【2026年 F1日本GP鈴鹿】Q1席 詳細ガイド

鈴鹿 観戦席ガイド
© みんなでFトモ
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鈴鹿サーキット全20観戦席ごとに、F1走行ビューやオススメ席、視界を遮る金網・電柱などの詳細情報をレビューします。

第12回は、シケイン下段に位置して仮設席も増設されるQ1席のレビューです!

 


当サイトでは2022年から毎年、鈴鹿サーキット全観戦席の詳細ガイドを公開しています。

 

レビュー内容は全席共通、2026年版の全20観戦席まとめページはこちらです。

【2026年 F1日本GP鈴鹿】全観戦席ガイド
鈴鹿サーキット全20観戦席、F1マシン走行ビューや金網・電柱視界などの詳細情報のまとめページです。すべて2026年の変更に合わせ更新しますので、ぜひチケット購入時・観戦時の参考にしてください!当サイトでご好評をいただいている、鈴鹿サーキット...

ポータルサイトとして、ぜひブックマークなどしてご利用ください!

 

おかげさまで、毎年多くのF1ファンの皆様にご覧頂いています。

このガイドきっかけで、鈴鹿サーキットさんのお手伝いもさせていただけるまでになりました!

 

2026年版も、より多くのF1ファンの皆様のお役に立ちたいと思っています!

では第12回は、仮設席増設が楽しみなシケイン下段Q1席のレビューを進めていきます!

 

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Q1席:F1マシン走行ビュー

 

まずこちら、Q1席の2026年版F1走行シーン動画集です。

  • Q1席からの観戦ビュー
  • 収録年度:2023年

 

実際の観戦視界に近くなるよう、なるべく高倍率ズームを使わず等倍で撮った動画を掲載しています。

 

コースの眺めの参考としてだけでなく、全てF1開催中の実際の走行動画なので。

  • F1の速さでの目視可能時間
  • 大勢の観客の頭や体の視界影響

などもご参考にしていただけると思います。

 

すべて、2023年F1日本GP金曜フリー走行1で撮影した動画です。

まずは実際の走行シーンをご覧になって、Q1席のイメージを掴んでみてください!

 

 

 

Q1席:概要

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2026年より、Q1席は常設席仮設席の2つに分かれることになりました。

 

前方がこれまでと同じQ1席で、こちらは2025年と変化はありません。

後方に2026年の新設席として、「Q1仮設席」が設けられることになりました(詳細後述)。

 

上図では省略されていますが、最終コーナー側のすぐお隣には「R席」があります。

「Q2席」と「R席」に挟まれた場所に位置するので、双方の席に近い視界となります。

 

 

それぞれチケット料金がこちらです、

  • Q1席:52,600円
  • Q1仮設席:58,000円

上段に位置するQ1席の方が高額になるのは、他の観戦席と同じ傾向です。

 

 

Q1席のもう一つの特長としては、「アウトレット席の占める割合が大きい」ことです。

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ご覧の通り、アウトレットシートが3分の1以上を占めるやや特殊な観戦席です。

 

 

 

Q1席:2025年からの変更点

Q1仮設席の新設

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シケインQ1常設席の上部に仮設席が設けられるのは、2006年以来の復活だそうです!

 

当時このあたりは、巨大な高層マンションのような仮設席が乱立していました。

なので今回もどんな大きさになるのか、とても楽しみにしていたのですが・・・

 

座席表を見て驚きました、小っちゃ(驚)

 

この大きさだと、最終コーナー側の後部にこれくらいの大きさ・高さかなぁと。

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設置場所や高さによって、Q2席並みの視界になるのかなとか期待してましたが。

おそらく視界は、Q1常設席の最終コーナー側上段席と大差ないイメージになるかもしれません(涙)

 

 

チケット料金 値上げ額・値上げ率
観戦席 2026年 2025年 値上がり率
Q1 52,600 50,000 105.2%
Q1仮設席 58,000

 

