鈴鹿サーキット全20観戦席ごとに、F1走行ビューやオススメ席、視界を遮る金網・電柱などの詳細情報をレビューします。
第9回は、西ストレートでF1の最高速を楽しめるO席です。
当サイトでは2022年から毎年、鈴鹿サーキット全観戦席の詳細ガイドを公開しています。
レビュー内容は全席共通です、2027年版の全20観戦席まとめページはこちらです。

こちらをポータルサイトとして、ぜひブックマークなどしてご利用ください!
おかげさまで、毎年多くのF1ファンの皆様にご覧頂いています。
ありがたいことに、このWeb版観戦席ガイドがきっかけで鈴鹿サーキット公認の観戦ガイド本も出版させて頂いてます!
2027年版も、さらに多くのF1ファンの皆様のお役に立ちたいと思います。
- 去年と変わった点
- 変わらず良い点
- 変わらずイマイチな点
などを忖度抜きで、管理人の持ってる全情報を公開していこうと思います(笑)
では第9回は、F1の最高速を堪能でき、仮設スタンドも増設となったO席です!
O席:F1マシン走行ビュー
まずこちら、O席の2027年版F1走行シーン動画集です。
- O席からの観戦ビュー(O-1上段/O-1下段/O-2上段/O-2下段)
- 新設の「下段席」は想定視界
- 収録年度:2026年/2022年
コースを順回りに、各観戦エリアをご紹介しています。
実際の観戦視界に近くなるよう、なるべく高倍率ズームを使わず等倍で撮った動画を掲載しています。
コースの眺めの参考としてだけでなく、F1開催中の実際の走行動画なので。
- F1マシンの速度での目視可能時間
- 大勢の観客の頭や体の視界影響
- F1開催期間中のみ掲示の看板の視界影響
などもご参考にしていただけると思います。
なお、他の観戦席ではブロックや列番号などを明記しているのですが。
O席については、2027年からの仮設レイアウト再編で眺めが大きく変わるため明記していません。
ではまずはこれら走行シーンをご覧になり、O席の特長や雰囲気を掴んでみてください。
O席:概要
立地
O席は、2026年から新設された観戦席です。
高台の丘に設置される観戦席で、丘の斜面下は西エリア自由席として設定されています。
2027年から仮設スタンドが再編され、4つのエリアに分割されます(詳細後述)。
サーキットビジョンは、200R側のコースサイドに設置されます。
やや遠い位置のため文字情報などは読みづらいですが、レース展開を映像で追うには問題ありません。
チケット料金
仮設スタンドは4つのエリアに分かれますが、チケット料金は2種類の価格帯に分類されます。
① O-1上段/O-2上段:34,600円
② O-1下段/O-2下段:29,000円
2026年までは、O席はエリア区分されておらず均一料金でした。
2027年からは価格差が設けられ、上段側が料金設定が高くなっています。
O席:2026年からの変更点
レイアウト再編
O席については、仮設スタンドが再編となります。
- スプーン側を「O-1」
- 130R側を「O-2」
と、名称が新しい区分になってます。
そして2027年からは、25列の高さに巨大化して「上段」「下段」に分かれます!
ちなみに、2026年は14列の高さのスタンドでした。
2026年スタンドから、上方向か下方向のどちらに11列分伸びるかの予想ですが。
スタンド裏手スペースを鑑みると、下段席が新設されるイメージに近いと思います。
多少前後するかもしれませんが、『2026年スタンド≒上段席』かと予想してます。
ちなみに過去の写真を探してみましたが、2009年の高さが近かったです。
こんなイメージだったので、やはり下方向に11列伸びるはずだと思ってます!
