過去7回、一度も雨のレースとなったことが無いロシアGP。
でも今年は3日間とも雨予報です、2コーナーの危険なコース復帰走路も気になります。
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ようやく水曜日です、あと2日間でロシアGPの開幕ですね!
3連戦の後、1週開いたので待ち遠しくて仕方ありません!
管理人はいつも、だいたい水曜日くらいに。
現地サーキットの天気予報をチェックするのですが。
なんとビックリ!
『今年のロシアGP、3日間とも雨予報!』
これまであまり雨の印象のないロシアGP。
過去7回の開催で、予選や決勝で雨が降ったことは一度もありません。
でも今年は、予選や決勝で天候が悪そうな週末が予想されます。
果たしてどんな影響があるでしょうか?
ロシアGP 週末の天気予報
まず、あらためて天気予報を見てみましょう。
こちらは一番ベタな、google先生が教えてくれる天気予報です(笑)
これ以外にも、海外の天気予報サイトもいくつか見てみましたが。
だいたいどれも、ロシアGPの週末は雨の予想をしているサイトが多かったです。
特に、土曜日から日曜日にかけては大雨だとか。
これはタイトル争いやレースに、大きな影響を与える雨になりそうですね。
すでに現地が大変なことに!?
#F1 #RussianGP This afternoon at @SochiAutodrom . (via Zsolt Janvari) #MsportXtra pic.twitter.com/8kzyw5mX8v
— #MsportXtra (@MsportXtra) September 21, 2021
こういう現地の情報を知りたい時、ツイッターって本当に便利です。
いろいろ検索してみたら、火曜日の段階でこんな感じのようです。
そして、ちょっとビックリしたのがこちら。
At least the sky is pretty even if the paddock is a tad flooded 😬🙄 pic.twitter.com/sLQh94ZL0C
— Carlin (@CarlinRacing) September 21, 2021
空は晴れているのですが、このようにパドックが浸水している模様です。
これは酷い・・・。
週末だけと言うより、今週ずっと天気が悪いようで。
なんとか予想が外れて、好転してくれると良いのですが。
もうベルギーGPの時のように、4時間耐久観戦グランプリみたいなのは嫌ですもんね(笑)
マックス、PU交換のチャンス?
もし雨のレースとなった場合。
マックス・フェルスタッペンのレッドブル・ホンダが、どんな戦略で挑むのかが注目です。
まずマックスは、前戦イタリアGPでのクラッシュにより今回のロシアGPでは3グリッド降格ペナルティです。
さらに、どこかのグランプリでパワーユニットを交換する必要があり、今シーズンどこかのグランプリで最後尾スタートのペナルティを受ける必要もあります。
もしレースが晴れであれば、ここはスタート後の最初のコーナーまで直線が長いので。
3グリッド降格だけであれば、大きなハンデにはならなかったかもしれません。
しかし、もし雨のレースになりそうなのであれば。
当然、3グリッド降格とパワーユニット交換を同時に受ける戦略も考えるはずですよね。
今年のハンガリーGPが良い例ですが、雨だとレースの混乱が予想されるので。
最後尾スタートでも、そんなに大きなハンデとならないかもしれません。
ただもちろん、リスクも高まります。
中団から後方のマシンの団子状態で、貰い事故に遭遇する可能性も高まるわけで。
そんな中で、レッドブルがどんな戦略を取ってくるのか?
これはこの週末、一番の注目ポイントですね!
昨年のこのアクシデント、覚えてますか?
A moment to forget for Carlos Sainz – as an error of judgement ends his race just seconds into the opening lap 💥#RussianGP 🇷🇺 #F1 pic.twitter.com/OxZcdsvoWC
— Formula 1 (@F1) September 27, 2020
今年のロシアGPで気になっていること。
昨年のこのオープニングラップの事故、皆さん覚えていますでしょうか?
2コーナーをコースアウトした際の、コースへの復帰手順について。
どう考えても無理があり、サインツがこのように酷いクラッシュを喫してしまいました。
昨年は、他車を巻き込むようなことは無かったのが不幸中の幸いだったのですが。
この位置でクラッシュすると、運が悪ければすぐ隣がコースなので。
F1マシンにとって最も危険な、Tボーンクラッシュの可能性があることを危惧しています。
晴れのレースだとしても、ここはとても危険なゾーンです。
雨のレースだとコースアウトするマシンが増え、危険度がさらに何倍にも膨れ上がるはずです。
なので、今年は無理のないコース復帰手順になっていると良いのですが。
特に、雨での走行だと心配で仕方がありません。
とにかく酷い事故はもう見たくないので。
きちんと昨年の教訓が生かされたコース復帰手順になっているよう、FIAには期待したいところです。
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ということで、初のウェットレースとなった際のロシアGPの注目ポイントを見てきました。
でもやっぱり観る側としては、危険だし、気持ち良い晴天でのレースを見たいですよね!
まぁ、天気予報なんてアテにならないのが世の常なので(笑)
そんなに気にし過ぎず、もうしばらく状況を見てみることにして。
週末のロシアGP、思いっきり楽しむことにしましょう!
以上、雨のロシアGP週末についてでした!