2026年のチケット料金、全体の傾向としてはこんな感じです。

  • 超人気指定席:110%以上の大幅値上げ
  • その他指定席:おおむね105~110%未満の値上げ
  • お値段据え置き:E1/G1/G3/G4/H/R/Sファミリーシート

 

他の席同様、Q1席についても比率で105%・金額で2,600円の値上げとなっています。

 

値上げとはいえ、上段に位置するQ2席の値上げ率がもっと高いので。

もしかしたら、Q1席に流れてくるお客さんもいるかもですね。

 

あとはお隣のR席がお値段据え置きの6万円で、金額差がなくなってきたので。

Q1席だった方が、R席へ流れていっちゃうことも発生するかもしれませんね。

 

 

 

Q1席:特長

Q1席(シケイン側の視界)

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Q1席(最終コーナー側の視界)

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(主な特長)

  • ほぼすべての座席が、金網被り視界での観戦となる
  • コースからは近いが、レコードラインは奥側のため意外にマシンからは遠い
  • Q2よりも視界は悪いが、視線が低くコースからは近いのでQ2より迫力は増す
  • 最終コーナー側はR席の視界に近く、ホームストレート前半まで観れる席もある

 

 

Q1席の特長を、一言で表現するとこんなところでしょうか。

「両隣のQ2席とR席の特長を良いとこ取り!」

 

座席位置にもよりますが、シケインと最終コーナーをしっかり楽しめる席です。

ただし、ほぼどの席からも金網ジャングル視界です。

 

 

下段に位置するので、Q2席のように1~2コーナーまで見渡せる絶景視界はありません。

またR席のように、ホームストレートを一直線に見渡せる唯一無二の視界もありません。

 

なので、少々意地悪な表現だと『尖った特長が無い』とも言えます。

それを2026年新設のQ1仮設席に期待していましたが、かなり小さなスタンドでおそらく特筆すべき視界にはならないと思います。

 

 

ということで、「Q1席ならではの、唯一無二の視界特長は無い」ですが。

ただしその分、Q2席やR席よりもリーズナブルに観戦することができ毎年人気も高い席です。

 

シケインや最終コーナーを駆け抜けるF1マシン、どんな視界となるのか?

観戦ビューをぜひYouTube動画でチェックして、Q1席での観戦を検討してみてください!

 

 

 

避けたい視界情報(金網・電柱など)

金網二重苦ゾーン

© 鈴鹿サーキット

 

続いて視界を妨げる金網情報について、Q1席はほぼすべての座席が金網越し観戦となります。

 

そんな中でもさらに、スタンド下段は金網が「二重になって視界を遮ります。

こちらの写真、手前と奥の二重の金網で奥のシケインがかなり見えづらくなっていますよね。

 

 

シケイン側だけでなく、最終コーナー側の視界についても。

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このように手前と奥で 下段からは二重の金網越しの観戦となります。

 

 

ただしこれら下段の前列については、ほとんどがアウトレット設定されています。

 

アウトレット席は36,800円なので、通常席より約30%も安くなります。

写真を撮らなかったりで金網視界を苦に感じない方は、敢えて狙ってみる選択肢もあると思います!

 

 

どのあたりの列から、金網二重被りが解消されるかについてですが。

© 鈴鹿サーキット

およそ7列目あたりから、シケイン側の視界は金網×1枚の視界となります!

 

 

ただし、最終コーナー側の視界については。

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残念ながら、7列目でも最終コーナーは金網二重被りとなります。

 

 

ブロックによって、見え方は多少異なりますが。

7列目以降、最終コーナー側の金網二重被りが緩和されていきます。

 

ちなみにYouTube動画は、BブロックとDブロックの後方2列目である11列目から撮りました。

金網の二重被りがかなり緩和されていることが確認できるかと思います。

 

なので、どうしても金網二重被りが嫌な場合には。

各ブロックとも、7列目以降のできるだけ上段席を狙ってください!

 

 

 

Q1席:オススメ席

ホームストレートもキレイに観れる席は?

© みんなでF1

「A~Cブロック 12列目(最後列)」をオススメします!

