「カートに乗ってみたいけど、きっかけが無い!」というF1ファンのお声が多いので。
カート体験とF1ファン交流会をミックスしたイベント、初めて開催してみました!
2024年3月10日、日曜日。
当サイト主催で、『第1回 カートでF1トモダチ』イベントを開催しました。
昨年から「みんなでF1トモダチ」という、F1ファン交流会を下北沢で開催しているのですが。
「カートに乗ってみたいけど、きっかけが無い!」というお声があまりにも多かったので。
「みんなでF1トモダチ」の派生イベントとして、企画してみました!
イベントの趣旨・概要などは、ぜひ「カートでF1トモダチ 応募ページ」をご覧になってみてください。
今回が初めての開催となるイベント、どれくらいのF1ファンが集まるか全く予想つかなかったのですが。
おかげさまで定員24名に対して50名ものご応募をいただき、当選確率2倍以上の抽選となりました。
カート体験とF1ファン交流を兼ねたイベント、果たしてどんな雰囲気だったのか?
「第1回 カートでF1トモダチ」、さっそくレポートをお届けしたいと思います!
会場は全天候型カート場、インディカート柏!
会場となったサーキットは、全天候型カート場である「インディカート柏」です。
初めてカートを乗る際に、雨が降っていると諸々ハードルが高いのですが。
イオンモール柏の6階駐車場に位置するので、そんな心配は不要なんです!
不特定多数のF1ファンが集まるイベントなので、雨の心配が不要なのは本当にありがたいです!
インディカート柏さんの、詳しいご紹介記事はこちらです。
東京から意外にすぐ行ける立地なので、ぜひ一度足を運んでみてください!
参加者:24名の構成
抽選の結果、記念すべき初回の参加者24名の構成はこのようになりました。
世代については、20代・30代が多い傾向は下北沢での交流会とほぼ同じでした。
加えて今回は身長150cm以上であれば10代の参加も可能としているので、最年少13歳の方を含め3名の10代の方もご参加いただきました!
男女比についても、下北沢での交流会とほぼ同じ傾向・比率です。
下北沢での交流会の女性比率は他のF1関連イベントに比べて高いと思うので、今回のカートイベントにも女性が安心してご参加いただけたのかと思っています!
その下北沢での交流会の参加経験有無については、およそ半々の結果となっています。
交流会で上がった声が特殊ではなく、一般的なF1ファンのニーズであることを裏付ける結果かもしれませんね!
当日のタイムスケジュール・ルール
11時から受付を開始して、11時30分からブリーフィングを開始です。
そして12時よりカート走行を始めて、2時間後の14時には走行が終了です。
あとは表彰式と交流会で、15時にはイベントとしては一旦締める。
こんなスケジュールで当日は進めました。
レギュレーションはこんなイメージ。
参加24名を6つのチームに分けて、F1と全く同じタイムスケジュールで走行します。
フリー走行や予選は「走行時間5分」ですが、カート乗降やペダル調整に走行前後で1分は必要となるので。
実際の走行時間は、1セッションおよそ3分程度です。
カートを経験したことが無い方は、「意外に短いですね!」と思う方もいらっしゃるかもですが。
そこそこ筋肉痛になるくらい疲労します、乗ってみれば分かります(笑)
少し早めに受付開始!
10:50
お車やバイクでご来場の参加者が、早く到着されていたので。
定刻の11時より少し早く受付を開始しました。
11:15
JR柏駅からの始発バスが10時40分発なので、バスが到着する時刻に続々と参加者の方が集まってきました!
ちなみに今回、電車&シャトルバスでのご来場の方が多く約半数でした。
帰りのシャトルバス利用にはレシートが必要なのですが、カート場貸切料金は管理人が代表して支払うのでレシートは参加者個々には出ないという状況だったので。
管理人が朝かなり早めに来て、セルフレジで交流会用のドリンクを一つ一つレシート発行して。
レシートが必要な参加者にお配りしました。
おかげで朝から、管理人はめちゃくちゃ疲れましたが(笑)
車でしか行けない場所にあるカート場も多いので、電車とバスで気軽に来れるインディカート柏さんの魅力が証明されたってことなんでしょう!
ブリーフィング開始!
11:30
安全第一のためには、参加者全員でのブリーフィング・ルール・注意事項把握などが必須です。
なので当日は、くれぐれも遅刻の無いようご協力をお願いしていたので。
ほとんどの方が開始10分前以上に到着してくださいました、ご協力ありがとうございました!
管理人の自己紹介なども含めて、15分少々いろいろご説明です。
11:50
続いて、初めてカートに乗る方が見る動画を全員でチェックです。
どんな情報を知った上で初めてカートに乗るのか、経験者の方も知っておいて欲しいので一緒に真剣に見てもらってます!
いよいよフリー走行、初カート体験!
12:00
そしていよいよ走行です、初めての方ばかりなので皆さんやや緊張気味です。
でもとにかく最初は安全第一なので、それくらい緊張感ある方が絶対良いです。
「アクセルとブレーキは絶対一緒に踏まないこと!」など、スタッフの皆さんのアドバイスもかなり真剣に聞き入ってくださってました!
