いつものようにF1情報をSNSやWebサイトで見ていたら、気になる情報を見つけました。
『バーレーンGP、土曜と日曜は雨の可能性も?』
前回のトルコGPと同じ中東とはいえ、今回は砂漠の国、バーレーンです。
雨が降っているイメージがまったく湧かないので、過去のバーレーンで、F1走行時の降雨記録などを調べてみることにしました。
F1開催1週前時点の天気予報
まず、バーレーンGP開催1週間前、11月22日(日)段階の天気予報がこちら。
現地時間17:10から決勝スタートですが、ご覧の通りこの時間は雨予報となっていることが解ります。
いくつかの天気予報サイトを見てみましたが、雨予報もあれば曇り予報もありました。
1週間前の予報ですし、海外の天気予報サイトだし、アテに出来ない部分もあります。
が、いくつかのサイトが雨予報を示していたので、雨の可能性は十分ありそうだということですね。
2019年4月 F1テスト走行時に降雨
Bahrain gets 10 rainy days per year on average. But early forecasts for next week's race indicate a chance of precipitation.
Rain at last year's test at the desert track kept teams in their garages for several hours as none had brought wet weather tyres:https://t.co/CGqAJFGqs3
— RaceFans (@racefansdotnet) November 21, 2020
過去のF1レース開催時の天候を調べてみました。
残念ながらこれまで、F1の予選や決勝セッション中に本格的な雨が降ったことは調べた限りではありませんでした。
でもこちらのツイートの記事のとおり、F1テスト走行の際にまさかの雨に見舞われたことはありました、
時期は昨年2019年の4月。
シーズンインしてからの貴重なテストがバーレーンで行われたものの、途中で何度か降雨に見舞われてしまいます。
砂漠のバーレーンで雨が降るとは誰も思っていなかったため、雨用タイヤを持って来なかったそうです(笑)
ただ待つしかない状況がずっと続き、大きく走行時間が削られる結果となったとか。
たしかに、バーレーンは年間で10日間しか雨が降らないとのことで、テストでの雨の確率と輸送コストを考えると解らなくもないですよね。
強風によってなかなか路面が乾かなかったということなので、もし今回のバーレーンGPで雨が降れば、風や気温にも注目しないといけないですね。
2019年12月 WECテスト走行時にも雨
F1ではありませんが、WEC世界耐久選手権のルーキーテストでも、雨に見舞われたことがあります。こちらの写真です。
日本の山下健太選手が初のテストに挑んだのですが、この写真のように大雨に見舞われたテストになってしまいました。
砂漠の国なので、降っても少量とかそんなイメージだったのですが、、、
この写真からは、かなりの雨量と大粒の雨の可能性も十分に起こり得ることが解りますね。
サーキットのリアルタイム天気チェック
F1テレビ中継でよく見る、サーキット近辺の雨雲レーダーの予測画面。
あれと同じではないですが、似たような画面なら上記サイトで見れたりします。
完璧ではないですし、正直使い方もよく解からないのですが、サーキットのどの方向から雨雲が近づいてきているのか、なんとなくリアルタイムに知ることができます(笑)
今回調べてみて、砂漠の国のバーレーンでも普通に大雨が降ることが解りました。
なのでまさかの雨になったら、このようなツールを使ってバーレーンGPを楽しむこととしましょう!
以上、バーレーンGPの天気予報についてでした!