日本GP鈴鹿では、これまでブーイングなんて起きたこと無いですが。
2013年ベルギーGP観戦時の勝者ベッテルへのブーイングは、あまり気分の良いものではありませんでした。
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2021年F1第11戦ハンガリーGP、土曜の予選が終了し。
このあといよいよ決勝レースです!
管理人としては、決勝に向けて楽しみ一杯なのですが。
でも土曜予選での最終アタックの一件で、おもにSNS界隈が何やらまた騒がしくなっているようですね(汗)
そして、見事にポールポジションを獲ったハミルトンへのインタビュー中には。
観客から大ブーイングも起きる始末。
日本GP鈴鹿では、記憶の限りこれまで一度もブーイングなんて起きたことないですが。
海外観戦された方は、経験したことがある方もいるかもしれませんね?
管理人は、一度だけ経験があります。
でももう二度と経験したくないくらい、非常に残念な気持ちになる経験でした。
いろんな見方や意見はあると思いますが。
管理人としては、昨日の予選でハミルトンがブーイングを受けるのを見て、この嫌な経験を思い出してしまいました。
一体何があったのか。
ハミルトンへのブーイングやSNSでの誹謗中傷について、思うところを書いてみたいと思います。
2013年ベルギーGP:勝者ベッテルへのブーイング
まず管理人が経験したブーイングは、2013年ベルギーGP観戦時でした。
このベルギーGPから9連勝を達成し、セバスチャン・ベッテルの圧勝となったシーズンです。
管理人はオー・ルージュで観戦していたのですが、レース終了と同時に全力ダッシュして。
ヒーヒー言いながらも、なんとか表彰台をコース真下から見ることができました。
しかしそこで目にしたのは、優勝したベッテルに対するまさかのブーイング。
『強いマシンに乗って、圧勝しすぎるから』
という意味不明な理由で(汗)
確かに2013年には『マルチ21』という、ベッテルがチームメイトのウェバーを裏切る事件があったり。
当時非力だったフェラーリのアロンソ、メルセデスのハミルトンを心情的に応援するファンも多かったり。
そんな事情で、最強マシンに乗り続けるベッテルに対して、アンチベッテル派が多く居たのだと思われます。
強すぎるがゆえに、称賛ではなくてブーイングを受ける理不尽さ。
今回のハミルトンへのブーイングや、SNSでの誹謗中傷を見ていると。
なんだかこの2013年ベッテルの時の経験が甦ってきてしまいました。
テレビ中継が、対決を煽り過ぎた!?
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確かにテレビ中継を見ていたら、ハミルトンだけが極度のスロー走行をしているようにも見えるし。
フェルスタッペンの邪魔をしているようにも見えましたよね。
でもこれまでのグランプリで、メルセデスのアウトラップがスロー走行だったことは。
素人の管理人でも知っていることです。
なので、
『レッドブルは、なんでもっと早くメルセデスの前に出さなかったんだ?』
と、レッドブル側のミス、というかリスク取り過ぎという感覚で見ていました。
そしてライバルが隙を見せたら、徹底的に相手の隙を突き、何が何でも勝つ。
それがF1の戦いだし、当たり前のことだと思います。
なので管理人としては、その後のメルセデスとハミルトンの行動には。
『当たり前のことを無慈悲に実行する、さすがチャンピオン』
と、むしろ感銘を受けたくらいでした。
というのが、管理人のあくまで個人的な意見です(笑)
考え方、感じ方は人それぞれ!
もちろんフェルスタッペンやホンダを応援するファンにとっては、
『ハミルトン、なんてことしてくれるんだ!』
と落胆や怒りを覚えたファンの方も多く居ると思います。
考え方や感じ方は人それぞれなので、管理人の意見や価値観を押し付けるつもりはまったくありません!
ただSNSで、ファン同士がいがみ合っているのを見るのは少し悲しかったので。
せっかくお互いF1が好きなファン同士なのですから、もっとお互いの意見を尊重して。
お互いの正義と正義をぶつけ合うと、戦争しか起きませんし。
あまり意味のない議論や暴言はやめたらいいのにな、と思ったのが正直なところ。
『いろいろあったけど、レースではきっと推しドライバーやチームが勝ってくれる!』
と、気持ちを切り替えて、もうちょっと肩の力を抜いてF1を楽しんでみてはいかがでしょうか!
ハンガリーGP現地では、土曜夜に雨が降り、路面状況も一新されたようです。
このままドライ方向にいけば、ソフトタイヤのレッドブルは不利になるでしょう。
でもレイン方向にいけば、レッドブルの形勢逆転もあるかもしれません!
果たしてどんな戦いになるのか。
ハンガリーGP決勝は、ブーイングなんて無いようなクリーンな戦いを期待して。
メルセデスのファンも、レッドブルのファンも、目一杯楽しむこととしましょう!
以上、ハンガリーGPでのハミルトンへのブーイングについて思うところでした!