ちなみにフリー走行や予選では、カート経験が同レベルの方が同時に走れるように編成しました。
実名にモザイク入れたのでちょっと見辛いですが、こんなチーム一覧表をブリーフィングで共有しています。
第1走者組は全員、黄色の初カート走行の6人となっていますよね!
経験レベルが綺麗に6の倍数で揃ってはないので、第二走者以降は混走になりますがほぼ同じレベル感の組み合わせでの走行となります。
せっかくなので、初カート走行の第1走者の視点でこの後を時系列で追ってみましょう。
12:05
ドキドキの1回目の走行を終えて、皆さん揃ってピットインです。
初めてなので、皆さん相当慎重に走っていました。
走行後にはこんなタイムシートが毎回出ます、青い部分が最速タイムです。
一番速い方でも1周46秒台で、アウトラップとインラップは計測されないため1分台とか計測無しなどの方も居たりします。
でも最初はみんなこんな感じなので、まったく心配いりません!
12:25
第2~4走者のフリー走行1回目を見届け、再び第1走者のフリー走行×2回目です。
タイムの写真は撮り忘れました、スミマセン(笑)
でも1回目よりもスムーズにスタートできて、徐々に慣れていく様子が目で見て明らかでした!
予選、目を見張るほどの上達!
12:55
そしていよいよ予選セッション。
フリー走行の1回目では、団子状態で6台が固まってゆーっくり走ってたのですが。
この頃には皆さんタイムアップして単独走行も増えて、みるみる上達していくのが目に見えて分かります!
動画で見るとこんな感じです。
昨日のイベント、カートに初めて乗った方の予選の走り。
フリー走行は止まるようなスピードだったのが、みるみる上達して楽しんで頂けました😊
次回開催は4月14日(日)です。
「カートに乗ってみたい!」ってF1ファンの方はぜひ😊#f1jp #カートでF1トモダチ pic.twitter.com/EHW4idCMFR— みんなでF1 (@minna_de_F1) March 11, 2024
ほんの1時間前までは、カートに乗ったことが無かった方が。
3分間の3回目の走行で、これくらいのスピードで走れるようになっています!
参考に、第1走者組の予選タイムも見てみましょう。
フリー走行1回目の最速は49秒台だったのに、予選では一番速い方はなんと29秒台に!
また全員、走行ラップ数も大幅に増えていることも分かりますよね!
この頃にはすっかり、初めての不安よりも楽しさが勝っていたように感じました!
13:15
そして同じチームの第4走者の走行を見守る、第1走者の皆さんです。
最も経験豊富な第4走者なので、その鮮やかな走りに「すごーい!」って連発してました。
同じチームの経験者からアドバイス貰って交流できたりしたことも、上達が早まった要因だったかもしれませんね!
決勝、グリッドスタートを経験!
そしていよいよ決勝レースです、ここでチームごとのレベル感の均一化と新たな交流を図るため。
こんな感じで、予選タイム順によるチーム編成に組み替えて発表します。
13:25
いよいよ決勝スタートです、第1走者がグリッドスタートの担当です!
当然全員「カートが初めて」の方ばかりですが、はじめてのスタートに緊張しつつも手を振る余裕も出てきてますね(笑)
せっかくなので、新チームのみんなでスタートを目の前で応援しましょうと。
スタート後の1コーナーには参加者全員が集まり、大声援とともに一斉スタートです(笑)
ということで、無事に第1走者が5分間走り切ってピットに帰ってきました。
それぞれのチームの第2走者にバトンタッチです。
でもF1みたいに高速ピット作業とかは危険なのでしないので、あくまで安全第一でゆっくり交代です(笑)
その後はタイミングボードを見ながら、同じチームの第2走者を応援したり。
次に走る第三走者の方も準備しながら、行方を見守っています。
そして最後は第4走者です。
これまで走ってきたみんなで、第4走者をお見送りです。
ちなみに、予選でもっとも速かった6名の第4走者グループについてですが。
今回はかなりのガチ勢も参加してくれていたので、白熱のバトル展開に!
見てて心配になりましたが、でも事前に皆さんの経験やタイムも聞いてたので。
まぁ大丈夫だろうと、ガチバトルも止めませんでした(笑)
14:00
カートでF1ファン交流会「#カートでF1トモダチ 」
レースも無事終了し、みんなで拍手喝采で盛り上がりました😊#f1jp pic.twitter.com/eJWd0wM9MZ
— みんなでF1 (@minna_de_F1) March 10, 2024
レースは、最後の最後でオーバーテイクを決めたチームが大勝利!
そのおかげで最後はこんな大盛り上がりで、チェッカーを受けた第4走者をみんなで拍手喝采で迎えることとなり。
これにて無事に、カート走行時間は終了となりました!
表彰式、1~3位チームには景品も!
