【2026年 F1日本GP鈴鹿】P席 詳細ガイド

鈴鹿 観戦席ガイド
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鈴鹿サーキット全20観戦席ごとに、F1走行ビューやオススメ席、視界を遮る金網・電柱などの詳細情報をレビューします。

第10回は、シケイン手前に2010年以来の復活となる新設P席です!

 


当サイトでは2022年から毎年、鈴鹿サーキット全観戦席の詳細ガイドを公開しています。

 

レビュー内容は全席共通、2026年版の全20観戦席まとめページはこちらです。

【2026年 F1日本GP鈴鹿】全観戦席ガイド
鈴鹿サーキット全20観戦席、F1マシン走行ビューや金網・電柱視界などの詳細情報のまとめページです。すべて2026年の変更に合わせ更新しますので、ぜひチケット購入時・観戦時の参考にしてください!当サイトでご好評をいただいている、鈴鹿サーキット...

ポータルサイトとして、ぜひブックマークなどしてご利用ください!

 

おかげさまで、毎年多くのF1ファンの皆様にご覧頂いています。

このガイドきっかけで、鈴鹿サーキットさんのお手伝いもさせていただけるまでになりました!

 

2026年版も、より多くのF1ファンの皆様のお役に立ちたいと思っています!

では第10回は、シケイン手前に2010年以来の復活となるP席のレビューです!

 

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P席:F1マシン走行ビュー

 

まずこちら、P席の2026年版F1走行シーン動画集です。

  • P席からの想定観戦ビュー
  • 収録年度:2025年/2023年

 

実際の観戦視界に近くなるよう、なるべく高倍率ズームを使わず等倍で撮った動画を掲載しています。

ただしP席は2026年の新設席です、自由席時代に撮った動画なのであくまで視界は想定です。

 

コースの眺めの参考としてだけでなく、全てF1開催中の実際の走行動画です。

  • F1の速さでの目視可能時間
  • 大勢の観客の頭や体の視界影響

などもご参考にしていただけると思います。

 

まずは実際の走行シーンをご覧になって、新設P席のイメージを掴んでみてください。

 

 

 

P席:概要

画像提供:鈴鹿サーキット

 

P席は、2026年に新設される観戦席です。

上図のように、これまで自由席だったエリアの上段に仮設スタンドが設置されます。

 

下段はそのまま、西エリアの自由席として残ります。

 

チケット料金全席共通で28,000円となります。

2万円台の指定席の中では、もっともグランドスタンドからの距離は近い席となります。

 

 

 

P席:2025年からの変更点

2010年以来の指定席復活

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新設のP席ですが、「2010年以来」15年ぶりに復活します。

 

スタンド列数は7~9列とそんなに高くはないですが、とても横方向に長く。

総席数は1,555席と、それなりの人数を収容できる仮設スタンドとなりそうです。

 

 

 

サーキットビジョン設置!

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P席の指定席化に伴い、サーキットビジョンが設置されることになりました!

 

 

上図の通りだと、設置場所はおそらくこのあたりのはずです。

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どのブロックからも、近くて見やすい位置になりそうです。

 

また前方に位置する自由席、西エリアPからもこの位置ならビジョンが見えるはずです。

 

M席ガやO席ガイドでも書きましたが、2026年はこのビジョン観戦環境改善によって。

西エリア全般がより楽しめるエリアに変貌すると思います!

 

いやぁ何度書いても、この2026年の素晴らしい変化に大拍手を送りたいです!

 

 

 

P席:特長

130R側 視界

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シケイン側 視界

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こちら2025年土曜フリー走行3回目、西エリアPの自由席から撮影した写真です。

2026年の新指定席は、もう少しだけ高い位置の仮設スタンドからの視界となります。

 

(主な特長)

  • 130R出口からシケイン進入までを、観ることができるエリア。
  • NIPPOコーナーからデグナーへの進入も観れるので、1周で2回同じマシンを観れる
  • 両視界ともF1マシンは高速で通過するため、可視時間は意外に短い
  • 両視界とも、基本的にはすべて金網被りの視界となる。
  • シケイン進入でのオーバーテイクバトル、それなりに観れる可能性はある。
  • シケイン自体は、看板が邪魔して走行は見えないはず。

 

 

ちなみに、上の写真の看板下に右側に曲がるコースがありますが。

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手前は旧ピットロードです、2022年にラティフィ選手がシケインと間違えた道です(笑)

 

シケインは、下段に位置する自由席の場所あたりからは見えますが。

上段に位置するP席からは、シケインは看板に隠れて見えない想定です。

 

スタンドの高さ次第と、もしかしたらもう少し130R側だったら見えるブロックもあるかもしれませんが。

  • 基本的にはシケインは見えない
  • もし見えたらラッキー

くらいに思っておくようにしましょう!

