イベント日を除く3日間では約36万人と、2006年日本GP鈴鹿とほぼ同じ。
同じく今年3年ぶり開催となる日本GPも、同じくらい盛り上がりたいですね!
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2022年F1第3戦オーストラリアGPが終わって、いろいろ振り返っています。
今年目立っていたと言えば、オーストラリアの大観衆ではないでしょうか。
この週末でのべ42万人の観客動員数を記録し、過去最大だったようです。
これがどれくらい凄い観客数だったのか?
良い機会なので、過去の日本GP観客動員数と比較してみました。
そしたらなんと今回のオーストラリアGPと、ほぼ同じ観客数だった年がありました!
オーストラリアGPでは、金曜からスタンドに多くのお客さんの姿が映し出されて。
今年の日本GP鈴鹿でも、同じように盛り上がりたいと思ったので。
今回のオーストラリアGPの観客数と、過去の日本GP鈴鹿の観客数との比較を見てみましょう!
2022年オーストラリアGP、3日間では約36万人
まずこちら、先日のオーストラリアGP。
表彰台を見るために、大観衆がコースになだれ込んだ様子です!
オーストラリアは、コロナ対策は厳しいと聞いていたのですが。
ほとんどマスクしてないし、ほんとコロナはどこに行っちゃったんでしょう(笑)
観客動員数は「のべ約42万人」と、いろんな情報サイトでご覧になった方も多いと思います。
でもこの数字、イベント開催の木曜日も含めた4日間合計の数字なんです。
曜日ごとの内訳は、オーストラリア国内のサイトにいろいろ情報が出ていて。
- 木曜日:約5万人
- 金曜日:約11万人
- 土曜日:約12万人
- 日曜日:約13万人
ざっとですが、こんな推移だったようです。
レース開催の金~日曜日の3日間では、約36万人ですね!
イベントに5万人も来場するのも凄いですし。
金曜フリー走行での11万人の観衆というのも、ほんとに驚きの数字です。
日本GP、過去最大観客動員数との比較
こちら日本GP鈴鹿の観客動員数、これまでのトップ10です。
Wikipediaに詳しく載っていますので、ぜひご覧になってみてください!
ご覧の通り、1990年代から2000年代前半にかけて。
3日間で30万人以上の大観衆が鈴鹿に詰めかけた年が、ゴロゴロありますね!
その中で、これまでもっとも多かったのが2006年で361,000人。
ちょうど、今年のオーストラリアGPの3日間とほぼ同じ観客動員数でした!
ただし曜日ごとの内訳を見てみると、金曜日フリー走行の観客数が全然違いますよね。
オーストラリアGPの方がちょうど倍くらいの11万人もの観客なので、やっぱり金曜がケタ違いに凄かったんですね。
その分、2006年日本GPの方が土曜・日曜は凄い人数となっていて。
決勝日だけで、なんと161,000人もの観客が当時詰めかけたんです!
2006年日本GPは、「シューマッハ引退」「鈴鹿での最後のF1開催」「日本チームのスーパーアグリ参戦」など。
とにかく過去最大の観客数も頷ける、大盛り上がりとなる要素がてんこ盛りでした。
2006年日本GP鈴鹿は、人・人・人!
その2006年日本GP、管理人が撮った写真をいくつかご紹介します。
こちらレーススタート直前の、最終コーナーから1コーナー手前までの全景です。
ぎっしり観客で埋まっていて、今では考えられないくらい仮設スタンドがあることも分かりますね。
こちら、最終コーナー上の仮設スタンド。
後ろの山の高さに負けないくらい、恐怖を感じるほどの高さの仮設席です(笑)
そこに人がぎっちり埋まっています!
こちら、現在のC席ホンダ応援席から、D席のS字にかけて。
近年は、スタンド前列の方には空席が目立ちますが、最前列までぎっちり埋まってますよね!
スタート直前の、グランドスタンドはこんな感じ。
こちらもV1席の前列まで含めて、空席が一切無いことが良く分かります。
こちら土曜予選後ですが、帰路に向かう観衆の状況。
現B2席スタンド上から撮ったのですが、予選終了インタビューの15分後です。
15分以上、こんな感じでまったく動かずとんでもない状況でした(笑)
まだいっぱい写真あるのですが、とりあえずこれくらいで。
とにかくもの凄い人数で、大盛り上がりだったことが分かっていただけましたでしょうか(笑)
3年ぶりの2022年日本GP、盛り上がりましょう!
そんな36万人も集まった日本GPも、今は昔。
こちら観客動員ワースト10ですが、ここ10年ほどに集中していることが分かりますよね。
台風の影響で土曜日が中止になったり、自由席が無くなって指定席化されたことも理由にありますが。
全盛期の、およそ3分の1程度まで落ち込んでいることが分かると思います。
もちろんサーキットでの盛り上がりは、観客動員数がすべてではないです。
でも多くの方と一緒に、感動のシーンを共有する方がやっぱり嬉しいですよね!
なので、オーストラリアGPの大観衆を見て。
「同じ3年ぶりの今年の鈴鹿、同じように大観衆で盛り上がりたいな」
と思いましたので。
今年のF1日本GP、残念ながらホンダは居ませんが「ほぼホンダ」は居ますし(笑)
「3年ぶり」「角田裕毅」「フェラーリ復活」など、2006年に匹敵する盛り上がりでもおかしくない要素も十分だと思っています!
なので、チケット発売はまだまだ先になりそうですが。
オーストラリアGPに負けないくらい、今年のF1日本GP鈴鹿は現地観戦でぜひ盛り上がることにしましょう!
以上、オーストラリアGP観客動員数と日本GPとの比較でした!