ノリス以来4年ぶりに、マクラーレンからF1デビューするオスカー・ピアストリ。
マクラーレンデビューの新人は有望株が多い気がするので、その後のF1戦績を調べてみました!
2023年、F1デビューする新人は3名です。
その中でも、マクラーレンからデビューするオスカー・ピアストリに注目しているF1ファンの方は多いのではないでしょうか。
この10年、メルセデス・フェラーリ・レッドブルのトップ3チームからF1デビューした新人は居ません。
なのでその次の勢力であるマクラーレンからのデビューって、新人が望み得る最高のチームからのデビューとなるのではないでしょうか。
そんなことを思っていたら、また頭に疑問が沸いてきました。
『マクラーレンからデビューした新人、その後大活躍した有望株が多くないか?』
ノリスもそうですし、ハミルトンもそうです。
新人ながらマクラーレンに選ばれるほどのドライバーですから、その後の戦績が気になりますよね。
ということで、さっそく調べてみることにしました!
マクラーレンデビューの新人ドライバー一覧
デビュー年度 | ドライバー | 参戦形態 |
---|---|---|
2023年 | O.ピアストリ | フルシーズン |
2019年 | L.ノリス | フルシーズン |
2016年 | S.バンドーン | スポット |
2014年 | K.マグヌッセン | フルシーズン |
2007年 | L.ハミルトン | フルシーズン |
1995年 | J.マグヌッセン | スポット |
1993年 | M.アンドレッティ | フルシーズン |
(調査条件)
- 1987年以降の新人ドライバーを調査
- スポット参戦によるF1デビューも含む
まずは、マクラーレンからデビューした新人ドライバーの一覧を確認しておきましょう。
管理人がF1を見始めた1987年以降、マクラーレンデビューの新人はピアストリで7人目ということが分かります。
37シーズンで7人目ですから、約5年に一度くらいのペースの狭き門ということですね。
スポット参戦ではなく、フルシーズンで参戦となるとさらに少なく5人目となります。
ただしバンドーンはデビュー翌年の2017年にはレギュラードライバーとなったので、フルシーズンとカウントしても良いかもですね。
あと、調べてみて思い出しましたが。
マグヌッセン親子が、共にマクラーレンからF1デビューしているのも面白いです。
父ヤンは、レギュラードライバーのハッキネンが虫垂炎で欠場したための代打出場でした。
それにしても、親子揃って強豪マクラーレンからF1デビューしたなんて凄いですよね!
マクラーレンデビューの新人 その後のF1戦績
ドライバー | ポール 獲得 |
表彰台 | 優勝 | タイトル 獲得 |
---|---|---|---|---|
O.ピアストリ | ? | ? | ? | ? |
L.ノリス | 〇 | 〇 | ||
S.バンドーン | ||||
K.マグヌッセン | 〇 | 〇 | ||
L.ハミルトン | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
J.マグヌッセン | ||||
M.アンドレッティ | 〇 |
太字:2023年現役ドライバー
ではマクラーレンデビューの新人6名、その後のF1戦績キャリアを見てみましょう。
結果は・・・あれれれれ?
ポールや表彰台は、半数以上のドライバーが獲得しているものの。
優勝もタイトル獲得も、唯一ハミルトンのみという結果となりました。
マクラーレンからデビューするほどの有望株としては、ちょっと淋しい結果な気がしますね。
もしかしたらハミルトンの戦績が強烈すぎて、マクラーレンデビュー新人と言えばハミルトンの戦績を管理人が勝手にイメージしていただけかもしれません(笑)
でも、ノリスやマグヌッセンは現役でこれから優勝やタイトル獲得を達成するかもしれませんし。
バンドーンもアストンマーチンのリザーブなので、もしかしたら今後またF1でチャンスを掴む可能性もありますし。
マイケル・アンドレッティに至っては、チームとしてF1に参戦してきて。
F1ドライバー時代の借りを返してくれそうですよね(笑)
ウィリアムズの場合は?
年度 | ドライバー | ポール | 表彰台 | 優勝 | タイトル |
---|---|---|---|---|---|
2023 | L.サージェント | ? | ? | ? | ? |
2022 | N.デ・フリース | ||||
2020 | N.ラティフィ | ||||
2020 | J.エイトケン | ||||
2019 | G.ラッセル | 〇 | 〇 | 〇 | |
2018 | S.シロトキン | ||||
2017 | L.ストロール | 〇 | 〇 | ||
2013 | V.ボッタス | 〇 | 〇 | 〇 | |
2011 | P.マルドナド | 〇 | 〇 | 〇 | |
2010 | N.ヒュルケンベルグ | 〇 | |||
2007 | 中嶋一貴 | ||||
2006 | N.ロズベルグ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
2001 | J.P.モントーヤ | 〇 | 〇 | 〇 | |
2000 | J.バトン | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
1996 | J.ヴィルヌーブ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
1994 | D.クルサード | 〇 | 〇 | 〇 |
太字:2023年現役ドライバー
(調査条件)
- 1987年以降の新人ドライバーを調査
- スポット参戦によるF1デビューも含む
ちなみに、比較してみる方が分かりやすいと思ったので。
マクラーレンと同じく、1987年からずっと存在し、新人もデビューしているウィリアムズも調べてみることにしました。
1987年以降、名門ウィリアムズからデビューした新人はサージェントで16人目でした。
マクラーレンの2倍以上も居る理由は、2010年代終盤の苦しいチーム事情のためと言えそうなデータですね。
でもそんな中で、その後のF1戦績は凄いことになってます。
ウィリアムズデビュー組で、F1に4年以上生き残った10名全員がポールを獲得してます。
さらに優勝は半数の8名が達成、タイトルも3名が獲得しています!
しかも、現役ドライバーがマクラーレンを超える6名も居ます。
なので今後、さらに記録が伸びていく可能性も大いにありますね!
大型新人ピアストリに注目して楽しみましょう!
ということで、マクラーレンとウィリアムズからデビューした新人。
その後のF1戦績をチェックしてきました。
うーん、今回調べたデータ結果だけ見ると。
有望株と言えるのは、マクラーレンよりもむしろウィリアムズでデビューした新人というジンクスになるんでしょうか。
でもあくまで、母数の少ないただのジンクスデータですから(笑)
デビュー前から『僕には契約が無い!』なんて、大物感溢れる名言も残してくれてますし。
とにかく今年は、マクラーレンからデビューするピアストリに注目です!
ハミルトンと同じ、マクラーレンからのデビューということもありますので。
夢は大きく、ハミルトン以来となるデビューイヤーでの優勝とか達成しちゃって欲しいですよね!
果たして、一体どんな活躍を見せてくれるんでしょうか?
大型新人ピアストリにも注目して、2023年のF1を思いっきり楽しむこととしましょう!
以上、マクラーレンからデビューした新人のその後のF1戦績についてでした!