【2026年 F1日本GP鈴鹿】R席 詳細ガイド

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鈴鹿サーキット全20観戦席ごとに、F1走行ビューやオススメ席、視界を遮る金網・電柱などの詳細情報をレビューします。

第14回は、唯一無二の後方一直線視界が楽しめるR席です!

 


当サイトでは2022年から毎年、鈴鹿サーキット全観戦席の詳細ガイドを公開しています。

 

レビュー内容は全席共通、2026年版の全20観戦席まとめページはこちらです。

【2026年 F1日本GP鈴鹿】全観戦席ガイド
鈴鹿サーキット全20観戦席、F1マシン走行ビューや金網・電柱視界などの詳細情報のまとめページです。すべて2026年の変更に合わせ更新しますので、ぜひチケット購入時・観戦時の参考にしてください!当サイトでご好評をいただいている、鈴鹿サーキット...

ポータルサイトとして、ぜひブックマークなどしてご利用ください!

 

おかげさまで、毎年多くのF1ファンの皆様にご覧頂いています。

このガイドきっかけで、鈴鹿サーキットさんのお手伝いもさせていただけるまでになりました!

 

2026年版も、より多くのF1ファンの皆様のお役に立ちたいと思っています!

では第14回、ストレートを後方から一直線に観られるR席のレビューです!

 

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R席:F1マシン走行ビュー

 

まずこちら、R席の2026年版F1走行シーン動画集です。

  • R席からの観戦ビュー
  • オススメ席からの走行ビュー
  • ブロック/列の高さによる横方向の視界差
  • アウトレットオススメ席
  • 収録年度:2023年/2024年(ピレリタイヤテスト)

 

実際の観戦視界に近くなるよう、なるべく高倍率ズームを使わず等倍で撮った動画を掲載しています。

 

コースの眺めの参考としてだけでなく、全てF1開催中の実際の走行動画なので。

  • F1の速さでの目視可能時間
  • 大勢の観客の頭や体の視界影響

などもご参考にしていただけると思います。

 

2024年日本GP開催後には、2日間のピレリタイヤテストが実施されました。

管理人は2日とも観戦したので、R席についてかなりじっくり調査した結果も公開しています!

 

詳しくは後ほど解説しますが、かなり動画は充実してます。

でもまずは軽く実際の走行シーンをご覧になっていただき、ぜひR席のイメージをまず掴んでみてください!

 

 

 

R席:概要

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R席は、「Q1席」と「S席」の間に位置する観戦席です。

なので両端に寄れば寄るほど、両席と似た特長の視界となります。

 

R席は意外に横に長い観戦席なのですが、複数のエリアには分かれていません。

  • R席:60,000円

チケット料金は、全席共通となっています。

 

R席のチケット料金は、2025年からお値段据え置きとなっています!

値上げが激しい昨今、これは嬉しいですよね!

 

その他、視界に影響するような変更も2026年は特にありません。

 

 

 

R席:特長

R席(シケイン側の視界)

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R席(ホームストレート側の視界)

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(主な特長)

  • 走行ラインは基本アウト側なので、走行するマシンとの距離はそれなりに近い
  • ただし近年、イン側ラインを走行するドライバーも増えている
  • 座席位置によって、遠目にシケインを観ることができる
  • ピットロードへ進入するマシンもよく見える
  • 座席位置によって、ピット作業も遠目に見える
  • 一部の席からは、ホームストレートを真後ろから一直線に観ることができる

 

 

R席の最大の特長、何と言ってもこちらだと思っています。

「ホームストレートを後方から、一直線に観ることができる」

 

R席スタンドのほぼ中央に位置するこのオススメ絶景ポイント(詳細後述)。

鈴鹿サーキットの中でも唯一無二の景観となります、ぜひYouTube動画でチェックしてみてください。

 

 

またR席は、横方向にかなり長いスタンドです。

シケイン側やホームストレート側では、視界がずいぶん異なります。

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2024年のピレリタイヤテストでは、たっぷり調査時間があったので。

A~Lまでの全12ブロックについて、同じ11列目で横方向の視界の違いが分かる動画もYouTubeにアップしています。

 

 

ほか、列の高さによる縦方向の視界の違いについても公開しています。

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後述のオススメ席近辺で、1段づつ座席を上がっていき。

列の高さによる視界の違い、金網や看板の被り方などを動画で分かるようにしています。

 

R席内のそれぞれの視界、とても参考になると思いますので。

オススメ席だけではなく、気になる場所をぜひチェックしてみてください!