14:05
レースが終わると、みんなで表彰台に向かいます。
かなり大きな表彰台ではありますが、4人×1チームなので3位まで全員乗れるか心配でしたが。
なんとか全員、イイ感じで表彰台に登壇することができました(笑)
何も景品が無いのも淋しいなと思ったので。
3位チームと2位チーム全員に、管理人が調達した下北沢交流会でお馴染みの2023年ハンガリーGPとベルギーGPの現地観戦ガイドを(笑)
そして1位チームには、貴重な過去のF1公式プログラムを全員にプレゼントです!
実は名古屋のF1ショップ「GRANDPRIX 名古屋栄店」さんから、前回の下北沢交流会用にご提供頂いた景品だったのですが。
管理人が勝手に、今回のカートイベント用にくすねて回しちゃいました。
前回交流会にご参加の皆さん、グランプリ名古屋栄店さん、スミマセン(笑)
14:10
ということで、最後はみんなで記念撮影。
手前のアルファタウリ柄のカートがカッコイイですよね、そのうち2024年仕様のVisa Cash App RBカラーになるんですかね(笑)
交流会、あっという間でした(笑)
14:15
ここからは、F1ファン交流会の時間です。
イオンの食料品売り場で仕入れた、こんなサンドウィッチを皆さんにお配りします。
ドリンクは、これまたイオンで仕入れたお茶です(笑)
そのお茶でみんなでカンパーイ、これより交流会のスタートです。
前日、というよりこの日の朝方までサウジアラビアGPをリアルタイム視聴していた方も多く。
いろんなところで、サンドウィッチやお茶を食べながらF1談義に花を咲かせたり。
たったいま走ったカートについて、さらに上手く走るためのヒントなどの会話だったりで盛り上がってます。
15:00
と気付いたら、あっという間に交流会終了の15時です。
下北沢での交流会に比べると、1時間弱の交流会なのでちょっと物足りなさを感じるかもですが。
でも所定の時間なので、ここで管理人が参加者全員に声を掛けて一本締め。
(写真撮り忘れました 笑)
これにて、イベントは無事に終了となりました!
イベント終了後、2人乗り走行も!
15:40
イベントとしては終了して、それぞれ適度に居残りつつ三々五々帰宅される形となりましたが。
ここからは別料金となりますが、もう少しカートに乗って帰る方も多かったです!
例えばこちら2人乗りカート、初心者が上手い方の運転するカートに同乗させてもらって。
ライン取りなどを教えてもらいながら、一緒に乗って楽しんでいました!
16:15
この日は他のお客様で混みあってたこともあり、2人乗りカートを待ってる間にまだこの時間にもF1談義も続いていたりで。
17:00
最後の2人乗りカート体験が終了したのが17時ごろ、この頃にはほとんどの方が帰宅されました。
でもまだ、下北沢の交流会に参加してくださった方たち。
こんなステキなヘルメットバイザーを貼って、まだまだストイックに走り込んでる方もいました!
イベント主催者としてこんな嬉しいことはありません、ほんとにありがとうございます!
ずっと見続けていたかったですが、管理人の体力も限界に近づいていたので(笑)
17時過ぎに管理人も帰宅して、これにて第1回イベントは完全に終了となりました!
大きな事故もなく、安全に誰も怪我せず、皆さんほんとに笑顔でカートとF1交流会を楽しまれていました。
『第1回 カートでF1トモダチ』大成功と言って良いと思います!
参加の皆様、インディカート柏スタッフの皆様、運営を手伝って頂いたF1トモダチの方、差し入れを持って駆けつけれくれたF1トモダチの皆様。
本当に本当に、ありがとうございました!
次回、4月にも開催します!
最後に、次回開催についてです。
今回のイベントに、定員の2倍以上のご応募があったこと。
初回は様子見で、このレポートを見て「ぜひ行きたい!」と思われる方も増えると思いますので。
次回はすぐ1ヶ月後、4月14日(日)に開催することにしました!
ちなみに、F1日本GP鈴鹿が終わった翌週になります。
体力的にどうなの、と思われる方も居るかもしれませんが。
ちょうど「先週の今頃は楽しかったなぁ病」の頃だと思うので(笑)
その淋しさを紛らわせるためにも、ぜひカート体験やF1ファン交流を鈴鹿直後に楽しんでいただければと思います!
今回実際に開催してみて、いくつか運営上の改善点なども見えてきました。
その辺りも反映して、応募開始の際には本サイトやX(Twitter)で告知したいと思います。
- 本レポートを見て、このイベントに興味を持ったF1ファンの皆さん。
- 今回応募いただくも落選し、ご希望に沿えなかったF1ファンの皆さん。
- 今回は様子見で、雰囲気を掴んでから参加しようと思っていたF1ファンの皆さん。
- 今回ご参加いただいたF1ファンの皆さん。
ぜひ当サイトをチェックしたり、X(Twitter)をフォロー頂いて。
次回も多くのF1ファンの皆様のご参加、心よりお待ちしております!
以上、【第1回 カートでF1トモダチ】イベントレポートについてでした!
みんなでF1管理人 鈴木 淳史