曇り空の中で行われたハンガリーGP予選、結果にもう言葉を失ってしまいましたね。
メルセデスが凄すぎ、速過ぎ、死角なしです(笑)
画像はかつての歴史的名車マクラーレン・ホンダMP4/4ですが、彷彿とさせるような異常な速さでしたね。
第3戦でまだ各チームの戦力がまだよくわからない中で、メルセデス以外はいろんな予想外なことも起きた予選でした。
さっそくその予選の振り返りと、レースに向けた展望を見ていくことにしましょう。
ウイリアムズ勢が2台ともQ1突破!
(引用元:WILLIAMS RACING公式Twitter)
開幕からずっと注目していたラッセルがなんと9番手、そしてラティフィも15番手で、ウイリアムズ勢が2台ともにQ2進出!
2台ともQ2進出したのは、2018年のイタリアGP以来のようです。
開幕前にはチーム身売りのニュースもあったので、ウイリアムズが徐々にチームとしても復活の兆しを見せてくれているのは古いファンとしても嬉しい驚きでした。
ラッセルは、惜しくもQ3進出は逃しましたが、12位からのスタートとなります。
晴れたとしてもタイヤ選択で優位な順位だし、粘り強く走れば初ポイントゲットも見えてきたのではないでしょうか!
レッドブルのアルボンがまさかのQ2落ち
(引用元:Aston Martin Red Bull Racing公式Twitter)
続いて行われたQ2は、レッドブルに衝撃的な出来事が2つ。
- アルボンがまさかのQ2落ち
- マックスはソフトタイヤでのQ3進出
まずアルボンですが、渋滞の影響を受けたコメントもしていましたが、それ以前にマシンのことをまったく信頼できていない状態に見えました。
同じくフェルスタッペンも、何を変えてもダメで理解不能、という状態だとコメントしています。
予想外のところでオーバーステア、アンダーステアになり、自信もって踏めていけない状態に二人とも陥っていますね。
結果、マックスはQ3進出したものの、ソフトタイヤでの進出となったため、レースもソフトタイヤでのスタートとなってしまいます。
ミディアム→ハードのタイヤ選択がこのサーキットでは有利ではないかと思うので、いきなりハンデを背負った形で、結局7位からのスタートになります。
Q2をミディアムタイヤで戦うことすら出来なかったレッドブルに、悲しい驚きのあった結果となりました。
メルセデスが1-4位独占、フェラーリはプチ復活?
(引用元:F1公式Twitter)
続いて行われたQ3は、メルセデスとレーシング・ポイントが1-4位を独占。
改めてハミルトンのポールラップをオンボードで見てみました。
どのコーナーでも見事に挙動が安定していて、もう何も言うことはありませんね(笑)
これまでいろんな歴史的名車を見てきましたが、『名車誕生の裏には、他チームの迷車誕生も同時にあり』が管理人の持論です。
今年これまでのフェラーリ・レッドブルの結果を見て、見事にこの法則にあてはまってしまうのではないかと思ってきました(苦笑)
ディスってるわけではなくて、そうならないようにフェラーリ・レッドブルには今後の開発・改良で差を縮めてほしいですね。
少なくともここ数戦は、もう歴史を見れてるんだと思って、メルセデスの圧倒的スピードを堪能しましょう!
レーシングポイントは、ストロールがペレスを上回ったことが驚きでした。
ストロールは予選はあまり得意ではなく、レースになると追い込んできてよい走りをすることが多かったです。
今回は最初から上位グリッドなので、まわりの強豪とどんなレースをするか楽しみに見てみましょう。
フェラーリが3列目5-6位、こんな結果で喜んでいいのかはわかりませんがプチ復活ですね(笑)
少なくともエンジンの影響が前戦より少ないゆえの結果でしょう。
これから高速サーキットに戻るとどうなるか解からないので、なんとか今回たくさんポイントを取っておきたいところです。
ハンガリーGPの展望は?
(引用元:F1公式Twitter)
晴れた場合はメルセデスの圧勝しか予想できません、圧倒的な速さを堪能するとしましょう。
でも3位以下は、見どころはたくさんです。
- レーシングポイントがレースでどこまで粘れるか
- フェラーリ・レッドブル・マクラーレンの争い
- タイヤを自由に選べるルノーやラッセルの戦い方
雨の予報も出ているので、雨になったら正直どうなるかはわかりません。
が、雨になっても少なくとも運転しやすく挙動が安定しているメルセデスには不運の要素以外は死角は無いですね。
SNSなどでも「今年のF1は終わった」かのような話題も出ていますが、トップ争いだけがF1の楽しみではないと思っています。
楽しみ方は人それぞれですが、注目するドライバーを決めて楽しむのも良いのではと管理人は思います。
そんな管理人の今日のレースの注目は、ラッセル初ポイントなるか!です。
第3戦もみんなで楽しみましょう!