「今年のフェラーリは違う」は、「今年のメルセデスはヤバい」くらい風物詩ですが。
でも本当に今年こそは、と期待しちゃう順調ぶり!
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いよいよ始まったF1プレシーズンテスト。
テスト2日目も、各チーム精力的に走り込んでデータ収集に勤しんでました。
そんなワクワクするようなF1プレシーズンテストのはずが。
ロシアのウクライナ侵攻という、悲しくて恐ろしいニュースが世界中を駆け巡った一日でもありました。
F1でも早くもその影響が出始めています。
悲しいニュースに暗くなっていても仕方ないし、各々が出来ることをするしかありませんので。
管理人は世界平和を祈りながら、いつものように楽しいF1について明るく書き散らかすことにします!
ということで、テスト2日目の様子を見て行きましょう!
順調すぎるフェラーリ!
まずは、テスト2日目のタイムとラップ数です。
トップタイムは、フェラーリのルクレールです。
ただテスト初日の記事でも取り上げましたが、速いタイムはテストでは関係ないので。
重要な方のラップ数に注目してみると。
初日、2日目ともに、フェラーリが150周を上回る最多周回であることが分かりますよね!
ラップタイミングもテレビ中継も無いし、ロングランのペースまでは分かりませんでしたが。
でもとにかく、テストでは周回数が最重要なので。
こうなったら今日の3日目も、フェラーリが3日連続で最多周回となるのか?
ぜひフェラーリのラップ数に注目して、見てみることにしましょう!
「ポーポイズ現象」が話題に
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このようにF1マシンが上下に跳ねまくる「ポーポイズ現象」が話題になっています。
テスト初日には、メルセデスがこの問題に悩まされていると報じられていましたが。
2日目には、各チームとも問題に悩まされていると話題になっています。
例えばこちら、フェラーリ以外でもアルピーヌも跳ねてますよね。
Bumpy road to the top for Charles Leclerc! 🤕#F1 pic.twitter.com/Z6a5e6d3bo
— Formula 1 (@F1) February 24, 2022
(直接再生できず、Twitterが開きます)
「ポーポイズ現象」とは、詳しくは以下サイトなどにも出ています。
でも、ちょっと難しめなので(笑)
めちゃくちゃざっくり言うと、こんな背景や現象です。
- 今年から、グランドエフェクトカーが復活した。
- 車高が上がった状態で、車体下部に流れる空気が多いほど、ダウンフォースも増加する。
- ダウンフォースが増えると、車高が下がる。
- 車高が下がると、車体下部に流れる空気が減るのでダウンフォースも減る。
- ダウンフォースが減ると、車高が上がる。
以降2~5がループして、上下に跳ねているような状態になってしまいます。
この動画を最初に見た際には、恐ろしく恐ろしくてたまりませんでした。
過去には、グランドエフェクトカーならではの悲しい事故も発生しています。
各F1チームとも、この現象は想定はしていたでしょうが。
予想をはるかに上回る現象に悩まされているようです。
でもそこは、最高峰の技術を誇る現代のF1チームです。
残り一日となったバルセロナテストや、次回の3日間のバーレーンテストで解決策を見出して。
開幕戦は各チームともより安全なマシンで迎えれるよう、祈りながら見守ることにしましょう!
ロシア問題のF1への影響
ロシアのウクライナ侵攻問題により、F1界にも様々な影響が出ています。
ハースF1チームについて
まずロシア企業「ウラルカリ」をメインスポンサーとするハース。
この写真のように、マゼピン父が経営するロシア企業「ウラルカリ」のロゴを外し。
またロシア国旗をイメージするカラーリングも削除して、真っ白なマシンでテスト最終日に挑んでいます。
また、マシンだけではなくて。
昨夜のうちに、トランスポーターやガレージなどからすべて撤去した模様です。
チームの声明では、現時点でこれ以上コメントすることはない、とのことです。
今後については、EU諸国からのロシアへの制裁内容によって例えば。
- ウラルカリの資産凍結・送金不可により、ハースが資金運用困難状態に。
- ロシア人のEU諸国への入国禁止により、マゼピンのレース出走不可に。
などなど、こんな最悪のシナリオが現実となるかもしれません。
F1ロシアGP開催について
2日目テストのインタビューセッションでは、ベッテルやフェルスタッペン、アロンソなど。
ロシアGP開催に反対である意向を表明しています。
F1運営側も、ロシアGPについて声明を発表しており。
『流動的な展開を注視していくが、現時点でロシアGP開催についてこれ以上のコメントは無い』
とのこと。
ハースの件についても、ロシアGP開催の件についても。
F1ファンとしては、今後の行方を見守っていくしかないですね。
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ということで、テスト2日目を振り返ってきました。
正直F1どころではない出来事が発生してしまったので、世界はそれどころではない事態です。
戦争関連のニュースやSNSを見ていると、暗い気持ちになってきます。
F1云々の前に、まず世界平和と紛争地域の方々の無事を祈りたいです。
でも出来ることは、これ以上犠牲者が出ないように祈るくらいしか無いので。
良い意味で、あんまり深く考え過ぎないようにして。
すでに始まっているバルセロナテスト最終日、いつものように楽しんでいくこととしましょう!
以上、バルセロナ・プレシーズンテスト2日目についてでした!