今週末はF1アイフェルGPです、ドイツのニュルブルクリンクサーキットで2013年以来7年ぶりに開催されます。
金曜日フリー走行1では、いよいよミック・シューマッハーがF1公式セッションのデビューを果たします。
また前戦では達成できませんでしたが、ルイス・ハミルトンがミハエルのF1最多勝記録に並ぶかも見どころとなります。
なにかとミハエル・シューマッハーに関連する話題が豊富なグランプリですね。
今回F1が開催されるニュルブルクリンクから、そう遠くないケルペンという街。
そこに『ミハエル・シューマッハー・カートセンター』という施設があるのはご存知でしょうか?
若き日のミハエルが、故郷ケルペンでカートの腕を磨いたサーキットになります。
そこに、ミハエルの歴代F1マシンなどの博物館施設も併設されています。
少し前にはなりますが、管理人は2008年に訪問したことがあります。
ドイツでのGPですし、今回はこのカートセンターの訪問記をご紹介したいと思います。
ミハエルの生まれ故郷・ケルペン
2008年のベルギーGP観戦後、ケルンに宿泊しそこからケルペンまで電車で向かいました。
タクシーなんて絶対来なそうな、本当に何もない田舎の駅でした(笑)
仕方ないので30分ほど歩いていきます、街中にはこのような日本では見たことがないミハエルの広告看板が至る所にありました。
ずっと歩いていると、このような「カートセンターはこちら」的な看板が出てきます。
だんだんとテンションが上がってきます。
そしてなんと「ミハエル・シューマッハー通り」という道路が出てきます。
この通りにカートセンターはあります。
これを見ただけで、もうすでにドキドキワクワクですよね!
広大な敷地に現れるカートセンター
そしてシューマッハー通りを歩いていくと、こんな感じでカートセンターが現れます。
思ってた以上にデカくてびっくりします!
近づいて見るとこんな感じです、MSロゴに胸が熱くなってきます。
表に回って、入り口はこんな感じです。
店内に入ると、フェラーリが壁に吊るされたモニュメントがあり、豪華な作りになっています。
歴代F1マシンを見ながら、インドアカート
そして、カートセンター内はこんな感じ。
ミハエルがかつて駆った歴代F1マシンや、巨大なヘルメットモニュメントが、インドアカートコース内の各所に配置されています。
デビュー時のジョーダンや、フェラーリ初年度のマシンなど、なかなか日本でお目にかかれないマシンたちなので、見て入るだけでまったく飽きません!
ベネトンのマシンまであります、しかもMILD SEVENのタバコロゴ入り!
わりと近くまで行って見ることもできますし、カート走行中も目に飛び込んで来ます。
どうしても歴代F1マシンに目が行くので、カート走行に集中できません(笑)
インドアコース以外に、外にはアウトドアのコースもあります。
おそらく若き日のミハエルが訓練していたコースは、このアウトドアコースなのでしょう。
どっちのコースも走ることができます。
ショップや記念カードなども充実
走行を終えた後も、このようなファンショップが店内にあります。
ここにしかないようなグッズを購入できます。
またカート走行後には、このような記念カード?会員カード?も貰えます。
写真では伏せていますが、ちゃんと名前も入れてくれますので、一生の記念になります。
その他にも、2000年にこのセンターを作った時の記念碑などの展示物もあります。
レストランやカフェなどもあり、一日居てもまったく飽きない素晴らしい施設でした!
今年2020年で閉鎖予定? 最新情報にご注意ください!
いかがでしたでしょうか。
新型コロナウィルスが落ち着いたら、行ってみたいと思われた方も多いのでは!?
ただし訪問する際には注意点がいくつかあります。
まず2年ほど前、このカートセンターが閉鎖されるニュースが出ていました。
理由はなんと石炭採掘の指定場所となってしまうためです、なので本当は2020年をもって閉鎖するはずでした。
しかし、こちらの最新記事によるとどうやら閉鎖は免れたようです。
上記のauto sport webさんの記事を引用させてもらうと、どうやら閉鎖・取り壊しは免れカートセンターは今後も運営し続けるようです。
ちなみに、こちらがカートセンターの公式ページです。
ドイツ語なのでよく解りませんが、閉鎖をにおわす記事なども無さそうで大丈夫なのでしょう。
ただし、ご紹介した歴代F1マシンなどは以下の新設博物館に移設されているようです。
こちらの、ケルンに新設された「モーターワールド博物館」に移設された模様です。
カートに乗るだけでも十分楽しいですが、歴代マシンを見たい場合には行先はケルンの博物館になるはずです。
コロナ禍で今すぐに訪問とはならないでしょうが、もし実際に訪問する機会の際には、
必ず最新情報をご確認いただければと思います。
以上、ドイツ・ケルペンのミハエル・シューマッハー・カートセンターの訪問記でした!