でも動画を見る限り意図的にも見えません。
- マゼピンは、左側から仕掛けられると判断し右側に寄った
- それと同時にミックは、右側から抜きにかかった
- 焦ったマゼピン、マシンの挙動がピクついた
こんな状況だったように見えました。
SNSなどでは、『たかが13位争いなのに危険すぎる』という意見も見られました。
でも今回13位は彼らには重要な順位だったわけです。
そして半分冗談ですが、そもそもマゼピンが本気でブロックする時には・・・。
昨年F2で見せたような、もっとえげつないブロックのはずなので(苦笑)
少しマゼピンを色眼鏡で見過ぎているようにも思いました。
あくまで管理人個人の感想です(笑)
今後、どこまで9位を維持できるかに注目!
そんな一悶着も、チーム内で話してすでに解決したようです!
なのでドライバーも観るファン側も気持ちを切り替えて。
ハースの新人コンビがどこまでこの9位を守れるのかに今後は注目ですね!
第6戦までで、ウィリアムズは14位を3回記録しています。
なので次戦以降で、ウィリアムズが一度でも13位となったら再逆転しちゃいます。
うーん、厳しい(笑)
でもこの新人コンビも今後、角田裕毅と同じく経験済のサーキットが続きます。
マシンにも慣れてきていると思うので、なんとか頑張って欲しいところですね!
優勝や表彰台争いだけでなく、たとえ13位争いにもこんなアツいドラマがあるのがF1の面白いところです。
一つでも上の順位を目指して戦うF1ドライバーやチーム、やっぱり全員リスペクトですし注目です。
ぜひ優勝争いや上位争いだけではなく、こういう下位チームの戦いや順位にも注目して。
今後もF1を楽しんでみてはいかがでしょうか!
以上、ハースのコンストラクターズ最下位脱出についてでした!