メルセデスとレッドブル、ルイスとマックスがコース外でもガチバトル状態です。
でもファンが観たいのは、コース上でのクリーンなバトルです!
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2021年F1第11戦ハンガリーGP、いよいよ本日まもなく開幕します!
このところオリンピック三昧だったF1ファンの方も多いと思いますが。
今日から3日間は、F1三昧といきましょう(笑)
でもこのところ、またイギリスGPでのハミルトンとフェルスタッペンのクラッシュの件で。
何やらコース外での政治闘争が騒がしい状態のF1です。
コース外の政治闘争もある意味F1らしくて、管理人としては嫌いではないのですが(笑)
でももしかしたらピュアなファンの方は、辟易とされている方も居るかもしれませんね(汗)
一体何が起きているのか。
事実は何なのかも含めて、少し状況を見ておきましょう。
レッドブルの再審請求は却下
まず発生した事実としては、FIAによる声明です。
『イギリスGPでのハミルトンへの処分見直しを求めた、レッドブルの再審請求は却下』
ということです。
これにより、イギリスGPでの
- ハミルトンへの10秒ペナルティ
- ハミルトンの優勝
これが事実として確定しました。
イギリスGPでのアクシデント、ペナルティ直後のFIAの見解としては。
『主たる原因はハミルトンにあり。よって10秒ペナルティ』
だったわけです。
言い方を変えると、全原因がハミルトンにあるわけではなく。
何割かは分かりませんが、フェルスタッペン側にも少しは原因があるという裁定内容でした。
これが確定したということです。
メルセデスが公式声明を発表
続いて事実としては、メルセデスF1チームからはこのような声明が出ています。
要約するとこんな感じ。
- 再審請求を取り下げたFIAの決定を支持する
- レッドブルは、再審書類でハミルトンの名誉とF1の品位を傷つけた
- このような戦いは、もう終了となることを願う
訴えられた側のチームが出す声明としては、そんなに驚くような内容ではないと思います。
ちなみに再審書類と言うのは。
どうやら訴えたレッドブル側は、旧型マシンをわざわざシルバーストンで走行させて。
ハミルトンの接触時のスピードと走行ラインを再現し、接触不可避だったことを説明しようとしたのだとか。
そんなものは、新しい証拠でも何でもないと思いますよね。。。
レッドブルもそんなことにパワーをかけるくらいなら、タイトル争いに集中した方が良いのではと少し思ってしまいました。
事実以外は、エンタメとして楽しめばいい情報?
FIAとメルセデスの公式声明以外では。
- イギリスGP後に、ルイスとマックスは電話で会話した
- マックスは、ペナルティの重さとレース後のルイスの振る舞いに納得していない
- ルイスは、『今後同じ状況でも、引くことは無い』と考えている
両ドライバーの発言としては、ざっとこんなところが事実関係でしょうか。
でもインタビューの一部が切り取られたり、誤解するような記事タイトルによって。
かなり尾鰭が付いたような記事が多く見受けられます。
例えば、ハミルトンが『またもう一度同じことをしてやる!』なんて誤解を生みそうなタイトルの記事。
よく読めば『スタンスとして、同じ状況でも引かない』と言ってるだけなのが分かります。
タイトル争いの当事者同士は、揺さぶりの意味も込めてやり合っていることです。
全ての記事やコメントを真に受けてると、ファン側も辟易とするだけなので(笑)
事実以外のそういう情報は、エンターテイメントとして楽しめればよいのかと管理人は思っています。
観たいのは、コース上のクリーンバトル!
きっとこのような政治闘争は、オールドファンには昔から見慣れてたことですし。
免疫もあるしで、きっと楽しんでいますよね(笑)
でも最近F1ファンになった方も含めて、やっぱり観たいのはコース上でのアツいクリーンなバトルですよね!
今回のハンガリーGP、マシン特性としてはレッドブル優位ではないかと予想されています。
でも、ハミルトンはこのコースでこれまで8勝、同一グランプリ9勝目の記録もかかるほど得意のコースです。
管理人としては、このコース上の戦いがどうなるのか、もう楽しみで仕方ありません!
僕たちの大好きなF1には政治闘争もありますが、でもオリンピックに負けないくらい素晴らしいスポーツマンシップ溢れるバトルもあります!
なので、世の中はオリンピックで盛り上がっていますが。
F1ファンの皆さんは、そんなクリーンなバトルをハンガリーGPには期待して。
オリンピックは横目で見ることにして、今日から3日間はF1三昧で楽しむこととしましょう(笑)
以上、F1の政治闘争とハンガリーGPへの期待でした!