本日、何か公式発表があると思っていた方も多かったようです。
なんとか開催したい想いは関係者も同じでしょうから、信じて待つことにしましょう!
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本日は8月10日です。
F1日本グランプリ開催について、SNS中心に本日何らかの発表があると思っていた方が多かったようですね(汗)
そのことに対して、鈴鹿サーキットからSNSでコメントも出ています。
一体何が起こっていたんでしょうか?
ちょっと様子を見てみることにしましょう。
鈴鹿サーキットからのツイート
F1日本グランプリを気に掛けてくださる人が多く、感謝感激です。
8月10日に何か発表があるのでは?と、一部報道やSNSで噂されていますが、本日時点で発表できることはございません。
次の情報をご案内できる日まで、お待ちくださいますよう、お願いいたします。https://t.co/EuLVj7VqFc#F1JP
— 鈴鹿サーキット (@suzuka_event) August 10, 2021
本日14時ごろの、鈴鹿サーキット公式ツイートです。
このように、『本日、何も発表しないよ』というツイートが投稿されています。
何だこりゃ?と思ってSNSをチェックしてみると。
どうやら昨日あたりから、
『鈴鹿でのF1開催可否について、8月10日に公式案内が出る!』
と、さも確定情報のようなツイートが飛び交っていました。
確かに、2週間ほど前の7月最終週あたりに。
こんなニュースが国内情報サイトにも散見されていました。
なので、『8月10日に決まる!』というタイトルだけが独り歩きしていったのかもしれませんね。
情報ソースと事実関係が大事!
コレなんですが…どうやら
①某海外メディアが「8/10が判断リミット」と報道
↓
②国内メディアが「…と報じられている」と転載
↓
③SNSで尾ひれがついて「8/10に鈴鹿が発表」で拡散のようです…ウチは8/10なんて言ってないのに…(´;ス;`)
ちなみにまだ全力で調整中!#F1jp #スゥさんに質問 https://t.co/WB2zyyxnC7
— (・ス・)<スゥさん@鈴鹿サーキット公式/質問用 (@suzuka_live) August 10, 2021
その鈴鹿サーキット公式のツイートのすぐ後に。
今度は『鈴鹿公式アカウント・質問用』からもこのような経緯説明のツイートが投稿されています。
ちなみに、元の海外メディアの記事はこちらです。
ドイツの『auto-motor-und-sport』というメディアの記事です。
イギリスやイタリアの大衆紙なんかよりは、それなりに信頼性のあるメディアだと思います。
なので、今回拡散してしまったのかもしれませんね。
ちなみにこれまでも、例えばボッタスとラッセルのトレードのウワサの際にも書きましたが。
F1のウワサ話については、
- 情報ソース元
- 事実関係
だいたいこの2点を確認すると、ニュースの信頼性が分かります(笑)
今回は情報ソースがそれなりに信頼できるメディアですが、でも『誰が、8月10日だと明らかにしたのか』までは記載されていません。
なので、限りなく憶測記事に近いと思われます。
また仮に『8月10日までに決定する必要がある』ということが事実だったとしても。
決定してすぐ、当日に詳細を発表するなんてあり得ないと思います。
なので一体、『8月10日に発表する』という話がどこから出てきたのか?
ツイッターの情報拡散力の凄さを感じました(笑)
2022年の開催は発表済だし、2006年に比べればマシ!
2年連続で鈴鹿F1が開催されないかもしれない不安、確かに分かります。
でも管理人はそんな時は、2006年のレース後のことを思い出すようにしています。
2006年鈴鹿は、翌2007年からは富士スピードウェイでの開催が決定していて。
もしかしたらもう2度と鈴鹿でF1が開催されないかもしれない、そんな状況での開催でした。
なのでレース後は、そんな名残惜しい思いからか、日が暮れてもグランドスタンドは満員。
そこで、こんな鈴鹿F1フィナーレの涙のセレモニーが始まります。
こんな感じで大型モニターに、過去の鈴鹿F1の優勝者とチームが順に表示されていくんです。
『あぁ、ホンダ鈴鹿での最後の勝利だったなぁ』
『高校3年生、模試と中間テストを放ったらかして親に心配かけたよなぁ』
『セナの最後の勝利、この目で確かに見たぞ』
『大学1年生、初めて鈴鹿に車で来たっけな』
『やっぱりシューマッハって凄かった、アーバインも凄かった』
『社会人1年目、休暇取り過ぎて先輩に怒られたなぁ』
こんな感じで、各年のレースと自分の思い出で。
どんどん涙で前が見えなくなっていきます(笑)
そして最後に、2006年の優勝者アロンソ。
『これで最後なのかよ、嫌だよ(号泣)』
そして最後に、この画面。
前年までは、『See you next year』(来年また会おう!)だったのが。
この2006年は『See you again』(いつかまた会おう!)になっていて。
完全に涙腺が決壊し、人目をはばからずに泣いたのを覚えています。
管理人だけではなく、周りでも泣いてる方や嗚咽が聞こえてくるほど。
素晴らしいながらも淋しいセレモニーでした。
と、かなり前置きが長くなってしまいましたが(笑)
この2006年の淋しい想いと嗚咽に比べれば、発表が少々遅くなろうが、万が一中止になろうが。
1年我慢すれば、2022年以降の開催が決まっているから、強い気持ちになれています!
2022~24年までは確実に日本GPは鈴鹿で開催されますから!
出来ることは、気長に信じて待つことだけ!
気長に、信じて待つことにしましょう😊#f1jp https://t.co/KoSvNMj3jW
— みんなでF1 (@minna_de_F1) August 10, 2021
また何の影響力もありませんが、本日管理人のツイッターでも呟いた通りなのですが(笑)
繰り返しになりますが、ファンとしてはただ信じて、公式発表を待つしかないです!
『ホンダファン』にとっては、日本でF1ホンダエンジンの走りを観れるのは最後となりますし。
また推しドライバーが今年でF1を去るかもしれない、みたいな状況の方なんかも。
ヤキモキする気持ちは痛いほど分かります。
でもホンダラストランや、角田選手の凱旋レース、すべてのドライバーの雄姿を鈴鹿で観たいのは、関係者も同じ想いのはずです!
そのために、まだきっと各方面と調整・交渉を行ってくれているのでしょう。
そんな関係者に感謝と敬意を込めて。
ファンとしては良い意味であまり深く考えずに、引き続きF1日本開催を祈りながら。
もうしばらく、気長に正式発表を待つことにしましょう!
以上、F1日本GP鈴鹿開催についてでした!