 

 

 

新スタンドの設置位置予想

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こちら2025年に、P席裏の通路を歩いているときに撮影した写真です。

 

西コースへの重要な移動経路なので、この通路幅はそのまま残るはず。

また、今回の仮設スタンドは7~9列とそんなに背の高くないスタンドなので。

 

おそらく青い図形くらいの、そこそこ背の低い仮設スタンドが丘の中腹にかけて設置されるはずです。

なので自由席時代に撮った写真と、さほど視界・特長に差はないはずです。

 

ちなみに動画は、この通路から立って撮ったものばかりです。

新スタンドでは、中段あたりの高さとなるはずです。

 

これらを踏まえて、ぜひあらためてYouTube走行動画をチェックしてみてください!

 

 

 

避けたい視界情報(金網・電柱など)

金網被り視界を少しでも避けるには?

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P席は基本的に、すべての席が金網被り視界となります。

 

ただし横長のP席なので、もっとも130R側のOブロックまで行くと。

レコードラインがアウト側になるため、一部金網被りしない視界を楽しめるはずです。

 

ただしOブロック側はほぼ130Rに位置するため、シケイン側はまったく見えない可能性があります。

見えたとしても、人被り視界となってまともに見えないはずです。

 

上の写真は2025年に、もっとも130R寄りのG席側で撮ったものです。

ご覧の通り完全に位置は130Rで、眺めもほぼG席に近いですよね。

 

 

こればかりはスタンドがどのように設置されるか次第なので、当日チェックするまでわかりません。

 

なので、金網がどうしても気になる方は130R側でもよいとは思いますが。

2026年は、あまりそんなこと気にせずに。

 

「シケイン側」「130R側」どちらの視界が好みかによって。

どっち側のブロックで観戦するか、お好みで決めればよいのではないでしょうか!

 

 

 

P席:総合評価

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では最後に、P席を全席共通の5つの軸で総合評価したいと思います!

 

快適性
  • グランドスタンドから、徒歩15~20分程度とそこそこな距離感
  • 130R側ブロックなら、130Rオアシスがすぐ近い
  • シケイン側ブロックなら、Q2スタンド下での雨宿りや休憩も可
  • P席専用の常設店は無いが、キッチンカーや自動販売機はそれなりにある
  • トイレはすべて仮設トイレ、1500人以上の観客分をさばける増設があるかは未知数

などの理由で、星3つとしました。

 

視界
  • 1周のうち、2度走行を観ることができる
  • 通過速度が速いため、可視時間は意外に短い
  • 目の前は全席金網被りの視界、ブロックやスタンド位置により人被り視界の可能性も
  • シケインは、看板に隠れて見えない

などの理由で、星2つとしました。

 

迫力
  • F1マシンの最高速度やフルブレーキングの迫力を楽しめる
  • シケイン進入のレコードラインが目の前のため、コースやマシンから距離はそこそこ近い
  • シケイン進入でのオーバーテイク、それなりに観れる可能性はある。

などの理由で、星3つとしました。

 

コスパ
  • 全観戦席の中で、4番目に安いチケット料金帯
  • 最高速やフルブレーキンぐなど、F1現地観戦の魅力を十分味わえる
  • 2万円台のチケットの中では、グランドスタンドからの距離はもっとも近い
  • 良く言えば周辺席の良いとこ取り、悪く言えば尖った特長が無い

などの理由で、星4つとしました。

 

初心者オススメ
  • スクリーンが設置され、レース展開を把握しやい
  • 自由席の西エリア券と違って、座席が確保できている安心感ある
  • 雨対策・売店・仮設トイレへの移動など、初心者には観戦ハードルはやや高い
  • 1555人分増設の混雑影響がやや気になる

などの理由で、星2つとしました。

 

 

「尖った特長が無い」とは、座るブロックにもよるので表現が難しいのですが。

例えば真ん中あたりのブロックだと。

  • 良い捉え方「そこそこグラスタから近いし、いろいろ見える!」
  • 悪い捉え方「そこそこグラスタから遠いし、130Rもシケインもどっちも中途半端!」

という感想を持つ方もいるのかなぁ、とか思ってたりします。

 

尖ったスポットで観戦するのが好きな管理人は、同じ料金ならきっとM席にすると思いますが。

F1観戦において、何を重視してチケット購入するかは人それぞれです。

 

ぜひご自身の関心ごとや優先順位と、この総合評価や情報をご参考にして。

P席での観戦をご検討ください!

 


以上、P席の詳細レビュー・ガイドでした。

 

2026年版の全20観戦席まとめページはこちらです。

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第11回は、多くのエリアでビジョンが見れるという革命が起きた西エリア券のレビューとなります。

なにか新しい発見があるかもなので、ぜひまたチェックしてみてください!

 

みんなでFトモ管理人 鈴木 淳史