オーストラリアGP、新人オスカー・ピアストリが初の母国GPを迎えます。
現役F1ドライバー全員の初母国GPはどんな戦績だったのか、チェックしておくことにしましょう!
2023年F1第3戦オーストラリアGPが開幕しています。
金曜2回のフリー走行、日本時間の午前10時30分からと午後2時から。
平日の昼間なので、なんだかすごい違和感ですよね(笑)
ところで管理人は、母国GPで地元ドライバーが大活躍するのを観るのが大好きです。
なので今回は、母国GPを迎える大型新人オスカー・ピアストリに注目しています。
苦しい状況にあるマクラーレンで、ぜひポイントを獲得して。
少々古いですが2002年のマーク・ウェバーのように、地元の大観衆を沸かして欲しいです!
そんなことを思っていたら、また頭にふと疑問が沸いてきました。
『現役F1ドライバーたちの初母国GPって、どんな戦績だったっけ?』
つい最近母国GPを迎えた、フェルスタッペンとか角田裕毅選手の戦績は良く覚えていますが。
初母国GPでポイント獲得など大活躍したドライバーって、どれくらい居ましたっけ?
これは気になってきたので。
さっそく調べてみることにしました!
2023年現役F1ドライバー 初母国GP戦績一覧
ドライバー | 初母国GP | チーム | 予選 | 決勝 |
---|---|---|---|---|
O.ピアストリ | 2023 オーストラリア | マクラーレン | ? | ? |
M.フェルスタッペン | 2021 オランダGP | レッドブル | P.P | 優勝 |
L.ハミルトン | 2007 イギリスGP | マクラーレン | P.P | 3位 |
S.ペレス | 2015 メキシコGP | フォースインディア | 9位 | 8位 |
C.サインツ | 2015 スペインGP | トロロッソ | 5位 | 9位 |
L.ストロール | 2017 カナダGP | ウィリアムズ | 17位 | 9位 |
L.ノリス | 2019 イギリスGP | マクラーレン | 8位 | 11位 |
N.ヒュルケンベルグ | 2010 ドイツGP | ウィリアムズ | 10位 | 13位 |
角田裕毅 | 2022 日本GP | アルファタウリ | 13位 | 13位 |
F.アロンソ | 2001 スペインGP | ミナルディ | 18位 | 13位 |
G.ラッセル | 2019 イギリスGP | ウィリアムズ | 19位 | 14位 |
C.ルクレール | 2018 モナコGP | ザウバー | 14位 | 18位 |
E.オコン | 2018 フランスGP | フォースインディア | 11位 | リタイア |
P.ガスリー | 2018 フランスGP | トロロッソ | 14位 | リタイア |
V.ボッタス | 未経験 | |||
周冠宇 | 未経験 | |||
K.マグヌッセン | 未経験 | |||
A.アルボン | 未経験 | |||
N.デ・フリース | 未経験 | |||
L.サージェント | 未経験 |
紫字:表彰台 赤字:入賞
(調査条件)
- 2023年F1第3戦オーストラリアGP時点
2023年の現役F1ドライバーの初母国GPを、決勝戦績順に一覧にしてみました。
まず20名のうち、母国GPを経験したドライバーはピアストリで14人目となります。
F1開催国ではない出身地だったり新人だったりで、6名のドライバーは母国GP未経験となります。
そして、これまで母国GPを経験した13名のドライバーのうち。
- 表彰台:2名(15.4%)
- 入賞:5名(38.5%)
初母国GPでいきなり入賞することはかなり狭き門であることが分かりますね。
新人では無かったドライバーは?
一覧表を、もうちょっと深堀して見てみると。
多くのドライバーが新人時代に初母国GPを迎えているものの。
この4名はフル参戦2年目以降で初母国GPを迎えています。
- M.フェルスタッペン
- S.ペレス
- 角田裕毅
- E.オコン
特に初母国GPで優勝という、圧倒的な戦績のマックス・フェルスタッペンについては。
7年目のタイトル争いの渦中での初母国GP制覇でしたし。
例えば我らが角田裕毅選手も、新人時代の2021年はコロナ禍により日本GP中止となったため。
初母国GPは2年目のとなってしまいましたよね。
新人母国GP、最高戦績はハミルトン!
では新人だった9名に絞って、もう一度データを見てみると。
- 表彰台:1名(11.1%)
- 入賞:3名(33.3%)
入賞したり表彰台に立つのは、データ上ではさらに狭き門となってしまいました。
こうやってデータを見ると、あらためてハミルトンの新人時代の戦績は飛び抜けてますね!
新人時代の2007年イギリスGPは、ポールから母国初優勝も狙えたレースでしたが。
ピット作業のミスなどにより、惜しくも優勝は逃してしまいます。
それでも初母国GPで見事に表彰台ですから、やっぱりさすがは7度のチャンピオンですね!
今週末は、ピアストリに注目して楽しみましょう!
ということで、現役F1ドライバーたちの初母国GP戦績をチェックしてきました。
新人時代のマシン戦闘力に依存するところではありますが。
母国の大観衆の前でいきなり好成績を上げるのがいかに難しいか、統計的によく分かるデータでした。
でも第2戦サウジGPでは、予選Q3進出を果たして大器の片鱗を見せてくれたピアストリです。
ここ母国オーストラリアGPで、F1初入賞を達成する可能性も大いにあり得ますよね!
果たして母国の大歓声を背に、大物新人ピアストリが一体どんな走りを見せてくれるのか?
この週末は、ぜひピアストリに注目してオーストラリアGPを楽しむこととしましょう!
以上、現役F1ドライバーの初母国GP戦績についてでした!