いよいよ、フライアウェイ開催地の中止が現実的になってきたのかも。
日本GP・鈴鹿もこうならないよう、盛り上げていくしかないですね!
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3週間のインターバルは長すぎました。
でも、いよいよ、ようやく、F1レースウィークに突入しました!
さっそくいつものように次戦イモラに向けてウキウキと情報収集をしていたら、イモラとは別のかなり気になる記事が海外サイトに掲載されているのを目にしました。
『F1カナダGP開催に黄信号。無観客開催の場合、追加で600万ドル必要』
F1レースウィークに突入した喜びも一気に吹き飛ぶ、嫌なニュースでした。。。
うーん、いよいよ来たか、、、というようなニュースです。
日本GP・鈴鹿での開催を占うニュースになるかもしれません。
でも避けて通れないので、少し深堀してこのニュースを見てみたいと思います。
無観客開催での追加費用がネック
まず記事が掲載されていたのがこちらの海外サイトです。
と思っていたら本日、日本のautosport webにも同様の記事が出ていました。
このあたりから少し引用させていただきます。
昨年は中止となったカナダGP、今年は6月11~13日に予定されています。
もうほんの2か月後ですよね。
現在のカナダの新型コロナの状況では、無観客レースでの開催を検討せざるを得ない状況。
でも無観客レースとなると、チケット収入で賄えなくなる費用が追加で600万ドル(約6億5000万円)発生し、F1側はこれを地元政府に負担するように求めているそうです。
しかし元の開催権料が1,870万ドル(約20億4000万円)もあり、追加費用600万ドルをさらに支払うことに地元政府が難色を示しているそうです。
政府からF1側への回答期限は、本日4月12日だそうです。
なので、もうまもなく『中止』か『無観客開催』かの判断が下されるということですね。
シーズン前半のフライアウェイはカナダGPのみ
この記事を見て、今年のカレンダーをあらためて見直してみました。
昨年のコロナ禍でも開催実績のあるヨーロッパ・中東・ロシアを除いた、今年のフライアウェイ戦の初戦は第7戦のカナダGPです。
その次は、10月以降の第16戦シンガポールGPから、第21戦オーストラリアGPまでのアジア・北南米・オーストラリア連戦までフライアウェイ戦はありません。
なのでカナダGPだけは少し早く、もうこの時期に判断を迫られているということですね。
しかし遅かれ早かれ、第16戦~21戦の開催地も同じ判断に迫られます。
ニュースはカナダGP開催についてでしたが、このような流れから日本GP・鈴鹿での開催の方が気になってしまった次第です。
日本GP:鈴鹿の金銭問題は、カナダGPよりも厳しい?
日本GP開催に向けて、このように鈴鹿サーキットからは『詳細を5月中旬に発表したい』とメッセージが出ています。
これまで、日本GP開催に向けては、新型コロナ感染状況やワクチン接種状況ばかり気にしていました。
でもカナダGPと同じように、金銭負担問題が、日本GP:鈴鹿にも発生するはず。
政府や地元自治体が金銭的負担などには関与していない、一民間企業が運営している日本GPです。
おそらくカナダGPよりも、もっと厳しい現実が待っているはずです。
無観客で行わざるを得ない状況であれば『中止』だとか?
無観客ではないにしても、観客動員人数に制限をかけるようであれば、『チケットは例年よりもかなり値上げ』『例年は無料で使えていた施設の有料化』だったりとか?
日本GP鈴鹿に向けても、我々ファンも覚悟しておく必要がありそうです。
でもそうならないよう、鈴鹿サーキットや日本GP関係者が尽力してくださっているはずです。
なので鈴鹿サーキットから5月中旬に発表される結論を、待つしかないですね。
でもどんな結果になっても、リスペクトして尊重したいと思います。
鈴鹿サーキットさんからのメッセージに、『一緒に盛り上げましょう、力を貸してください』とあるので。
管理人ができることとしては、『チケット代金が何倍になっても』『万全の感染対策で』鈴鹿でF1観戦することを宣言し、盛り上がる同志が増えていくようにF1情報を発信していきたいと思います(笑)
以上、カナダGP開催黄信号ニュースからの、日本GP鈴鹿開催への懸念についてでした!