ニュルブルクリンクのコースレコード保持者は佐藤琢磨! タイムにも注目してF1アイフェルGPを楽しもう!

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© F1 in the 2000s Twitter
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いよいよ本日から、2020年 F1第11戦 アイフェルGPが開幕します。

いよいよミック・シューマッハーがF1公式セッションにデビューします、走っているのを見るだけで感動しそうですよね。

他にも、ついにミハエルの最多勝91勝記録にルイス・ハミルトンが並ぶのか、ホンダ撤退発表後の意地の戦いぶりなど注目ポイントが満載で楽しみです!

 

そしてもう一つ注目ポイントが。

今回開催されるニュルブルクリンク・サーキットのコースレコード保持者はあの佐藤琢磨です。

このタイムが破られるのかにも注目して楽しみたいです。

意外に若いファンの方は知らない方も多いと思うので、当時の状況など踏まえて紹介したいと思います。

 

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伝説の2004年 F1ヨーロッパグランプリ

こちらが、そのコースレコードを叩き出したフルラップです。

タイムは1:27.691、2位のミハエル・シューマッハになんと約0.6秒もの差をつけます。

 

古いファンの方は、この時の興奮、覚えている方も多いのではと思います。

これより2戦前のスペインGPでは、フリー走行でトップタイムを叩き出したり、予選も3位につけてついに日本人が予選トップ3公式会見に登場する姿を見て感動しました。

 

それがなんとこのヨーロッパGPでは、ついに予選セッションでも1位となります。

いよいよ日本人初のポールポジションが現実になるのか、と期待に胸を躍らせましたよね。

 

2004年当時の予選フォーマット

© Planet F1 Twitter

当時の予選フォーマットは少々複雑です、ざっと以下のようなフォーマットと特長でした。

予選一回目:

前戦のレース結果下位から順にアタックし、予選二回目の出走順を決めるためのもの。

特長:燃料は空タンクなのでタイムが速い。

 

予選二回目:

予選一回目の下位から順にアタックし、レースの出走グリッドを決めるためのもの。

特長:燃料はレース分も積んで走るためタイムは一回目より遅くなる。

 

この佐藤琢磨のコースレコード、1:27.691は予選一回目のタイムでした。

肝心の予選二回目の結果は、ミハエル・シューマッハーがまさかの軽めの燃料で走ったため、一回目よりも0.1秒しか遅くない1:28.351というタイム。

対して最終走者の佐藤琢磨は、1:28.986で惜しくもポールポジションには届かず。

 

それでも、日本人として初めてフロントローを獲得となりました。

皇帝ミハエル・シューマッハーを軽めの燃料で本気にさせたということで、日本人ファンとしては誇らしい気持ちになったのを覚えています。

 

レースはまさにノーアタック・ノーチャンス

そしてレース結果の方は有名なのでご存知の方も多いと思います。

残念ながら、ご覧のように2位バリチェロを抜こうとして接触。

そしてその後、エンジン故障でリタイアとなってしまいます。

 

当時は、ここでオーバーテイクに行かなくても、3位で良かったのでは、という思いで見てました。

しかし、これぞノーアタック・ノーチャンスだったんですよね!

勝利を目指すのであれば、きっとここで抜くしかなかったということです。

 

ちなみに、レース後にバリチェロからは「アマチュア」呼ばわりされてしまいました。

しかし、その後F1関係者の間でも、これは後ろを見ていなかったバリチェロに責がある

ということで多くの意見は一致しています。

 

F1公式SNSもコースレコードを取り上げてくれています!

© Formula1 Instagram

F1公式SNSも、この佐藤琢磨のコースレコードを取り上げてくれています。

嬉しいし、なんだか誇らしいですね!

『シューマッハーが、このコースのレースラップレコードも、すべての最速レコードを持っている。ホントかウソか!?』

こんな感じで、F1公式Instagramのストーリーにアップしてくれています。

 

 

© Formula1 Instagram

どちらか選ぶと、

『答えはウソ。シューマッハーはレースラップレコードは持っているけど、全体ベストは佐藤琢磨が記録を持っているよ』

という感じでこんな画面になります。

いやぁ、なんだか本当に誇らしい、さすが2度のインディ500チャンピオンです!!

 

インスタグラムのストーリーなので、24時間で消えてしまいます。

本日10月9日深夜25時くらいまでだと思います。

なんだか誇らしい気分になるので、ぜひご自身でご覧ください!

 

1:27.691より速いタイムが刻まれるか注目

ということで、佐藤琢磨のコースレコードを振り返ってきました。

ご存知なかった方は、このタイムが破られるのかどうか、F1アイフェルGPの楽しみがまた一つ増えたのではないでしょうか。

 

普通に考えたら、現代F1マシンがあっさりタイム更新してしまうのでしょう。

しかし昨日の記事にも書いた通り、このサーキットの天気はどうなるかわかりませんので、もしかしたら、雨が絡んでこのレコードタイムが更新されないかもしれません。

 

オールドコースを現代F1マシンがとんでもないタイムで疾走するのも見たいような、

日本人ファンとして誇らしい記録が破られて欲しくないような、贅沢な悩みです(笑)

いずれにしても、天候も不安定なので安全第一で運営してもらって、今日から始まるF1アイフェルGPを楽しむこととしましょう!

 

以上、ニュルブルクリンク佐藤琢磨のコースレコードについてでした!

 


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