これまでのマシン全て、コクピット横の星条旗が誇らしげでした。
でも今年は、こんなところに追いやられました・・・。
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2021年3月4日(木)、日本時間17時に。
ハースF1チームの2021年新車『VF-21』が公開されました。
発表会という形ではなく、新車カラーリングのみの公開となりました。
ミック・シューマッハ、ニキータ・マゼピンの新人コンビで挑む2021年。
今年は、いろんな意味で何かと注目されています(笑)
さっそく、新車『VF-21』情報を見てみましょう!
発表会は無し、新カラーと新スポンサーのみ公開
Introducing the Uralkali Haas F1 Team VF-21…#HaasF1 https://t.co/skSVeLuc1s
— Haas F1 Team (@HaasF1Team) March 4, 2021
告知されていた日本時間17時に、こちらのツイートが投稿されました。
タイトルスポンサーとして、ロシアの『ウラルカリ』が新たに加わることが告知され、
この画像でニューマシンのお披露目となりました。
ぱっと見た瞬間、『ロシア国旗そのまんまやん!』と思った方もきっと多かったですよね。
マゼピン父の経営するウラルカリがタイトルスポンサーとなったので、ある程度予想はできましたが、まさかここまでとは(笑)
もう少しいろんな角度から、新カラーを見てみることにしましょう。
新車『VF-21』フォト
VF-21
まず、今回公開されたマシンはすべて旧車『VF-20』です。
なのでマシン形状には変更なく、今回は新カラーリングのみの公開となります。
そのカラーリングですが、、、デザイン自体は、シンプルでカッコ良いとは思います。
でもやっぱりどの角度からどう見ても、『ロシア国旗』感が溢れていますよね(笑)
ちなみに、チームの新しいロゴもこんな感じ。
こちらも、うまいことロシアっぽい表現となってますね(笑)
ある程度はロシア色が濃くなる予想ではありましたが、まさかここまでやるとは。
ハースの誇り『星条旗』も、悲しい位置に・・・
ハースのマシンは2016年の参戦以来これまで、コクピット横に必ず『星条旗』が誇らしくデザインされていました。
2016年はカラーで、それ以降はモノクロで、このようにデザインされています。
ところがニューカラーマシンでは・・・
なんじゃこりゃ、小っちゃ(苦笑)
走行していたら、絶対判別できない大きさと位置に追いやられています。
アメリカを代表して、唯一F1に参戦しているハースF1チーム。
その誇りである星条旗が、こんなことになるなんて・・・。
これは悲しい(涙)
かつての日本のチーム、スーパーアグリで想像してみましょう。
例えば、こんなロシア国旗感溢れるデザインになり、しかも日の丸がもしこんな位置に追いやられたとしたら・・・。
そんなことを想像したら、アメリカのハースファンはいまどんな気持ちなんだろう、と。
さぞかし悲しい想いを抱いているのではないでしょうか。
サポートする日本企業は無し
ハースF1チームを、スポンサーやサプライヤーとしてサポートする日本企業はありません。
他チームと比べると、パートナーの数は少ないですよね。
ちなみに今回新たにパートナーに加わった『1&1』という会社は、ミックが連れてきたドイツの企業のようです。
リアウィングやマシンサイドにロゴが貼られていますが、ウラルカリほどは目立っていないです。
カラーもスポンサーも、『チーム・マゼピン』感が漂っているので、
ミックにはぜひ、走りで存在感を示して欲しいですね!
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ハースF1チームの新車公開の状況を見てきました、いかがだったでしょうか?
なんというかある意味、弱肉強食の厳しいF1の世界を表すカラーリングだったかもしれません。
こういうことも含めてF1なので、楽しむしかありませんね!
楽しんできた新車発表も、残りウィリアムズとフェラーリの2チームのみとなりました。
次回は、3月5日(金)23時から、ウィリアムズの公開となります。
金曜日で夜更かしもしやすいので、リアルタイムでご覧になる方も多いかもですね!
新車発表会の視聴方法や、開始時間が確定次第、以下のページを更新しています。
ぜひチェックしてもらって、あと残り2チームの2021年F1新車発表会を見逃さず、楽しんでいくこととしましょう!
以上、ハースF1チーム、新車カラーリング公開についてでした!