日本人ドライバーへの、このドキドキ感とワクワク感。
期待と不安が入り混じるこの複雑な感情も久しぶりです!
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いよいよ2021年 F1開幕戦バーレーンGPが開幕しました!
角田裕毅が最初にピットアウトしていった瞬間は、やっぱり目頭がアツくなってしまいました(笑)
日本のファンにとっては、初日のハイライトは何と言っても、
『角田裕毅、FP2で7番手、ガスリーを上回るタイム!』
だったのではないでしょうか!
このいきなりの角田選手の活躍、過去に日本人ドライバーへ抱いてきた『期待と不安が入り混じった複雑な感情』を思い出します。
そんなF1開幕戦バーレーンGPの初日を振り返ってみます。
FP1では、いきなり『ピー』無線デビュー(笑)
こちらが、フリー走行1での角田選手の放送禁止『ピー』無線です。
ソフトタイヤで予選アタックシミュレーションを行っていた角田選手、その視界にウィリアムズのラッセルが入ってアタックを邪魔されます。
その瞬間に『どういうことなんだ!クソ渋滞じゃねえか!』というこの言葉を発します。
皆さん、どう感じました?
管理人は、実に頼もしく感じました!
F1で勝利するドライバーたるもの、いかに新人でもこうやって自分中心にガンガン主張するものです。
なのでこういうドライバーは管理人は大好きですし、これまでの日本人ドライバーには居ないタイプでとても頼もしいじゃないですか!
結局予選シミュレーションが渋滞で出来なかったためにFP1での順位は14番手でしたが、世界のファンへはこの無線でキャラクターの良いアピールになったのではないかと思います。
FP2では、ちゃんと速さでアピール!
キャラクターではなくちゃんと速さでアピールしてくれたのがフリー走行2です。
こちらがFP2のタイム結果ですが、角田選手が7番手、ガスリーが9番手といきなりチームメイトを上回る順位です!
このタイムはセッション中盤に記録されました。
ライブタイミングを観ていると、ほぼ同じタイミングで角田選手とガスリーがソフトタイヤを履いてアタックしているのが解り、タイムを上回った時には思わず声が出てしまいました。
まだフリー走行ですしあまりこのタイムに意味が無いとはいえ、おそらく同条件と思われる予選シミュレーションで上回ったのが大きいです。
FP2のレースペースも安定していた!
予選シミュレーションの後、角田選手はミディアムタイヤで、ガスリー選手はソフトタイヤでロングランを行っていました。
ライブタイミングをじっと見ていましたが、角田選手のレースペースは9周目に1分37秒台のタイムを出せていましたし悪くなさそうでした。
これがどれくらいのタイムなのか?
この表が解りやすいです、メルセデスやレッドブルに匹敵するくらいのタイムであることが解ると思います。
とは言っても、走行している条件が違うのであくまで参考程度です。
でもタイヤの使い方も含めて、レースペースにも期待していいのではないでしょうか!
いよいよ予選、すべてが明らかに!
さあ、いよいよこのあと予選です!
果たして、角田選手は何番手になるでしょうか!?
FP2のタイムを参考に見てみると、トップから16番手までが1秒以内ですから大接戦の予感しかしませんよね!
角田選手の予選へ向けたコメントがこちら。
『目標はQ3進出、トップ8からトップ7に入ることができれば素晴らしい。最高のパフォーマンスでチームメイトを打ち負かしたい』
昨日、『過度な期待・一喜一憂は禁物』なんて書いちゃいましたが・・・。
こんなコメントを見ると、もうすでに過度な期待をしちゃっています(笑)
いやいや、
- 『F1はそんなに甘くないし、ガスリー選手の壁は想像以上に高いはず』です。
いや、そんなことは理解しながらも、
- 『本当にこのコメント通りの結果を出し、一躍世界中が大注目するルーキーとなっているかも、ワクワクすぎる!』
なんて自分も居ます(笑)
この『期待と不安が入り混じった複雑な感情』、やっぱりF1で戦う日本人ドライバーが居るからこその感情ですよね!
きっと同じようにワクワク・ドキドキされている方も多いと思います。
この後の予選、どうなるか本当に楽しみです。
この久しぶりの複雑な感情も噛みしめながら、F1バーレーンGP予選をまずは楽しむこととしましょう!
以上、F1開幕戦バーレーンGP初日の振り返りでした!