新年早々、いきなり暗い話題が出てきてしまいました。
公道を使うコースなので、早急な判断が必要のようです。
===
新年のお正月、いかがお過ごしでしょうか。
寝正月の方も、早くも仕事始められている方も、コロナに翻弄された2020年とは違う明るい一年を期待されているかと思います。
そんな中で、海外のサイトでF1情報を見ていたら、気になる記事が公開されていました。
『2021年開幕戦オーストラリアGP、新型コロナ懸念で延期の可能性も?』
もちろんまだ決定ではありませんしウワサ段階なのですが、今年を占う上でも気になるニュースです。
少し深堀して見てみたいと思います。
オーストラリアでは厳しい入国対策を実施
開幕戦延期の記事がRacefans.netに掲載されていましたので、こちらの情報から引用します。
記事によると、オーストラリアは新型コロナ再拡大を防止するために、昨年末からより厳しい対策を実施したそうです。
その結果、入国後の14日間の検疫期間規制に従うか、F1一行を独自圏内で行動させる運用を行う必要があり、そのためには物流やコストの問題が発生するとのことです。
これらの懸念から、開幕戦は延期されるのではないかと憶測が出ており、
この記事をもとに、海外のツイッターなどでも同様のさまざまな見解が出始めている状況です。
公道利用コースなので早期の準備が必要
オーストラリアのアルバート・パークサーキットは、一部公道を利用したサーキットになります。
その公道部分をF1開催に十分な施設にするためには事前準備が必要で、このツイッターによると通常であれば1月の第2週から第3週の間に工事開始される必要がありそうです。
なので今後2週間以内には開催可否の判断を行う必要があると、Racefans.net記事でも報じられています。
チケット販売もまだ開始されていない状況
開幕戦は3月19-21日に行われますので、よく考えたらあとたった2ヶ月半後に開幕なんですよね。
しかし記事によると、まだチケットの販売も開始されていない状況だそうです。
ちなみに3月28日に行われる第2戦バーレーンGPは、当然もうチケット販売は開始されているそうです。
10月中旬に行われる鈴鹿のF1日本GPに置き換えて考えてみると、、、
8月に入ってもまだチケット販売が開始されていない状況だと想像すると、確かにとても厳しそうな状況であることが想像できます。
シーズン後半戦への再スケジュールが必要?
それでもF1広報は、現段階ではスケジュールに変更はないことをアピールしているそうです。
しかし、記事ではシーズン後半に延期される可能性が高いと予想されています。
でも今年はF1史上最多の23戦が予定されており、フライアウェイのオーストラリアGPをシーズン後半のどこかに挟み込むのは現実的ではなさそうです。
そうなると、シーズン後半レースの日程変更の可能性も出てきて、さらなる混乱を招く可能性もあるのではないでしょうか。
=====
まだ推測記事であり、ウワサの段階ではあるのですが、、、。
気持ちを切り替えて明るい2021年を期待していたのに、いきなり暗い話題が出てきてしまいましたね。。。
公道利用レースで判断も早めに行う必要があるのであれば、モナコやアゼルバイジャンやシンガポールなど同じように公道利用するサーキットでの開催もまた不透明ですよね。
とにかくまだウワサなので、良い方向に進んでもらうよう祈りたいですね。
今後2週間ほど、注意深くこのニュースを見てみることにしましょう!
以上、開幕戦オーストラリアGP延期の可能性についてでした!