F1の全10チームが、新しいコンコルド協定に合意したニュースが出ていましたね。
より均衡したレースを安定的にファンに届けるために、チーム間の分配金格差を無くすなどビジネス的な取り決めに各チームが合意したということですね。
ところで、このF1の「コンコルド協定」の名称の由来について。
フランス・パリのコンコルド広場にFIA本部があり、1981年に最初の協定が結ばれました。
以来、この「コンコルド協定」という名称になっているのはご存知の方も多いかと思います。
実は管理人は、このFIA本部をわざわざ見に行ったことがあります(笑)
2013年なので少し古いですが、大きく変わっては無いはずです。
一体どんなところにFIA本部があるのか、今回はご紹介していきたいと思います。
パリ中心部のコンコルド広場にあります
FIA本部が建っているのは、パリの中心部にあるコンコルド広場にあります。
パリの観光地と言えば、真っ先に思い浮かぶのは、凱旋門やエッフェル塔、ルーブル美術館。
ほかにオペラ座やノートルダム大聖堂、モンマルトルの丘などですかね。
たぶん、その次の人気グループに入るくらいの観光スポットがこのコンコルド広場です。
ご覧の写真のように、噴水やオベリスクが美しい広場で、少し遠くにはエッフェル塔も見ることができます。
またシャンゼリゼ通りはこの広場が起点となっているので、遠くまっすぐに凱旋門が見える位置にあります。
ほか歴史的には、マリー・アントワネットがギロチン処刑になった広場だそうです。
F1好きではないご家族・ご友人たちと行かれる場合。
このあたりのアピールポイントをうまいこと言って、なんとかこのコンコルド広場に向かいましょう(笑)
管理人は一人旅でしたので、パリに着いて真っ先にこのコンコルド広場に向かいました。
道路を挟んだ大きな建物がFIA本部
そして肝心のFIA本部ですが、この広場の道路を挟んだ、ご覧の大きな西洋風の建物です。
こんな感じでFIAの旗が翻っているのですぐにわかります。
建物の全景の写真を撮り忘れたのですが、とても横に長く威厳のある風格の建物です。
F1ドライバーやチーム関係者がFIAに呼び出された、なんていう場合にはこの建物に呼び出されていたわけですね。
そういえば大昔、アイルトン・セナがFIAに呼び出された際にも一緒に映ってたりしました。
FIA本部の入り口はこちら
そして、建物の中に入るための入り口がこちらです。
ちゃんとドアの上部に、フランス語でFIAと書いてあります。
そしてなんと!
管理人が行った時には、ご覧のようにドアが開いてるではありませんか!
警備員さんとかも居ないので、これはとりあえず勇気を出して中に入るしかない。
と青い扉の奥に入ってみました。
中に入ると、奥にはさらにこんな透明ガラスの自動ドアがあります。
ガラスというか、鏡のような立派な自動ドアでした。
管理人が写真撮ろうとしているところも、反射して映っちゃっていますね(笑)
ここまで入って、ガラス越しに中を覗いていたのですが、そのうち中から屈強そうなマッチョマン警備員が出てきちゃいました。
フランス語で何か言ってましたが解らなかったので、怖いので出てきました。
でもこの写真だけは撮って引き返してきました、すみませんでした(笑)
このように、FIA本部の中に入れるわけではなかったです、残念。
でも最初の青い扉が閉じている場合が多いそうなので、ラッキーだったのかもしれません。
コンコルド広場まで行ってしまえば、観光の所要時間は15分程度あれば充分すぎるくらいです。
F1観戦のついでに訪問がオススメです
パリまではヨーロッパ各国から交通網が整っています。
管理人の場合は、2013年のベルギーGP観戦後にパリに向かいました。
所要時間は、こちらの写真のタリスという列車で、ベルギー・ブリュッセルからパリまで1時間半程度です。
飛行機に乗らないで列車で行けたので、南仏で行われるフランスGPやモナコGPよりも楽にパリまで行けたかもしれません。
今は新型コロナの影響で、海外渡航が難しい状況ですし、F1も無観客レースが続いています。
来年以降になるとは思いますが、もし来年以降にヨーロッパにF1観戦に行った際には。
F1やモータースポーツの歴史を感じることができるので、ぜひこのパリのFIA本部にも足を運んでみてはいかがでしょうか。
以上、パリ・コンコルド広場のFIA本部訪問記でした!