 

 

 

避けたい視界情報(金網・電柱など)

ホームストレートの看板

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後方からの視界だけに、気になるのがホームストレート上の看板です。

この看板が、ホームストレート1コーナーの視界をかなり遮ります。

 

一例ですが、こちらR席からの2023年のスタートシーンです。

20台のF1マシンがグリッドに並んでいるのですが、看板が遮って2台くらいしか見えてませんよね(汗)

 

その後スタートして、1コーナー手前のピット出口あたりでようやく全台を確認できるような見え方です。

 

 

看板の影響をなるべく避けるには、上段であればあるほど良いです。

とはいえ後方からの視界は、多かれ少なかれこの看板が視界に影響を及ぼすのは間違いありません。

 

こればかりはどうにもならないので。

『看板のあるメインストレートの後方視界とはこういうもの』、ぜひご認識しておいてください!

 

 

 

金網情報(ホームストレート側・シケイン側)

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メインストレートやシケインの視界については、一部は金網被り視界となります。

例えばこちら、ホームストレート側のCブロック11列からの視界です。

 

S席に近い視界となるので、ホームストレートのレコードライン上は完全に金網被りしています。

マシンが走っている写真なのに、居るのか居ないのかぜんぜん分かりませんよね(汗)

 

 

ただし同じ席から、シケイン側の視界に目を向けると。

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ホームストレート側から見上げる形の視界となるので、このようにシケインに金網は被りません。

 

 

 

逆にシケイン側のJブロック11列から、シケイン方面の視界。

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完全に金網被り視界なうえに、お隣の土手でシケイン進入の視界がどんどん悪くなっていきます。

 

 

このあたりは好み次第だと思っています。

  • シケイン側の視界を優先するのか?
  • ホームストレート側の視界を優先するのか?

 

前述の通り、YouTubeに全ブロックからの視界の違いも公開しているので、

ぜひご自身の観戦スタイルと鑑みて、チケット購入時の参考情報としてください!

 

 

 

R席:オススメ席

ホームストレートを一直線に観る最適な席は?

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すでに何度か書いてますが、このR席最大の特長は「ホームストレートを一直線に観れる」ことだと管理人は思っています。

 

どのあたりの座席位置が、より金網や看板影響を受けないのか?

2024年ピレリタイヤテストの際に、徹底調査したのでご紹介しておきます!

 

 

結論がこのあたり、『Hブロック 14列目以降』の矢印近辺席がオススメです!

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青矢印近辺が、ストレートを後方一直線に観れるゾーンなのですが。

調査の結果、Hブロック14列目以降がより看板や金網影響を受けないです!

 

 

席番号を全部チェックしてあるので、参考にぜひご覧ください。

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『H-19列-8番』最上段なので看板影響も少なく各視界とも良好です!

ただし前述の通り、ここでもスタート時は大半のマシンが看板で隠れてしまうはずです。

 

 

続いて4列前、『H-15列-4番』です。

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最上段19列目より、看板でストレート後半の見える範囲がやや短くなりますが。

それでも十分すぎる素晴らしい視界だと思います!

 

 

ここから車椅子席と通路を挟み、スタンド中段から下段に行くほど視界が狭く手前の金網も気になっていきます。

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『G-11列-8番』です、看板でストレート後半の見える範囲がずいぶん短くなります。

 

 

さらに2列前、『G-9列-4番』です。

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看板でストレート後半が全く見えなくなります、1コーナーがギリギリ視界範囲です。

 

 

さらに下がります、『G-7列-2番』です。

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ストレート後半以降が看板で完全に隠れています、手前の金網もだいぶ気になるレベルとなります。

 

 

『F-5列-12番』です、ここから前列はアウトレット設定となります。

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ストレート後半以降が看板で完全に隠れているうえに、完全に金網視界となります。

 

 

 

なお座席表はあくまで略図です、身長や座高によっても多少ズレる可能性があることはご了承ください。

ちなみに管理人は身長181cmで座高もそれなりなので、やや高い位置からの写真になっていると思います。

 

 

スタンドの高さによる視界の違い調査は、YouTubeに実際の走行動画も全部アップしています。

該当箇所から再生されますので、こちらもぜひ参考にしてもらって。

 

 

とにかく真後ろからF1マシンの走行を観れる場所は、鈴鹿サーキットの中でも数多くありません。

せっかくの絶景なので、ぜひオススメの上段「Hブロック 14~19列での観戦を狙ってみてください!

 

 

 

R席:アウトレット オススメ席

看板影響が少ないアウトレット席!

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2024年ピレリタイヤテストにて、アウトレット席についてもたくさん調べました!