また座席表によるとQ1仮設席はA~Cブロック後方に位置するようなので、仮設席からも同様にキレイに見えるはずです。

 

 

上の写真は、「Bブロック 12列 6番」から撮りました。

管理人がフリー走行で観るときには、いつもこのあたりで観ています!

 

ここをオススメするのは、2つ理由があります。

 

まずこの写真のように、R席の特長である「ストレートの視界が良好というのが一点目の理由。

座席位置にもよるしかなり遠目ギリギリですが、20台のマシンが一斉にスタートする瞬間も観れそうです。

 

 

そして2つ目の理由、シケイン側の視界はギリギリ金網に被りません!

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Q2席の特長である「シケイン入口の視界が良好」も兼ね備えています。

迫力あるブレーキングや、オーバーテイクの目視まで期待できます。

 

 

座席表と照らし合わせると、オススメポイントはこのあたり。

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たった「30席」の狭き門です(汗)

 

 

ただし、前数列でもそこまで大きく視界は変わりません。

 

例えば一つ前の列、Aブロック11列で撮った写真を見ると。

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やや鉄柵被りが気になってきますが、許容範囲だと思います!

 

 

ほか例えば、2023年に管理人がBブロック11列で観戦した際の写真です。

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そこそこホームストレートも見えていますよね!

 

 

なので、近隣の席や仮設席も含めてオススメとなってきます。

このQ1席オススメポイントでの観戦、ぜひ狙ってみてください!

 

 

 

Q1席:総合評価

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では最後に、Q1席を全席共通の5つの軸で総合評価したいと思います!

 

快適性
  • グランドスタンドからの距離は、比較的近い(徒歩10分強)
  • メインゲートからは、最終コーナーエントランス経由でショートカット入場できる
  • スタンド真裏には、臨時店舗が多く並ぶ
  • シケインオアシスが近く、やや混雑気味も食事の選択肢は豊富
  • 常設トイレ・仮設トイレ・雨宿り場所も多くあり、観戦環境はまったく困らない

などの理由で、星4つとしました。

 

視界
  • ほぼすべての座席が、金網越しでの観戦となる
  • 金網二重視界の観戦席も多く、シケインやホームストレートは見えづらい
  • Q1席ならではの、唯一無二の視界特長は無い
  • Q1仮設席は視界良好想定だが、唯一無二の視界特長は無い
  • 視界良好のオススメ席もあるが、ごく限られた席数しかない

などの理由で、星1つとしました。

 

迫力
  • コースからある程度近いが、レコードラインが奥側のためマシンからはやや遠い
  • Q2と比べると、低い位置での視界なので迫力度はやや増す
  • 席により視界レベルは様々ながら、シケインやストレートでのバトルは十分楽しめる

などの理由で、星3つとしました。

 

コスパ
  • 全観戦席の中でほぼ真ん中、10番目に高いチケット料金帯
  • 2026年値上げにより、お隣のR席との金額差が縮まった
  • 総席数の3分の1以上を占める、アウトレットシート選択は魅力
  • 好視界には欠けるものの、快適性と迫力はチケット料金相応の価値

などの理由で星3つとしました。

 

初心者オススメ
  • ピットイン状況も見えるし、レース展開を把握しやすい
  • どの席からも、オーバーテイクの駆け引きが期待できる
  • シケインオアシスでの快適な観戦で、F1を観に来てよかったと思えるはず
  • 席によって、初心者でも金網二重視界がとても気になる場合がある

などの理由で、星3つとしました。

 

 

F1観戦において、何を重視してチケット購入するかは人それぞれです。

ぜひこれらの情報や評価軸をご参考に、Q1席での観戦を検討してみてください!

 


以上、Q1席の詳細レビュー・ガイドでした。

 

2026年版の全20観戦席まとめページはこちらです。

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第13回は、シケイン上段に位置するQ2席のレビューとなります。

なにか新しい発見があるかもなので、ぜひまたチェックしてみてください!

 

みんなでFトモ管理人 鈴木 淳史