中嶋悟から始まった、日本人F1ドライバーの歴史。
その中嶋さんがキャリアを救った角田裕毅が、日本のF1に新しい歴史を刻んでいきます!
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いよいよ本日まもなく、2021年 F1開幕戦バーレーンGPが開幕します!
本日は仕事や学校も早々に終えて、テレビやモバイル端末の前でスタンバイされている方も多いのではないでしょうか!
開幕戦を前にした最後の記事なので、見どころも多く書きたいことは山ほどあるのですが。
でもやっぱり、日本期待の角田裕毅についてですよね!
もうフリー走行1、公式セッションに出てきた瞬間に泣いちゃうかもしれません(笑)
今日は、そんな角田選手への想いを書きたいと思います!
中嶋悟が救った、角田裕毅のキャリア
もういろんなところで記事になったり語られたりしているので、このエピソードはご存知の方も多いかもしれませんよね。
2016年にスカラシップを賭けた選考会において、角田選手は惜しくも落選。
しかし当時SRSの校長を務めていた中嶋悟さんが、シケインでの角田選手の走りに感銘を受け、ホンダに推薦し翌年のF4シートのチャンスを与えてくれたのでした。
角田選手が、自らの口でこの時のことを語っている素晴らしい記事がこちらです。
おそらくこの中嶋悟さんの行動がなければ、角田選手がF1にデビューすることは無かったかもしれません。
古くからのファンは、中嶋さんを当時全力で応援していた方も多いはずです、管理人もそうです。
そんな古くからの中嶋悟ファンの想いも全部のせて、このあと角田選手がF1にデビューすると思うと胸がアツくなります。
やっぱり泣いちゃいそうです(笑)
F1オープニングテーマ登場、さらに実感が増しました!
毎年恒例、F1中継のオープニングテーマ映像が昨晩公開されています。
ここに、もちろん角田選手も登場しています。
これを見るだけで、嬉しく思ったファンの方も多いですよね!
いや、そりゃ出てきて当たり前なのですが(笑)
なにぶん7年ぶりの日本人F1ドライバーです。
『いよいよ本当に、F1で戦う日本人ドライバーを見れるんだよな』
と、あらためて実感が湧いた方も多かったはずです。
このムービーも、中継が始まってあらためて見ると、また涙腺がウルウルくるかもしれません(笑)
日本中の期待・注目を背負った若者!
F1開幕戦バーレーンGP
7年ぶりの日本人ドライバー、角田裕毅選手がまもなくF1公式戦デビューです。
そんな角田裕毅選手から、開幕戦と日本GPに向けてのコメントをいただきました。
小倉茂徳さんが角田裕毅選手を語る特集ページも公開しましたので、こちらもぜひ↓https://t.co/RcEbMolrV2#F1JP pic.twitter.com/u7X9JVIgHY
— 鈴鹿サーキット (@suzuka_event) March 26, 2021
こちらはさきほど、『鈴鹿サーキット』の公式ツイッターで公開されたメッセージ動画です。
他にも、いろんな雑誌やWebサイトなどで、角田選手がF1デビューや日本GPについて語るコメントを目にしていますよね。
20歳の若者が、これだけ多くのファンや関係者や企業の想いを背負っていること。
もう素直に凄いことだと思いますし、尊敬の念しかありません。
自分なんかと比較するなんておこがましいですが、自分が20歳の時なんて何にも背負っていなかったというか(笑)
きっと口には出せない、プレッシャーや重荷に感じているようなこともあるかもしれません。
でもそんなことは微塵も感じさせずに、謙虚でありながらもポジティブな発言を繰り返す角田選手が大好きだし、ますますリスペクトしちゃいます。
過度な期待・一喜一憂は禁物、まずは無事に1コーナー通過を!
バーレーン公式テストでの2番手タイムの影響か、角田選手への期待のハードルが高くなっていますよね(笑)
でも、いきなりレッドブルや他のトップチームなどと争えるわけがありません。
以前の記事で、チャレンジ目標は以下だと書きました。
チャレンジ目標
- 予選でQ3進出(10位以内)
- 予選結果でガスリーを上回る順位
- 決勝では入賞ポイントゲット
もし本当に序盤戦でこんなことを実現したら、『ハミルトンやミハエル級の超大物』です(笑)
もちろん最初からそうなると嬉しいですが、現実的には想像以上に厳しいのがF1の世界です。
アルファタウリ、おそらく10チーム中で6番手以降の戦闘力でしょう。
そうなるとデビュー戦での現実的な目標はこんなところではないかと思います。
現実的な目標
- Q2進出
- マシントラブルが起きないで完走する
- 絶対にクラッシュしないで完走する
この基準を守れれば、運がよければポイントゲットする可能性も出てくるのではないでしょうか。
とにもかくにも、デビュー戦は無事にレースを終えることが重要です。
まずはレース開始後、無事に1コーナーを通過していくことを祈りながら、日本F1の歴史に新しい1ページが刻まれる瞬間を楽しんでいくことにしましょう!
以上、角田裕毅、初陣について想うことでした!