予想の自信度は85%くらいです、最新の仮設席設置技術で上方向に伸びたらスミマセン(笑)
チケット料金 値上げ額・値上げ率
| 観戦席 | 2027年 | 2026年 | 値上がり率 |
|---|---|---|---|
| O-1/O-2 上段 | 34,600 | 22,000 | 157.3% |
| O-1/O-2 下段 | 29,000 | 22,000 | 131.8% |
2027年より、チケット料金が値上がりしています。
どの観戦席も2027年は、115~120%程度の値上げが大半なのですが。
O席はそれぞれ157%・131%もの値上げ率と、他観戦席の傾向を大きく上回ってます(汗)
2026年は西エリア券に+4,000円と、破格の料金設定だったこともありますが。
上段席は2026年と大きく視界は変わらない予想ですし、下段席は限られた視界範囲なので・・・ちょっと上がりすぎな気もしてます(汗)
なのでO席のコスパは、2027年は少し下がったと捉えています。
O席:視界特長
スプーンカーブ側 視界
130R側 視界
(主な特長)
- 鈴鹿サーキットの中で、最高速度を堪能できる観戦席。
- スプーンカーブ側は、スプーンへの進入と立ち上がりをかなり遠目に観れる。
- 130R側は、300km/hオーバーで130R進入するマシンを後方から観れる。
- 一部ブロックでは、デグナーや立体交差~ヘアピン進入まで観られる。
- レコードラインがアウト側なので、目の前の西ストレートは金網被り視界となる。
- 西ストレートから130R進入で、オーバーテイクはそれなりに期待できる。
どのエリアからも、見える範囲は西ストレートがメインです。
走行ラインがアウト側なので、上段席でも基本的にすべて金網被り視界です。
スプーンカーブ側のO-1からは、上段席ほどスプーン付近が遠めにそこそこ見えます。
130R側のO-2からは上段席ほど130Rへの進入が見えて、最端ブロックからはデグナーなども見えたりします。
管理人は2026年、金曜FP2でO席で観戦しました。
その際の動画や、新設予想の下段席の想定視界もYouTube動画に掲載しています。
これらの特長を踏まえて、あらためてYouTube走行動画をチェックしてみてください!
O席:オススメ席
デグナー・立体交差・ヘアピンも視界範囲の神席は?
『O-2上段のNブロック、なるべく上段の端席』をオススメします!
もっとも130R側に位置するブロックです。
2025年のJエリア付近の森林伐採により、立体交差からヘアピンにかけての視界がとてもクリアになっています。
上記の130R側最端のNブロックからは、一部は遮られるもののデグナーからスプーンまでずっとF1マシンの姿を追いかけることができます!
実際に管理人が2026年に観た動画、YouTubeに公開しています。
後方から3列目の最上段に近い席からの動画です、再生すると該当箇所から流れます。
デグナー・ヘアピン・スプーン・130R進入まで、一部の視界は遮られますが約45秒ほどずっと追いかけることができます!
デグナーやヘアピンの視界は、スプーン側や下段の席ほど悪くなることも確認済です。
なので最上段・最端席の「Nブロック 25列 12番」を頂点に、できるだけここに近い席を狙うようにしましょう!
なお2027年開催時に、同レベルの森林伐採が実施されていることが前提です。
2025年も2026年も大丈夫だったので心配してませんが、こればかりは分かりません(笑)
また仮設席の最端席の宿命として、鉄柵に幕が張られる可能性もあります。
そうなるとこんな視界になって、デグナー側は何も見えなくなるはずです。
2026年は幕は張られませんでしたが、「落下物防止」「ゴミなど飛散防止」「覗き見防止」などの理由で突然2027年から幕が張られる可能性もゼロではありません。
これらのリスクは、あらかじめ認識しておいてください!
