イタリアGPのようなトゥの取り合いで、また予選が大混乱しなければ良いですが。。
いよいよ2020年F1のラスト3連戦、明日から開幕します。
まずはバーレーンで2連戦、そのあとに最終戦アブダビGPとなります。
そのバーレーン連戦の2戦目となるサクヒールGPでは、超高速の外周コースを使うことが8月に告知されていました。
そして先日F1公式サイトに、実際にスポーツカーが走行するオンボード映像が公開されました。
今までコース図を見るだけでしたが、実際の走行動画を見るとまたイメージが違ってきました。
なので今日はこのオンボード動画を紹介したいと思います。
スポーツカーでの走行オンボード動画
こちらが、F1公式サイトにアップされている動画のリンクです。
動画:44秒~1分3秒あたりまで、外周コースの新レイアウト部分となります。
4コーナーまでは通常コースを走行し、そこからが新しい外周コースです。
そして、外周コース部分を走った後にまた通常コースに戻っていきます。
思った以上にクネクネな外周コース部分
走行動画を見ていて、赤枠の外周コース部分は思った以上にクネクネしていることが解りました。
それでも現代のF1マシンであれば、単独で走る分にはまったく問題なく超高速で駆け抜けることができると思います。
しかし、レース中は前車にぴったりくっつくのは難しい印象でした。
これが何を意味するかというと、、、
実際にこの区間で全車の真後ろにつけないのであれば、オーバーテイクの難易度は通常コースとあまり変わらないのでは、と思います。
F1GPニュースでも言っていましたが、これは確かに3本目の最終コーナーまでのストレートでもDRSを使えるようにして欲しいですね。
そうしないと、オーバーテイクしづらいレースになるのではないかという印象です。
イタリアGPに続き、またも予選の大渋滞が心配
またこのレイアウトになって心配なのが、昨年や今年のイタリアGPで問題になった、予選でトゥを使うための大渋滞が発生するのでは、という点です。
最終コーナーまで平坦で見通しの良いモンツァサーキットとは異なり、バーレーンサーキットの最終ストレートは登り下りの勾配があります。
もしスロー走行して大渋滞しているところに、後続からアタックしているマシンが来た場合、ブラインドになって見えない、なんてことにならないかと、今から少し心配になりますね。。。
とは言っても、新しい試みは楽しみ!
と、心配ばかり書き連ねてきましたが、でも同一サーキットでまったく性格が異なるレイアウトで連続開催するという新しい試みは素直に楽しみです!
もし今回のサクヒールGPが成功すれば、フランスGPやアブダビGPなどコースレイアウトが変更しやすいサーキットでは、例えば開催年によってレイアウトを変更するなどの可能性が出てくるのでは。
もしかしたらそんな、新しい展開のきっかけになるかもしれません。
そういう意味でも、2週連続開催で、レイアウト変更により、どのような変化が生み出されるのか。
無事と成功を祈りつつ、これから始まるバーレーン2連戦をじっくり堪能したいと思います!
以上、バーレーン外周コースの動画公開についてでした!