アイルトン・セナに会いにタンブレロへ! イモラサーキット訪問記

訪問記
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今週末はF1エミリア・ロマーニャGPです。

2006年以来14年ぶりのF1開催となるイモラサーキットで行われます。

当時は一国一開催に則り、隣国の国名を借りて「サンマリノGP」として開催されていましたが、サーキットはイタリア国内にあります。

 

ご存知の通り、このイモラサーキットで行われた1994年のF1サンマリノGPにて。

アイルトン・セナとローランド・ラッツェンバーガーの2名がこの世を去ってしまう悲しい事故が発生してしまいました。

 

以来、いつか必ずイモラには行こうと思っていました。

そしてついに2年前の2018年、モナコGP観戦前にイモラサーキットに立ち寄り訪問してきました。

今週はそのイモラでのGPなので、その時の様子をご紹介したいと思います。

 

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イモラはイタリア中部の田舎街

イモラへは、ボローニャから電車で向かいました、20~30分くらいで着きます。

このような、のどかな風景の広がる田舎街です。

英語はほとんど通じませんが、ゆっくり聞いてくれたり話してくれるので、逆に英語の苦手な管理人にはむしろ良かったです(笑)

 

 

駅からサーキットへはバスも出ていますが、徒歩で十分歩いていける距離です。

ほぼ一本道ですし、このように看板も出ているので迷うことはありませんでした。

 

 

そして20~30分くらい歩くと視界の広がった道路に出ます。

この川の橋を渡るといよいよサーキットです、ピットビルが見えてくるので激アツの瞬間ですね(笑)

 

 

ピットビルの方に行ってみる

さきほどの橋を渡って左手に行くと、F1中継でもおなじみだったこのピットビルを間近で見ることができます。

 

 

入り口には、このようなゲートがあります。

ちゃんとエンツォ・フェラーリと、息子のディノの名前の入ったサーキット正式名称で表記されています。

 

 

川沿いには、このようなセナのプレートがありました。

「いよいよここまで来たか」という気分になり、テンションがさらに上がってきます。

 

 

ピットビルの少し奥には、このような博物館があります。

ちなみに、今は少し外観などが変わっているようです。

 

 

中に入るとショップがあり、イモラサーキットグッズなどお土産が買えます。

さらに、1994年のレースのスタートシーンを模したモデルカーも展示してます。

素晴らしい出来だったので、これは必見です。

 

 

いよいよセナのモニュメント像へ

そしていよいよ、有名なセナのモニュメント像に向かいます。

もと来た道の橋を渡って右側に行くと、このようにサーキットの下を潜って内側に行くことができます。

つまりこのトンネルの上は、ホームストレートということです!

 

 

ホームストレートを潜るとこのような看板が出てきます。

サーキットの内側は、サッカー場、テニスコートなどもある大きな公園になっています。

現在地の赤丸から、セナのモニュメントの青丸に向かいます。

 

 

途中、このように「セナのモニュメントはこっちだよ」と看板も出ています。

なので迷うことはありませんし、またサーキットに沿って歩いていくので、サーキットも見ることができるのでアッという間に到着します。

 

 

セナのモニュメント像に感動の対面

そしていよいよセナのモニュメント像に到着です。

見た瞬間に、約25年ぶりに会えたというか、なんとも言えない感動というか、とにかく涙が溢れてきて、しばらく立ち尽くすしかありませんでした。

 

 

少し離れたところから見ると、こんな感じです。

ご覧の通り、メッセージ入りの旗やTシャツなどがフェンスに並んでいます。

そのフェンスの先がサーキットで、ちょうどセナのマシンがクラッシュして停止したあたりになります。

平日だったにもかかわらず、観光客や地元の人がかなりの頻度で訪れてきていました。

 

 

メッセージTシャツをフェンスに

この年の鈴鹿ファン感謝デーで入手したTシャツとタオルを、フェンスに飾ることにしました。

せっかくだから、急遽このようにTシャツにメッセージも書き込みました。

「I have finally met you after Suzuka in 1993」

(1993年の鈴鹿観戦以来、ようやくあなたに会うことができました)

 

 

写真の赤丸あたりに貼り付けました。

世界中からファンが訪れた際の旗やTシャツが飾られているので、その一員になれた気分でした。

 

 

グランドスタンド裏にも行けます

そしてセナのモニュメント像を後にし、サーキット内側を歩いて戻ります。

途中、グランドスタンドの裏手にも行くことができます。

 

 

イモラのグランドスタンド裏には、こちらのセナの大きな写真があります。

これも雑誌などでよく目にしていましたね。

しかし、このロスマンズカラーのセナの写真をみて、あることに気付いてしまいました。

 

 

さきほどのTシャツのメッセージに「1993年の鈴鹿以来」と書いてしまいましたが、よく考えたら1994年に岡山で開催されたF1パシフィックGPを観戦に行ってました。

セナ国内最後のレース、これはその時の写真です。

なので、Tシャツのメッセージに思い切りウソを書いたことに気付いてしまいました。

でも、それも今や良い思い出です(笑)

 

 

サーキット内も歩けます!

イモラサーキットは、月に数回、徒歩と自転車にコースが解放されます。

その日を狙って行ったので、コースも一周たっぷり歩くことができました。

その時の様子は、以前に別記事で掲載していますので、よろしければこちらもあわせてご覧ください。

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いかがでしたでしょうか。

当初は観客を入れて開催される予定だったF1エミリア・ロマーニャGPですが、欧州での新型コロナウィルス懸念再燃により、残念ながら無観客レースとなりそうです。

本来ならば、今回ご紹介したセナモニュメント像なども大賑わいだったはずなので残念です。

 

ご紹介したように見所がたくさんあり、なによりセナを知るオールドファンは感動すること間違いないです。

イモラで来年以降もF1が開催される可能性は低いとは思いますが、コロナが落ち着き欧州でのF1観戦をする機会があれば、ぜひ立ち寄ってみて楽しむことをオススメします!

 

以上、イモラサーキット セナモニュメント像の訪問記でした!

 


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