O席:観戦環境
O席裏 飲食店(木曜日)
O席裏 仮設トイレ(木曜日)
O-2側:西シャトルバス停隣 常設トイレ
O-2側:西シャトルバス停からの登り坂
O-2側:登り坂ルート
O-1側:西シャトルバス停からの登り坂
O-1側:登り坂ルート
観戦環境について、O席観戦のお役に立ちそうな写真や情報を掲載しておきます。
GPスクエアからは、徒歩30分程度です。
ただし西シャトルバスを利用すれば停留所はO席のすぐ両隣、O-1側もO-2側も便利に利用できます。
ただし停留所から仮設席まではかなりの登り坂です、もはや山登りに近いです(笑)
一度登るとずっと丘の上に居座り、登り降りは一日一度になってしまいそうです。
トイレはO席の裏手に仮設トイレがあります、常設トイレもO-2側のバス停付近にあります。
ただし常設トイレ利用のためだけに、あの坂を登り降りするのはかなりの苦行です。
飲食店もO席の裏に仮設売店がありましたが、数はそんなに無い印象でした。
2027年はスタンド大幅増設なので、2026年と同等の飲食店数だと辛いかもしれません。
ちなみに苦行の山登り道、ずっと未舗装だったので雨だとドロドロでなお辛かったのですが。
2026年に舗装道に変わっていました(O-1側の一部除く)ので、雨の場合の苦行度が格段に改善されました!
O席での観戦を検討する際には、ぜひこれらの観戦環境情報もご参考にしてみてください!
O席:総合評価
では最後に、O席を全席共通の5つの軸で総合評価したいと思います!
快適性
- GPスクエアから、逆バンクトンネルルートでも徒歩30~40分とかなり遠い
- ただし西シャトルバスを利用すると、バス停が目の前なのでとても便利
- 丘陵に位置するスタンドなので、丘の登り降りがかなり大変
- 仮設売店はあるが、2027年に巨大化するスタンドの観客数をさばけるか未知数
- トイレは仮設トイレ、常設トイレは登り降りが辛く実質利用不可
などの理由で、星2つとしました。
視界
- 130R側・スプーン側ともに、広範囲に長時間の目視が可能
- 目の前のストレートは全席金網被りの視界
- 座席位置による、アタリ・ハズレは少ない想定
- 一部ブロックは、デグナーカーブやヘアピンまで観れる席もある
などの理由で、星3つとしました。
迫力
- F1マシン最高速の迫力を、間近で楽しむことができる
- レコードラインがアウト側のため、コースやマシンから距離は意外に近い
- 西ストレートで、オーバーテイクの可能性はそこそこある
などの理由で、星3つとしました。
コスパ
- 西エリア券を除く全指定席の中で、2番目に安いチケット料金帯
- 2027年は、超人気席以上の値上がり率
- 新設の上段席と下段席、視界範囲は大きくは変わらない
- 観戦場所によるハズレは少ない、F1観戦の醍醐味は十分楽しめる
- 西シャトルバスを使う想定なら、GPスクエア方面からの移動も苦にならない
などの理由で星4つとしました、2026年より評価を一つ下げています。
値上げ率の高さから2つ減も考えましたが、元料金が安く値上げ額影響は限定的のため1つ減としています。
初心者オススメ
- スクリーンが設置され、レース展開は把握しやい
- 自由席の西エリア券と異なり、座席が確保できている安心感がある
- 雨対策・売店・トイレ不足など、初心者には観戦ハードルはやや高い
- 丘の上の離れ小島感があり、東コースほどのお祭り感はない
- お試し感覚と割り切って、とりあえずF1を観てみるという考えならアリ
などの理由で、星2つとしました。
表現が難しいですが、キラキラした初観戦には向いてないと思います。
でも、「リーズナブルに初観戦してみたい ⇒ でも自由席は不安!」って方にはマッチする席だと思っています!
観戦に慣れた方にとっては、オススメ席付近は森林伐採でほんとに眺めが良くなったし。
西シャトルバスも便利なので、O席での観戦も検討の価値ありだと思っています。
とはいえ、F1観戦において何を重視してチケット購入するかは人それぞれ。
ぜひこの総合評価や情報を参考に、O席での観戦をご検討ください!
以上、O席の詳細レビュー・ガイドでした。
2027年版の全20観戦席まとめページはこちらです。

第10回は、シケイン進入の迫力を楽しめるP席のレビューとなります。
なにか新しい発見があるかもなので、ぜひまたチェックしてみてください!
みんなでFトモ管理人 鈴木 淳史

















