ここからは、吹っ切れたボッタスの走りに期待できそうです。
スプリント予選ではチームプレーに従うのか、まさかの反逆か、ちょっとドキドキです!
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2021年F1第14戦イタリアGP、金曜日が終了しました。
といっても、今週はスプリント予選実施による変則開催なので、金曜日に予選が行われました。
多くの皆さんにとって、仕事や学校の疲労ピークである金曜深夜。
それでも予選をリアルタイムでご覧になった皆さん、本当にお疲れさまでした!
さて、その予選ですが、やりましたよバルデリ・ボッタス!
男の意地を見せてくれました、本当に嬉しい!
パワーユニット交換のため、残念ながら決勝レースでは最下位スタートとなりますが。
でもこの後のスプリント予選の展開が、非常に楽しみな予選結果となりました。
さっそく、ボッタス中心に予選の振り返りと週末の展開を見ていきたいと思います!
第3戦ポルトガルGP以来の予選1位!
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こちら、予選1位が決まった瞬間のボッタスの無線です。
第3戦ポルトガルGP以来、11戦ぶりの予選1位となりました!
だからなのか、めちゃくちゃ嬉しそうですよね!
でも、一つ残念なことが。
無線では『ポールポジションだっ!』って言っていますが。
残念ながら、ポールポジションの称号はスプリント予選の勝者に与えられるので。
あくまで『予選1位』なんですよね(汗)
うーん、前回のイギリスGPでのスプリント予選で見えてきた課題でも同じとを思いましたが。
やっぱり、『1周最速の称号がポールポジション』であって欲しいな、と。
皆さんはどう感じましたでしょうか?
管理人はこのボッタスの素晴らしい走りと喜びっぷりを見て。
『ポールポジションは、誰が何と言おうとボッタスだ!』
と、あらためて思ってしまいました。
トゥの恩恵無く、このタイムは凄い!
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(インスタグラムの動画時間制限のため、2ページに分かれています)
こちらが、そのボッタスのスーパーラップ1周の動画です。
見てください、前にまったくクルマが居ないことが分かりますよね!
このモンツァ、うまくトゥの恩恵があれば1周で0.6秒ほどのゲインがあるようです。
でもこのラップは一切、トゥの恩恵を受けていないことを意味しています。
もちろん、パワーユニットを新品にした恩恵はあったのかもしれませんが。
でもトゥ無しでこのタイムを出せたのは、ボッタスの速さの証明と言えると思います!
チームプレイか、それとも・・・?
予選2位はハミルトンです。
このように予選後にはお互いを称え合っていました。
そして予選3位には、レッドブルのフェルスタッペン。
ただし予選4~5位につけたマクラーレン勢とは僅差で、苦しい戦いが予想されます。
タイトル争いに目を向けると、ハミルトンとフェルスタッペンのポイント差はたった3ptです。
そしてスプリント予選では、1位:3pt、2位:2pt、3位:1ptが付与されます。
なのでメルセデス陣営としては、スプリント予選では1位:ハミルトン、2位:ボッタスの順で。
3位にマクラーレン勢のどちらかが飛び込んできてくれるのが理想の展開でしょう。
でも、ボッタスが素直にハミルトンに順位を譲るようなことをするのか?
ココがスプリント予選での最大の注目ポイントになりそうですね!
前戦オランダGPでは、ボッタスがチームからの命令に対するささやかな抵抗として。
レース終盤で、ハミルトンのファステストラップを更新してしまったのは記憶に新しいですよね。
とはいえメルセデスとボッタスは、特に喧嘩別れという形でも無さそうだし。
いきなり反逆したり、命令無視みたいなことはまず無い、とは思いますが。
ボッタスのプライドを賭けたスプリント予選での戦いぶり。
これは、ちょっとドキドキしながら見守る価値ありです!
残りシーズン後半も、ボッタスの意地が観たい!
スプリント予選の結果がどうあれ、日曜の決勝レースは最後方からのスタートとなります。
なので優勝争いは厳しいと思いますが、最後方からどこまで追い上げてくるかにも注目です。
そしてイタリアGPが終わり、残りシーズン8戦。
なんとか、ボッタスの優勝する姿をもう一度観たいです!
以前から何度か取り上げていますが、ボッタスは歴代のハミルトンのチームメイトと比べて遜色ない成績です。
ただチームメイトがハミルトンという化け物、相手が悪かっただけです。
移籍も発表し、これまでのプレッシャーや苦労から解放されたボッタス。
シーズン後半戦、タイトル争いを搔き乱すカギを握る存在になるかもしれません。
そんなシーズン後半戦をボッタスに期待しつつ、まずは本日のスプリント予選。
一体どんなレースを魅せてくれるのか?
大丈夫だとは思いますが、まさかの反逆の可能性にドキドキしながら(笑)
ボッタスのプライドを賭けた戦いを、目一杯応援したいと思います!
以上、イタリアGP、ボッタス予選1位についてでした!