 

前述の通り、R席の観戦においてはストレートの看板が曲者な訳ですが。

こちら、斜め方向からの視界なので看板影響がほとんど無い席なんです!

 

 

少し前の列、8列目から同じ構図で撮ってみたところ。

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ホームストレートが完全に金網被り視界となってしまいました。

なので、狙うは9列目以降です!

 

 

R席のマップで場所を確認しておきましょう。

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もっともシケイン側の『Lブロック』、後方の3列となります。

 

 

ただし、このLブロックの右隣には土手があるため。

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シケイン進入は全く見えません、立ち上がりからのみ金網越しでの視界となります。

 

 

R席での観戦に求めることが、シケインでの走行であればこの席は向きません。

でもホームストレートをメインに観たい目的であれば、アウトレット料金で観戦できるオトクなスポットです!

 

ちなみに通常チケット料金60,000円に対して、アウトレット料金は30%オフ42,000円とかなり安くなります!

 

観戦目的がお好みとマッチするようなら、ぜひこのアウトレットオススメ席での観戦も検討してみてください!

 

 

 

R席:総合評価

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では最後に、R席を全席共通の5つの軸で総合評価したいと思います!

 

快適性
  • グランドスタンドから、距離はとても近い
  • メインゲートからは、最終コーナーエントランス経由でショートカットでき至近距離
  • シケインオアシスがとても近く、やや混雑気味だが食事の選択肢は豊富
  • 近辺に常設トイレも多くあり、まったく困らない
  • 雨宿り場所のテントもあり、グランドスタンド下やQ2スタンド下での雨宿りも可能

などの理由で、星5つとしました。

 

視界
  • どの席からも、シケインから最終コーナー、ホームストレートまで視界は広い
  • Q1席側・S席側は金網視界となり、視界も両席と大きく変わりない
  • ストレートを後方一直線に観れる、オススメ席は唯一無二の視界
  • 座席によっては、遠目で下位チームのピット作業を観ることもできる
  • ホームストレートの看板が遮り、スタートの瞬間はほぼ観えない

などの理由で、星4つとしました。

 

迫力
  • 看板視界が気になるものの、座席によってはスタートの雰囲気・迫力が楽しめる
  • シケインでのオーバーテイクは期待できるが、しっかり観える座席は少ない
  • 座席によってホームストレートでのバトルは観れるが、後方から遠目に観る形となる
  • F1では最終コーナーはストレートに近いので、F1マシンらしい高速コーナリングの醍醐味は味わえない

などの理由で、星3つとしました。

 

コスパ
  • 全観戦席の中で真ん中あたり、9番目に高いチケット料金帯
  • 2026年、チケット料金は据え置き
  • ストレート後方一直線という、唯一無二の視界がある観戦席
  • 歩く距離や快適性については、グランドスタンド以外ではトップクラス
  • やや迫力シーンには欠けるが、総じてチケット料金に見合った価値

などの理由で、星3つとしました。

 

初心者オススメ
  • グランドスタンドからも近く、遠めにピットも見えてF1の華やかさを感じられる
  • 座席によってオーバーテイクは期待できるが、目の前で観れるわけではない
  • お値段据え置きとはいえ、初観戦にはややハードルの高い料金帯
  • F1マシンの後方一直線視界、やや玄人向けな視点

などの理由で、星3つとしました。

 

 

ちなみに交流会などで話してて、意外に知らない方が多かったので。

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メインゲートから入場して、人の流れについて行って左手のGPスクエア方面に向かう方が多いのですが。

 

右手の階段を進んだ先、最終コーナーエントランス経由でR席はすぐです!

ほか西コース方面の近道となるので、ご存知ない方はぜひ把握しておいてください!

 

 

F1観戦において、何を重視してチケット購入するかは人それぞれです。

ぜひこれらの情報や総合評価をご参考に、R席での観戦を検討してみてください!

 

 


以上、R席の詳細レビュー・ガイドでした。

2026年版の全20観戦席まとめページはこちらです。

【2026年 F1日本GP鈴鹿】全観戦席ガイド
鈴鹿サーキット全20観戦席、F1マシン走行ビューや金網・電柱視界などの詳細情報のまとめページです。すべて2026年の変更に合わせ更新しますので、ぜひチケット購入時・観戦時の参考にしてください!当サイトでご好評をいただいている、鈴鹿サーキット...

 

第15回は、お子さま連れで楽しめるS席のレビューとなります。

なにか新しい発見があるかもなので、ぜひまたチェックしてみてください!

 

みんなでFトモ管理人 鈴木 淳史