トップ10を集計してみたら、さすが皇帝ミハエルという結果となりました。
それだけ長く大活躍したということですね!
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早いもので2021年も本日で1月が終わり、明日からもう2月です。
歳をとってくると、年々月日の経つのが早く感じてしまいます。
そんなことを思いながら今年のF1の見どころを考えていたら、
『復帰するアロンソも今年の夏には40歳、15歳も年の離れたオコンを上回れるのか?』
と、やっぱり中年ドライバーに目が行ってしまいます(笑)
最年長のライコネンも、チームメイトは14歳も年下のジョビナッツィです。
この15歳差とか14歳差のチームメイトって、実はけっこう珍しいのでは?
そんなことを考えていたら、
これまでのF1史上で年齢差が離れたチームメイトを調べたくなってきました。
さっそく結果を見ていくことにしましょう。
年齢差が離れたチームメイト トップ10
順位 | 年度 | チーム | 年長 | 年少 | 年齢差 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 2010 | メルセデス | M.シューマッハ(41) | N.ロズベルグ(24) | 16歳175日 |
2 | 1991 | ベネトン | N.ピケ(39) | M.シューマッハ(22) | 16歳139日 |
3 | 2010 | ザウバー | P.デ・ラロサ(39) | 小林可夢偉(23) | 15歳201日 |
4 | 1995 | マクラーレン | N.マンセル(41) | M.ハッキネン(26) | 15歳51日 |
5 | 2021 | アルピーヌ | F.アロンソ(39) | E.オコン(24) | 15歳50日 |
6 | 1993 | ジョーダン | T.ブーツェン(35) | R.バリチェロ(21) | 14歳314日 |
7 | 1998 | ジョーダン | D.ヒル(37) | R.シューマッハ(22) | 14歳286日 |
8 | 1993 | ベネトン | R.パトレーゼ(38) | M.シューマッハ(24) | 14歳261日 |
9 | 1993 | ローラ | M.アルボレート(36) | L.バドエル(22) | 14歳33日 |
10 | 2019 | アルファロメオ | K.ライコネン(39) | A.ジョビナッツィ(25) | 14歳58日 |
(調査条件)
- 1987年以降の全チーム・全戦のチームメイトを調査
- 初めてチームメイトになった際の年齢を表記
こちらが、1987年以降の近代F1におけるチームメイトの年齢差トップ10です。
年度・チームごとに、年長・年少ドライバーとその時の年齢、年齢差をわかるように表記しています。
なんとミハエルが年長・年少でワンツー!
なんと皇帝ミハエルがワンツーという驚きの結果に。
年長ドライバーとしては、2010年のニコ・ロズベルグとのコンビで堂々の首位。
年少ドライバーとしては、1991年のネルソン・ピケとのコンビで2位、1993年のリカルド・パトレーゼとのコンビでも8位という結果に。
これはミハエルが、F1の世界にいかに長期間に渡って活躍していたか、を示していますよね。
とても面白いデータとなりました。
未勝利コンビは、デ・ラ・ロサ&可夢偉のみ!
結果を見ていて、やけにチャンピオンやウィナーが多いと思いませんか?
10組中、チャンピオンを含むコンビは5組、F1ウィナーを含むコンビだと9組となります。
唯一2010年ザウバーの、ペドロ・デ・ラ・ロサと小林可夢偉のコンビだけが未勝利コンビとなります。
このデータでも、やはりF1で勝ったりチャンピオンになるドライバーは、やけに早くデビューしたり、キャリア晩年まで活躍することが多いということを示しているのかもしれませんね。
小林可夢偉選手も、当時としてはデビューは早かった方。
あと少しの運があれば、、、もしかしたらF1で勝利していたのかもなと、
データを見てちょっぴり悔しくなりましたが、その夢は角田裕毅選手と見ることにしましょう!
アロンソとライコネン、今年はデビュー20周年!
現役ドライバーのコンビでは、アロンソ&オコンが5位、ライコネン&ジョビナッツィが10位という結果でした。
上には上が居たとはいえ、やはりこの現役2組の年齢差はF1の歴史の中でも上位に来ることが良く解かりましたね。
2001年にデビューしたアロンソとライコネン、まだこの頃は二人ともすごく初々しいですね!
そんな二人も、今年でちょうどデビュー20年となります。
二人とも数年F1を離れたということでも共通していますね。
40代になっても若者に対してまだまだ引けを取らないところを見せてくれているライコネン。
今年40歳を迎えるアロンソとともに、まだまだ元気な走りを見せてくれるはずです。
管理人も同じ40代として、この2人の中年ドライバーを応援せずにはいられません(笑)
まだまだ元気に、若手ドライバーの度肝を抜くような走り。
今年はこの二人に注目・期待して、中年パワーを楽しむことにしましょう!
以上、年齢差が離れたF1チームメイト調査でした!