また予選大渋滞になりませんように! F1イタリアGPが開幕しました!

レース
© Formula1 Twitter
スポンサーリンク

いよいよF1 2020年 第8戦イタリアGPが開幕しました。

高速サーキット3連戦の真ん中として、フェラーリの聖地モンツァにて開催されます。

 

今回はベルギーとは異なり、3日間とも晴れの予報です。

雨の心配なく、超高速でのF1バトルを楽しめそうです。

 

昨日はフリー走行が行われましたが、ガスリーが絶好調なのが目立っていましたね。

さすがにメルセデス勢には敵わないものの、ホンダ勢最速の4番手タイムを叩き出していました。

 

ほか、やはりこのサーキットはトゥがラップタイムに与える影響が大きいですね。

また去年のような大渋滞問題が起きるのではと不安になりました(笑)

 

その他トピックスなど含めて、フリー走行の振り返りと予選展望を見ていきましょう。

 

スポンサーリンク

予選大渋滞問題への対策

https://twitter.com/F1/status/1302015584230662146

記憶に新しいですが、こちらが昨年の予選大渋滞問題ですね。

あらためて見ると、やっぱりこれはひどい(笑)

 

このサーキットでは前車のトゥを得られると、0.5~0.7秒くらい影響がありそうです。

なので昨年はこのように全員が恩恵を受けようと駆け引きの結果、1台しかラストアタックに入れないという情けない状況になったわけです。

 

今年はこれに対策するために、ピット出口からスタートラインまでの1周のタイムに制限を設けるようです。

これにより、最終コーナー前の大渋滞を抑制できるということですね。

 

でも本当にうまくいきますかね?

コース前半を速く走り、結局同じことが起きてしまうんじゃないかと危惧しています。

 

このサーキットならではの問題だと思いますが、今年は超高速のバーレーン2戦目でも発生するかもしれません。

とにかく予選の最終アタックは、各車が全力で1周を駆け抜ける様子を見ることができる、F1の大きな醍醐味です。

 

「ちゃんとタイムアタックに入れるか合戦」を祈りながら見届けましょう(笑)

 

ウィリアムズ家のラストレース

© Formula1 Twitter

イタリアGPの大きなトピックスとしては、ウィリアムズファミリーがイタリアGPを最後にチームから身を引くことです。

創業のフランクさんはすでに一線から身を引いていますが、娘のクレアさんが取締役から退任することが発表されました。

 

ベルギーGPでは、クレアさんが今後も継続するようなことを発言していたのですが、ここに来て突然の退任アナウンス。

なので本人の意図だったのか、強制的だったのかが解らなくなりましたが、

とにかくウィリアムズというチーム名称は残りますが、次戦からは中身はまったく別のチームが運営していくことになります。

 

でもチーム名称が残ることと従業員の雇用を守ることが重要だという判断のもと、ウィリアムズファミリーが売却という勇気ある決断をしたはずです。

なのであくまでポジティブに捉え、今後もウィリアムズというチームを応援していきたいです。

 

クレアさんがこのGPでチームを去ることは事実です。

なので、これまでのウィリアムズ家の功績に敬意を表するためにも、このイタリアGPではラッセルに奮起してもらいましょう。

Q2進出はもちろん、レースでも結果を出して、ラストレースを祝うような走りを期待したいですね。

 

予選はルノーのリカルドに注目

© Renault F1 Team Twitter

フリー走行2での順位は15位となっているリカルド。

でもトラックリミット越えてタイム抹消されたためで、実質は3番手に相当するタイムを叩き出していました。

 

前戦のベルギーGPから、急にトップスピードの速いところを見せ始めたルノーチーム。

レーシング・ポイントへの控訴取り下げと相まっての急な戦闘力向上。

メルセデスと何か裏取引があったのではと、なんだか少し政治的な匂いも感じます(笑)

でもそんな即効性のある戦力向上策があるわけないとも思うので、勝手な妄想ですかね?

 

とにかく速いトップスピードと、ブレーキングが秀逸のルノーとリカルドの組み合わせ。

このモンツァサーキットの特性から面白いのではないかと思います。

メルセデス勢とレッドブル・ホンダ勢の間に割って入れるか、まずは予選注目です。

 

予選モード禁止の影響は無いでしょう

© Mercedes-AMG F1 Twitter

トップ争いは、もうこのチームが盤石でしょう。

まだまだ余裕をもって走っているように見えました、それでも他チームとの圧倒的な差です。

 

唯一の変化点や不安と言えば、今回からの予選モード禁止です。

でもおそらくこれも前戦ベルギーGPから、すでにシミュレーションをしていたように思います。

なので、影響はむしろ他チームの方に出て、このチームだけは盤石なのではないかと想像しています。

 

渋滞にだけ気をつける感じですかね。

それと毎回書いてる気がしますが、、、ボッタスが今度こそ意地を見せてほしいです。

 

 

=====

ということでフリー走行のトピックスを中心に見てきました。

今回のイタリアGPもメルセデスの優位は変わらないと思います。

 

予選の注目はリカルドとガスリーですね。

レッドブルのフェルスタッペンは、リカルドに食われないための戦いになるでしょうか。

 

しかし、何が起きるのかが解らないのがF1です。

渋滞問題がまた発生して、波乱の予選グリッドとか!?

とにかく土曜日もフリー走行から予選まで、目を離さないで楽しんでいくことにしましょう!

 


F1ランキング